ビジネス Feed

2008年9月18日 (木)

品質意識

関係者には防止策についても検討してもらっていますが、先日、WEB調査票の表記ミスで4千5百件のデータ取り直しが発生しました。

WEB調査票は3人で確認しましたが、表記ミスが発見できないまま大量の回収に進んでしまいました。ミスがあったのは最初の1問目で、複雑な設問でもないので、何故このミスが事前に見つからなかったのかと思える内容です。

今回は私と小池さん、金森さんでお詫びと説明に伺って、全件取り直すことで許してもらえました。謝礼や外注などで多額の経費が発生するのは痛いですが、お客様の信用を取り戻すのが第一ですのでやむを得ません。

作業ミスはとても恐いことです。経費や作業負担のこともありますが、それよりも1番怖いのは大切なお取引先の信頼を失って、取引停止になることです。その面で今回はお客様のご理解をいただくことができて本当に良かったです。取り直しでお許しいただけると分かった時には正直ホッとしました。

松下さんのファンヒーターやパロマの湯沸し器にも見られるように、1つの部品の欠陥が大きな信用問題につながります。品質に対する社員の意識の緩みが、雪印というトップブランドを失墜させました。小さなミスを防ぐために天下のトヨタでも、それぞれの現場で大変なQC活動を続けています。

人間ですから必ずミスはあります。そのためシステム化を進めたり、人のチェックも3重に行うなどの防止策を取り入れています。しかし、組織としてミスを出さないようにするには、全員がサービス品質の重要さを自覚して、絶対に当社から欠陥商品は出さないという意識を持って業務にあたることが前提になります。

調査票やデータのチェックは単純でつまらない作業かもしれません。でもそういう小さな作業の正確さの積み重ねが、当社のサービスの品質を作り、お客様との信頼関係の基礎になっていることは忘れないで下さい。 

2008年8月29日 (金)

営業コンサル

先日ある営業コンサル会社の役員が来社されました。昨年度に営業グループがコンサルを頼んだ会社です。

こちらの会社には2百万円のコンサル費を支払いました。それからこのプロジェクトのために営業マネジャーが何度も会議をしていましたので、人件費や営業時間の機会損失まで含めるとかなりの費用負担をしたことになります。

でも、このコンサル会社から提案を受けて9ヶ月経ちますが、営業の現場では何1つとして提案が取り入れられていません。

それで、来社した方に何も使われていなくて不満であることを伝えると、「でもレポートを検収したのは御社ですよね。ご担当者は満足してくれたと聞いています。しかし、この契約のステージで止めてしまうと役に立たないことも多いんです。ですから、営業成果を出すために、是非、次のコンサル契約を結んでほしいんです!」といいます。

詳細な経緯は分かりませんが、「最初の契約では役に立たないサービスを提供している」こと自体が無責任に感じました。そして、営業の押しは強いですがロジックが変で、そんな会社にコンサルを頼んでも無駄になるだけだろうなあと思いました。

コンサルを頼めば営業が良くなるというのは幻想だと思います。それよりもまずは自分達でお客様を訪問して、お客様とのコミュニケーションの中で得られた情報から考えるところに、本質的な解決策や次の発展に繋がるヒントがあるはずです。

先日の経営会議で遠藤監査役が「営業は今も昔も御用聞きが基本です。」と仰っていました。お客様が困っていること、求めていることをお伺いして、そのことに対して当社で何が出来るかを真剣に考えて、提案させていただくのが「御用聞き」ということでしょう。今風にいうとこれが「コンサルティング営業」ですよね。

しっかりと「御用聞き」をやって、お客様のお役に立つサービスを提供するために誠意を尽くして頑張りましょう。

2008年8月21日 (木)

パラシュート

アンドディさん関連をもう少し紹介します。

ベンチャー企業の創業者にリクルート出身者が多いことは有名ですよね。マクロミルさんの創業者も今の経営者もほとんどが元リクルート社員です。私もリクルートさんの営業や経営には興味があって「リクルートのDNA」、「みんなリクルートから教わった」、「リクルート式営業」など、リクルート関連の本は10冊以上読んでいますが、やっぱりこの会社は面白いですね。

リクルート出身者の起業が多いのは、同社が35歳前の退職を勧めていていることもありますが、彼らの多くが自立心があって、自分の営業力に自信があることが1番の要因だと思います。

以前、信時社長から「20代の頃は広告営業でよくパラシュート作戦をやった」という話を聞きました。「パラシュート作戦?」とは新しいビルができると、上司が「このビルはお前にやるからパラシュートやって来い!」と指示をして、若い営業がそのビルの1番上のフロアからすべての会社に飛び込み営業をやることだそうです。

ライバルはリクルートの他の営業所の営業マンで、同じ会社の営業同士が同じビルの顧客開拓競争にしのぎを削ります。そういった20代のがむしゃらな営業経験が、「自分はゼロからでも仕事を作る力がある」という自信につながり、起業の背中を押すのでしょう。

信時さん達が独立のことを話し合った時にも、「仕事がなかったら、全員で朝からテレアポと飛び込み営業すれば何とかなるだろう」というところで意見が一致したそうです。そのあたりがリクルート社員の共通認識なんでしょうね。

若い時に何をやったか、どの位がむしゃらに頑張れたかは、その後の職業人生にとって大きな影響があります。特に20代の皆さんは目の前の仕事に貪欲に取組んで、「ここだけは誰にも負けない」というものを掴んでほしいと思います。

2008年8月 7日 (木)

外資契約

先日、CRC総研の時の後輩から引き合いがありました。大学が同じと言うことで私がOB面接をやった後輩ですが、もう3年以上会っていませんでした。でもこういう時に思い出してもらえるのはありがたいことです。

CRC総研のシンクタンク部署がなくなったため、みんな色々な会社で頑張っています。職場がなくなったためネットワークが広がるというのも皮肉なことですね。

彼は外資系のIT企業でセキュリティ関係のコンサルをやっていて、官公庁案件のでデータ分析の部分を手伝って欲しいということでした。話を聞いたら十分にできそうな業務なので、秋山さんに営業対応をお願いしました。

一通り仕事の話が終わったので、「最近どうなの?」と近況を聞いたら最近結婚して、3ヶ月前にお子さんが生まれたと言います。「そうか知らなかったのでお祝いもできず悪かったな。では来週にでもお祝いで飲みに行くか」と誘ったら、「悪いんですけど高井さんとは食事できないんですよ」と言います。

最初は「え、何言ってるの?」と思いましたが、よく聞いてみたら会社との雇用契約に「取引先とは一切会食をしない」という条項があって、これを破ると懲戒解雇もあるのだといいます。お引き合いをもらった時点で、プライベートな先輩が取引先になったわけです。

外資系の雇用契約って色々とややこしいですね。彼とはこの仕事がきっちり終わって、利害関係者でなくなってたら直ぐに飲みに行くことしました。

2008年7月24日 (木)

現場

先日、朝日新聞の友人と飲みに行きました。友人といっても6年ほど前にネットリサーチの取材で来社された記者の方で、年が近いということもあって話が合って、時々飲んで話す関係が続いています。

新聞記者は普通の会社員とは異なる経験をしています。政治家と会ったり、大会社の社長に取材したり、黒塗りのハイヤーで出かけたり、夜討ち朝駆けも経験しています。彼からそんな話を聞くのも楽しみで、どちらかとなく声をかけています。

そんな彼も40代の後半になり、数年前から新聞記者ではなくデスクといわれる管理職になりました。デスクは記者が書いた記事をチェックしたり、掲載するしないの判断をする仕事のようです。それを彼はちょっとつまらなく感じているようでした。

大新聞社に入るような人は天下国家や、社会正義のために働けるということをモチベーションに頑張ってきたのでしょうね。それが管理職で間接的に関わる立場になると、ちょっと力が抜けてしまうのかもしれません。

私もリサーチャーの仕事は好きでお客様から喜んでいただく自信もありました。でも、今、自分が最初から最後まで全部自分1人ででやるというと、おそらく集中力が続かないと思います。現場は好きでも現場はできない、でもどう動けばうまく行くかは想像が付くという立場なのかもしれません。

だから気力、体力、集中力の優れた20代、30代の皆に現場を任せて、ぼーっと全体を見て、これまでの経験やネットワークを活かして判断することや、調整するような仕事が良いのだと思います。それがデスクになるということであり、組織の管理職や経営者になるということなのでしょう。

彼と2人でワインを1本空けて、何となくそんなことを話し合っていました。

2008年7月23日 (水)

プロ意識

昨日、松尾さんのプロ意識について紹介しました。1人で会社を切り盛りするには高い専門性と、徹夜をしてでも約束を守る強い意志、何としても相手を満足させるサービス精神が不可欠です。

でも独立しているからプロ意識が必要なのではありません。会社員でも自分の仕事の役割を意識して、そこでの責任を果たして、周りから認められ、信頼されるためにプロ意識を持って努力をすることは必要です。

特に当社のような専門サービスを提供するような会社では、営業もリサーチャーも主体的に学習して、専門的な知識と技術、ノウハウを身に付けなければなりません。少なくとも本を20冊か30冊読んで分かる程度の基礎知識を、入社して2年目になっても理解していないようでは困ります。

主体的に勉強しない人、新しい知識や技術をインプットすることに興味のない人は、この仕事には向きません。ある程度の知識やスキルと経験があって、始めてお客様とコミュニケーションが取れて、お客様のお役に立てるという実感が得られるようになります。

営業はお客様から課題を聞かせていただき、適切な企画を迅速に提案する仕事です。そのためには、マーケティングやリサーチの基礎知識と、調査設計や企画提案の経験とノウハウが必要です。

「迅速」というのは実施計画や見積は当日か翌日、提案書でも1週間以内に提出することです。そうでないと対応の遅い会社というレッテルが貼られ相手にされなくなります。他社もそんなスピード感で動いています。拙速でも良いからスピード重視で行きましょう。

リサーチャーは技術と専門性を磨いて、お客様に頼りにされて戦略判断に多少なりとも影響が与えられる存在を目指して下さい。それには学習しながら、色々な案件を沢山経験して、お客様とのやり取りでスキルを磨くしかありません。リサーチャーが他社に負けない満足を提供できれば、自然と良い仕事が付いて来ます。

私も社会人になって25年が経ちました。色々な人の過去と現在を眺めてみると、自分が乗った船(会社や業界)で地道に努力をし続けて、ある分野での専門性やネットワークを身に付けた人が堂々と生きているように感じています。専門職を目指すには少し愚直で不器用なくらいの方が良いのかもしれません。

全員がお客様の要望に応えられる「プロの集団」を目指して努力して行きましょう!

2008年7月22日 (火)

プロの部屋

VATEの西郷社長から、シャープマインドの松尾社長を紹介してほしいと言われたので、野尻さんも誘って3人で同社を尋ねました。

前にも紹介しましたが松尾さんは私のCRC総研時代の後輩です。西郷さんもマイボイスのOBで後輩みたいなものですので、後輩同士を引き合わせたような感じです。

2人とも有能でプロ意識があり、1人でコンサル会社を経営しているという共通項があるので、良い関係になればと思います。

080702_1857002松尾さんのオフィスは本郷の東大の近くにあります。もう独立して7年目になり、ずっとここで働いてきたそうですが、この本の山を見てください。森さんの机が10畳のオフィス一杯に広がったような光景でした。

彼は昔からマーケティングとか、リサーチとか、データ分析という自分の専門に少しでも関係する本があると「必ず買う!」という習性があります。全部は読んでいないと言っていましたが、ほとんど目を通しているみたいです。

本人は「本を読んで新しい情報を仕入れるのは、自分の商売にとっては原料調達みたいなものですからね・・」と言っていましたが、プロとして生きていくために大変な量の勉強をしているんですね。

独立してプロのコンサルとして生きていくには、こういう努力の積み重ねが必要です。専門書の山を見て改めて彼のプロ意識に触れたような思いがしました。

2008年7月15日 (火)

競合調査

「リクルートのXXです。」という電話のお引き合いがありました。外山さんが対応してくれたのですが、アフリエイトの広告予算がいくらですかとか、見積の作り方がどうかとか、お客様が通常は聞いて来ない内容を細かく聞くので不審に思ったのだそうです。

それで気を利かせて着信履歴の番号で検索したら、相手はリクルートではなくネットリサーチをやっている競合会社の代表番号だったそうです。架空のユーザーを想定した競合調査だったのですね。

ビジネスは競争です。競合他社のことを出来るだけ調べて強みと弱みを分析し、自社の戦略を考えることは必要なことです。でも別な会社の名前を使って、お客様のふりをしてヒアリングするというのはフェアではありません。

ビジネスは競争ですが守らなければならない商道徳があります。こういう不正は必ずばれて、「あそこは信用できない・・」という評判になって帰ってきます。

商道徳に反する行為は絶対にやってはいけません。少なくとも当社はフェアな土俵で一生懸命に競争をする会社でありたいと思います。

2008年6月26日 (木)

スピード2

ソフトバンクモバイルさんのリサーチ担当者と面会した後で、営業戦略部で働いている知人と面会しました。彼はある流通会社で働いていた方で、協業事業で知り合って、その後も時々飲んで情報交換する良い関係を続けています。

彼が同社に転職したのは1年ほど前ですが、事業のスピードの速さと、職務の権限と責任の厳しさに大変驚いていました。

同社では色々なことが突然決まり、それを1ヶ月で実現することが求められるそうです。「Aという商品を1ヵ月後に発売するので、各部署はそれまでに準備するように!」という感じです。それが半年でも3ヶ月でもなく、原則は「1ヶ月以内の実行」だそうです。

その様な業務が発生すると、その月は毎日11時頃まで働くことになります。携帯業界はこの様なスピードでないと生き残れないのかもしれません。そして、社員もそのミッションが達成できたかどうかで、厳しく評価されどんどん選別されるそうです。

仕事に何を求めるかによりますが、若い時期に「ぎりぎりの環境で頑張ったこと」は貴重な経験になるかもしれませんね。私の知人もだいぶ逞しくなった印象を受けました。

私達も厳しい市場競争の中にいます。彼と話をして、当社ももっとスピード感を持って仕事に取組むことが必要だと感じました。

2008年6月25日 (水)

スピード

河端さんが頑張ってソフトバンクモバイルさんに営業をかけています。定期レポートを持って2度目の訪問に行くというので同行しました。

汐留めのソフトバンクビルに行くと受付は50人以上の来客でごった返していました。初対面だと受付をしてもどこにいるか分からないので、携帯電話の番号を聞かれるのだそうです。そのくらい来客が多く、色々な商談が行われていることが推察される光景でした。

先方はリサーチ担当の方でしたが、毎週1人で3~4本の調査を実施しているそうです。そんなリサーチ担当者が10人くらいおられるのですから、年間でどの位の調査が行われているのか想像が付きますよね。

そのほとんどが今日の明日のという時間との勝負で行われていて、あるテーマは同じ指標を毎日、正月も休みもなく調査しているということです。マンスリーでもウィークリーでもなく、デイリーリサーチです。そして、デイリーの指標が2、3日変化すると、急遽関係者が集まって、何故そのような変化が起きているのか徹底して調べて、すぐに対処するといいます。

私も色々なクライアントと話をしてきましたが、デイリーの調査指標を追っかけているような会社は始めてでした。携帯電話の世界は激しく変化していて、同社は攻める立場なのでとにかく市場の変化に対応するスピードを重視しているようです。

同社には既に数社のネットリサーチ会社が入ってしのぎを削っています。河端さんが頑張って定期でアプローチをしたため、まずはスポットのテーマで提案をさせていただく機会がいただけそうです。ただ、上記のような会社ですのでスピード対応が不可欠です。

他のネットリサーチ会社も頑張ってその要望に対応しています。当社の内部事情と当社のスピード感に合わせていては競争には勝てません。決して楽な仕事ではありませんが、こういうご要望に対応していかないと取り残されてしまいます。あくまで市場ありき、お客様の要望ありきで対応して行くことが必要です。

ビジネスの最前線はこんなスピード感で動いています。大変でもやるしかありません!

2008年6月16日 (月)

西郷さん

080605_1853001 080605_1851001VATEの西郷社長から新しい事務所に誘われたので、岡島さん、野尻さん、金森さんも誘って夕刻に訪ねてみました。

新しい事務所は東京都のベンチャーインキュベーション施設で、もともと職業訓練の建物だったのだそうです。場所は墨田区の本所で駅からちょっと歩きますが、家賃は驚くほど安いものでした。

独立すると本当に色々な経費があることに気付きます。オフィス代というのはその中でも金額が大きいので、できるだけお金をかけないことが大切です。そういう意味でも西郷さんは堅実にやっているなと感心しました。

彼が当社から独立して丁度1年が経ちますが、1年目から忙しくやっていますし、当社にもR社の大きな共同案件を持ってきてくれました。これは彼の技術力と、これまでに築いてきた色々な信頼関係の賜物だと思います。

VATEさんとは当社の大切なパートナーとして、これからもお互いに信頼し、補完し合える関係でやって行きたいと思います。

2008年6月 4日 (水)

技術営業

私の大学時代の親友にシリコンメーカーの海外営業部長をやっている者がいます。大学院のマスターを出て会社の研究所で働きながら「工学博士」も取った技術者です。彼とは学生時代も社会人になっても良く飲んでいて、先日計算したらもう700回は飲んでいることに気付きました。なかなかの数字でしょう。

彼は卒業してから10年位は研究所で働き、次に兵庫の工場で製造課長をやり、その後に米国と台湾で8年間働いて数年前に帰国しました。ずっと技術畑を歩んで来たのですが、2度目の海外勤務で台湾に行く時に本人の希望で「営業」に異動しました。

その時は「お前が営業で大丈夫か?、大体営業の仕事というものはなあ・・」と神田の飲み屋で営業マン心得講座を開いたのですが、その彼が担当エリアの売上を4倍に伸ばして海外営業部長に抜擢されました。聞いたら売上予算もビックリするほど大きいもので部下も相当な人数です。

営業の実績を上げるのは営業経験がマストではないんですね。それよりも取り扱う商品の内容や技術をちゃんと理解していて、お客様が何を望んでいるのかが分かり、お客様のご要望に合った良い提案ができることが1番重要なのかもしれません。

それから、フットワークの良い行動力と、良い人間関係を作る能力でしょうか。彼は沢山のお客と直接会うことを重視して毎週の様に海外出張をしています。そして、以前一緒に働いていた米国人や中国人ともすごく良い関係を築いています。

営業はお客から無理を言われても、「いやー参ったなあ~、でも頑張って何とかしますよお」と言って走り回るやつが良いんじゃないの。それから大変な仕事の後でも飲みに行ったら大口開けて笑っているやつ、そんなやつが最後は実績上げてるよね。

そして絶対にウソや誤魔化しを言わない奴、俺はそういう奴に重要な仕事を任せてるよ。

そんな営業マン講座を神田の飲み屋で聞かされちゃいました・・・

2008年5月30日 (金)

自分探し

2月までアルバイトをしてくれていた平下さんと飲みに行きました。

彼は大学院を出てあるシンクタンクで5年ほど働いてから、何社かでアルバイトをしながら「自分は何をすべきなのか」を考えていました。そういう意味で私が20代の中頃に放浪した時と同じなので気持ちは良く分かります。真面目に自分の人生を考えている人ほど、そういう「自分探し」の時間を必要とするのかもしれません。

頭で考えるのと実際にやることでは開きがあって、一生懸命に考えても分からないことが沢山あります。私も若い時に少し寄り道をしてそのことに気付きました。実際は自分が好きなこと、得意と思うこと、ちょっとだけ強いと思うことに拘ってやっていくしかないんでしょうね。

彼も2年近く考えてあるコンサル会社で働くことを選択をしました。当社でアルバイトをしてもらったのも何かのご縁と思うので、これからも頑張ってほしいと思います。

2008年5月28日 (水)

5回のなぜ

先日ある講演でトヨタの「結果の検討と5回のなぜ」という話を聞きました。

これはトヨタのQC活動を推進して副社長まで務めた大野耐一さんの話です。5回「なぜ」を繰り返し、トラブルの原因を問い、問題の根源までたどり、なすべき方策を明らかにする。」のだそうです。

例えばこんな感じだそうです。

①なぜ機械が止まったのか→電圧がかかりヒューズが飛んだから

②なぜ電圧がかかり過ぎたか→ベアリングの油が足りなかったから

③なぜ油が足りなかったか→油さしポンプが十分動かなかったから

④なぜポンプが動かなかったか→ポンプのシャフトが磨耗したから

⑤なぜシャフトが磨耗したか→ストレナーがなく金属カスが入ったから

(改善策)ではストレナーを付けて金属カスの混入を防ぐことにしよう!

トヨタはこの様な検討が現場にまで徹底されていて、小さなミスやトラブルでも必ず「5回のなぜ」を行って具体的な対策を取ることで、高い品質と生産性を実現しています。

あの巨大会社のトヨタでもこの様な地道なQC活動を続けています。当社はまだまだ改善すべき事が沢山あります。何かミスが起きた時は「5回のなぜ」を繰り返して、具体的な対策が出るまで検討を進めて下さい。

各部署での取り組みをお願いします。

2008年5月22日 (木)

VCの仕事

ベンチャーキャピタル(VC)という仕事もネットベンチャーの成長によって注目されるようになりました。私が大学を出る頃はそういう業種自体知りませんでしたが、最近ではかなり人気の職種なのだそうです。

VCの仕事は電話営業でベンチャー企業の社長と面会して、自社と自分を売り込むことです。そして、先方の会社と社長の見極めをするということです。担当者と営業アポを取るのも大変なのに、忙しくて癖の強いベンチャーの社長のアポを取って自分を売り込むわけですから、とってもハードな営業です。

当社も伊藤忠テクノベンチャーズ(ITV)、野村證券系でVC最大手のジャフコ、それからみずほキャピタルの3社から出資をいただいています。その切っ掛けになったのが、ジャフコの担当者が営業電話をしてきてたことでした。この時の担当者が大河原さんでした。

彼はとても真面目で人間味のある男で、私と気が会うところもあり、当社の担当を離れてからもお付き合いが続いています。先日も1年ぶりに飲みに行きましたが、今はジャフコを辞めて従業員が70人の中小メーカーの常務となっています。

VCで働いている人は、独立して会社を作るか、ベンチャーの経営者に転出する人が多いそうです。彼の同期も9割は同社を辞めて何らかの形でベンチャーに携わっていると聞きました。そういう面ではなかなか面白い仕事のようです。

「調子はどう?」と聞くと、「いやー、中小メーカーの経営は思っていた以上に大変ですね。株主として関わるのと全然違いますよ。でもやっと慣れてきましたけどねえ。」と彼らしい笑顔で話してくれました。「そうか、うちもねえ・・」、私よりも10才も若い経営者ですが、これからもプライベートな付き合いは続きそうです。

会社を経営していると色々な人との出会いがあります。そして、色々な立場や職種の人と、仕事を離れた人間関係が生まれるのも楽しみの1つです。色々なお付き合いを大切にすると、ちょっと肝臓に厳しいこともありますが、頑張って?飲み続けたいと思います。

2008年5月 8日 (木)

明大セミナー

皆に早稲田と明治の夜学のセミナーで勉強するように話をしているので、自分も何か受講することにしました。両校のパンフレットをパラパラとめくっていたら、「元気な会社の元気な社長から元気な話を聞いて元気になろう!」という長が~いタイトルが目に付きました。

080430_1841001なんかちょっとふざけたタイトルが洒落ていますし、確かに元気な人の話を聞くと元気がいただけるので出席することにしました。全10回のコースで大学の経営学の教授の話と、元気な社長の話を交互に聞ける内容です。

明大のリバティスクールに行くのはこれで2回目です。前回は2年前にベンチャー経営の講座を受けました。早大のコースも5回位は受けましたが、明大は会社から歩いて10分ほどですし、建物や設備も綺麗なので気に入っています。仕事の後の夜間コースは自分の年齢だとちょっときついですが、私も頑張って勉強したいと思います。

1回目は経営学の風間教授から、ドラッカー理論の視点から、会社とは、経営とは、社長とはというよう講義を聴きました。私は経営などしたことない人間なのですが・・、と前置きしながらも2時間以上、熱心に話していただけました。

会社を経営する立場にいると、毎月の数字や現場の課題にに追われてしまうので、時々この様な先生から理論的な話を聞くと刺激になります。今回もなるほどそいう考えもあるのかということが幾つもあり面白かったです。

私達のビジネスは「知恵(能力)」と、「知識」と「経験」、それに「熱意」が揃わないと良いサービスは提供できません。それぞれがプロとしての専門性を高めるため、主体的な学習を続けて下さい。

2008年5月 7日 (水)

GW

080504_1010001 皆さんGWはどの様に過ごされましたか?今年のGWは4連休とちょっと短かかったですがゆっくりできましたか。

私は家族と母親とで那須に行って来ました。車は渋滞していていましたが、天気も良くてリフレッシュできました。やっぱり自然の四季に触れることは大切ですね。お陰さまですっかりストレスがなくなりました。

先日、妻から「この10年間で夏と正月以外で休暇を取ったのは、肉離れで歩けなかった1日だけじゃないの?」と言われました。確かに会社を始めた頃は休む余裕もありませんでしたし、その後もずっと気だけは張っているように思います。これは社長をやっている限り続く宿命かもしれません。

080503_1320001でも現代はストレスの多いので、休む時はちゃんと休んでリフレッシュすることも大切です。仕事のONとOFFのメリハリをしっかりして、皆の能力が十分に発揮できて、生産性と収益性の高い会社にするのが目標です。

GWも終わりました。まずは1Qの計画達成に向けて頑張りましょう!各グループとも目標設定も終わったと思いますので、今日からスタートダッシュでお願いします。

2008年5月 1日 (木)

ライフワーク

15年ほど前から面識のあった伊藤忠商事の大塚さんから、定年退職のご挨拶状をいただきました。大塚さんはHUB室の室長という役職を長く勤められた方です。

「HUBって何?」と思うでしょうが、自転車のスポークが集まる中心のような場所をHUBというのだそうです。縦割りの事業会社である総合商社で、横軸の情報のマッチングを行うことで新しいビジネスが作れるのではと、大塚さんが提案して作った組織でした。

マイボイスが出来た時にも「高井さん何をやるのか聞かせて」というので説明をしたら、「若手があつまる会合があるのでそこで説明してみてよ」とPRする機会を作ってくれました。ここで今はもうない国際デジタル通信(IDC)の方を紹介いただき、その後営業に伺って色々とお仕事をいただく関係になりました。

その大塚さんの挨拶状の中に、「日比谷にオフィスHUBを作りましたのでよろしく!」と書いてあったので、これまでのお礼も兼ねてご挨拶に伺いました。オフィスは30畳位のオープンスペースで、幾つかの机とソファーを何人かで共同利用しているような施設でした。

「良く来てくれましたね」と迎えられて話をしていたら、「ここを拠点にライフワークのHUBをやっているので、定年という感じは全くないですよ。で、高井さんのところの状況はどうですか?会員は何人になったの?どんなお客が多いの?XXさん知ってたかな?私に何かできることある?」と1時間以上も矢継ぎ早の質問を受けました。

確かにとってもリタイヤーしたとは思えません。商社の方はエネルギッシュな方が多いですが、こんな風に自分のライフワークがあって、組織から離れても活動できるって素敵ですよね。いつもと変わらぬエネルギーに脱帽でした。

2008年3月 8日 (土)

休日のオフィス

080308_1552001_2 金曜の夜にお客様との会食があったため早めの退社になりました。そのため、今日は久々の休日出勤です。

皆さんも経験があるかもしれませんが、誰もいないオフィスは妙に静かで、誰を気にすることもなく、電話もメールも来ないので快適です。作業効率もよく、貯まっていた仕事もどんどん減って、いつもと違った発想が浮かぶこともあります。

先日トリンプの社長の本を読んでいたら、海外勤務で個室になった時にすごく仕事がはかどったと書いてありました。個室には休日のオフィスの様な効用があるのかもしれませんね。

あと3週間で今期も終わりです。年度末は1番忙しい時期ですので毎日大変と思いますが、もうしばらく頑張って下さい。春になったら少しゆっくりいたしましょう。

2008年3月 7日 (金)

マクシスコンサル

昨日はヒューロンコンサルさんの設立と、アンダーセン人脈について紹介しました。そうしたら、今日になってCTCから、マクシスコンサルティング社を4月に吸収合併するというレターが手元に届きました。

マクシスコンサルティングは元アンダーセンコンサルの方が中心になって3年前に設立された会社です。彼らが伊藤忠さんに事業計画を持ち込んで設立したため、株主はCTC80%、伊藤忠商事20%で、完全に伊藤忠さんの子会社という位置づけでした。

商社系コンサルという特色を活かした事業展開をすると聞いていましたし、社長とも何度か協業の打ち合わせもしました。それが、3ヶ月前に前社長さんが退任して、CTCの役員が社長になるという話しを聞いて、「コンサル経験のない人が社長で大丈夫かなあ?」と心配していました。

大商社がバックにいても、人的な専門サービスであるコンサルティング事業はうまく回らなかったのかもしれません。マクシスコンサルティングは当社の良いパートナーになると期待していましたので、ちょっと残念なニュースでした。