会社と組織 Feed

2024年5月28日 (火)

1Q決算のベクトル合わせ

今週で5月も終わり、あと1ヵ月と4日で1Q決算になります。

先週の経営会議と今週の朝礼で皆さんに共有した通り、4月の営業利益(損失)は▲7.6Mでほぼ昨年度と同じでした。

昨年度の1Qは前々期の+0Mから、前期は▲13Mも悪化してしまい、それが最後まで響いて計画未達に終わりました。

昨年度は100Mの利益計画に対して実績は84Mでしたから、1Qが前年度並みの+0Mだったら前期もほぼ計画が達成できた訳で、1Q不振が大きく影響したことが分かると思います。

それだけに今期も昨年度並みの数字ではダメなんです。

今期1Qの計画は経常利益で0.8Mです。

この数字がクリアできれば、今期を良い流れに持って行けると思うから、まずは1Q計画の数字を意識した案件の取り込みを進めて下さい。

昨年度の経常利益が84Mで、それを100Mまで上げるのはそんなに難しくない様に見えると思います。

しかし、今期は昇給と5名増員で30M近く人件費が増えるので、100Mの経常利益を作るには45Mの売上総利益(粗利)の積上げが必要なんです。

そのため1Qで昨対+13Mの利益改善は是非とも実現したい目標です。

1Qの営利+0.8Mの計画達成に向けて、全員のベクトル合わせをお願いします。

2024年5月23日 (木)

新卒採用の取組み

来年度の新卒採用の選考を中心に続けています。

学生時代にどんな仕事をやりたいかが分からないのは当然で、就活の時期になって初めて業界調査やインターンの情報で考えるものだと思います。

それなので、新卒採用に関しては人柄と能力と仕事に対する考え方を見ています。

ただし、リサーチ業は企画営業もリサーチャーも考える仕事だから、一定の難易度のある大学の方に絞り、1次面接が通った後も論理的な思考の能力と、幾つかの項目の適正は適性検査で見て一定以下の方は見送る様にしています。

そのため応募者は70人ほどいましたが面接はまだ6、7人です。

今年も売り手市場で思うように進んでませんが、どれだけ良い方が入ってくれるかが今後の当社の将来に大きく影響するから、採用は妥協できません。

先日はある有名私大の文学部で仏文を専攻している方の応募がありました。

仏文の方ですがマーケティングに興味があり、リサーチ会社と広告会社、それにコンサル会社を見ているとのことでした。

1次面接は面接官の3人とも好印象で、適性検査も能力が高く合格で、最終面接時には若手リサーチャーとも面談してもらって、本人も是非リサーチャーとして働きたいとのことでした。

そのため、この方なら内定を出しても良いのでは、、と思いました。

しかし、彼女がマーケティングの書籍を1冊も読んでいなくて、大学の講義やセミナーも受講していないのが気になりました。

そこは「自分は学習することが大好きで勉強するから大丈夫です。」という答えでも良いと思ったのですが、マーケティングとリサーチの初歩的な書籍を2冊差し上げて、これを読んで本当にやりたい分野かをよく考えて私に連絡して下さい。という提案をしました。

自分としては「やはり面白く興味を持って取り組めると思います。」という返事を待って内定を出そうと考えての提案でした。

しかし、1週間後に頂いた返事は「この本を読んでも自分の理解が進まず、興味も感じられませんでした。色々と親身に対応してくれたのに本当に申し訳ありませんでした。」というものでした。

残念でしたが事前に違うことに気づいたのは、彼女のためにも良かったのだと思います。

そして、「貴女は印象も良く能力も高い方ですから選択肢は多数あります。自分に合った会社と仕事に巡り合い、元気に活躍して下さい。」という主旨のメールを送って終了しました。

採用活動はかなりの時間と神経を使う難しい仕事ですが、当社は人が命の会社ですから社長の重要な仕事だと思って取り組みます。

2024年5月21日 (火)

今期の昇給方針

政府は物価上昇を上回る賃上げによって景気を回復させる方針を出しています。

そして、企業もその方針に対応して、物価上昇が続く中で今期は高い賃上げが行われています。

急速に収益を伸ばしたメガバンクが、人材確保で初任給を2~5万円も引上げたということがニュースにもなりました。

そして、連合が4月に組合がある企業を対象に行った調査で、以下の様な結果が発表されました。

 〇大企業(組合員数が300人以上)の正社員   16,619円

 〇中小企業(組合員数が300人未満)の正社員  11,912円

収益力や財務力が大きいので大企業の方が高い実績になっています。

そして、中小企業と言っても組合員数が200~300人いる中堅企業でも、ベースアップを含めて11,912円の昇給というのが今年の実態のようです。

そのため、この情報も参考にして当社もベースアップを行い、正社員の平均昇給額を11,500円に設定しました。

昇給額は前期や前々期の評価や、今期の役割や昇格・降格、相対的なパフォーマンスやランクによって差を付けていますから、この金額よりかなり多い方もいれば、少ない方もいます。

しかし、全体としては組合員数が300人以下の中堅企業での平均的な昇給だと思って下さい。

もちろん正社員が30数名の当社が、大企業以上の昇給にすることも出来ますが、去年の計画未達と減収の実績から見ても、今期はこの水準が適切だと判断しました。

ちなみに経営者の私は計画が未達であったため、昇給はゼロにしています。

こちらは5月の給与で4月分の昇給額を含めて支給します。

今期は100Mの利益計画を上回る実績を出して、もっと高い昇給ができるようにしましょう。

計画を超える利益さえ出せれば、大企業を超える昇給だって堂々とできます。

社長としてそんな好循環を実現したいと強く念じています。

2024年5月20日 (月)

1Q計画達成の意義

前期は売上が前期比100.4%の横ばいで、経常利益は前期より▲7.1M減の83.7Mでした。

これは計画比83%の▲17%の未達でした。

当社は今の規模感と市場のポジションのままでいたら埋没してしまいます。

それなのであと5年は毎年115%の成長を実現して、調査の調査設計やレポーティングや、考察提案が求められるコンサル型リサーチのセグメントで、想起される3社に入ることが必要です。

2年続けての計画未達は許されませんし、今後の当社の将来にマイナスの影響があるので絶対に避けなければなりません。

そのため、今期は営業と生産の体制もしっかり整えることで、経営計画を確実に達成させたいと考えています。

あと1カ月半で重要な1Q決算の時期を迎えます。

ここで+1Mの利益計画が達成できれば、昨年度は▲13Mでしたから+14Mの改善になります。

今期は昨年度84Mだった経常を100Mまで引き上げる計画です。

これだけなら+16Mの改善で良いのですが、実際には皆さんの昇給と、5名の増員で30M近く人件費が増えるので45Mの売上総利益の積上げが必要なんです。

そして、上期で大幅な利益改善が進めば下期に余裕も生まれます。

1Qで+14Mの改善が出来れば良い流れが作れると思うので、まずは6月末の1Q計画の達成に向けてしっかり対応して行きましょう!

2024年5月17日 (金)

学生アルバイト入社

学生アルバイトの入社が決まったので案内します。

千葉大学の工学系の大学院2年生の清宮さんという男性の方です。

配属はR2で5月20日(月)からの出社、週2日、10:00~18:00の勤務です。

先月入社した上智大学4年の内藤さんと合わせて、これで学生バイトは2名になります。

上期はもう1名のアルバイト採用を予定していて、6月までには3名体制になるように石田さん、小野さんに面接を続けてもらいます。

関係の皆さんは受入れの準備をお願いします。

学生アルバイトの方は皆さん優秀です。

彼らにお願いできる業務は出来るだけお任せして、社員の皆さんはより付加価値を高める業務に時間を使う様にして下さい。

リサーチ業務が増えてくれば適宜バイトの方は増員します。

営業とリサーチ、そして、システムの体制も強化をしながら、前期比115%の今期の経営計画を着実に達成させたいと思います。

当社の経費の4割強が人件費なので、今期で5人の社員を増やすのは経営的にはかなりの負担です。

でも体制を強化しながら数字を伸ばして、会社を発展させることが今の当社にとって重要との認識で、この採用計画を進めたいと考えています。

人件費の固定費が大幅に増えながら売上が横ばいになると、会社の決算は一気に厳しくなります。

今の当社は115%の成長がマストなので、意識と行動のベクトル合わせをして下さい。

2024年5月 2日 (木)

収益逓増モデル

モニター募集と営業の集客で、Yahoo!広告と、Google広告に毎月約100万円、年間で1,200万円ほどの広告を出しています。

当社でもこんなに大きな金額を払っているから、大企業では憶の投資をしているでしょうし、それだからYahoo!もGoogleも莫大な収益を上げているのでしょうね。

リスティング広告もアフリエイト広告も、その仕組みさえ出来れば、あとは利用者が勝手に設定して使うから彼らは何もしないで毎月売上が立ちます。

このシステムを作るには相当な投資をしているでしょうが、ある利用者数を超えるとどんどん利益が増える収益逓増ビジネスです。

リサーチは受注してから人的な生産活動に入る事業ですから真逆です。

この構造の課題に対応する1つの方策が、リサーチ業務を極力装置化して、業務も細分化して分業するマクロミルの様なモデルなんだと思います。

しかし、このモデルだとサービスの差別化も難しくて価格競争になり、市場成長率が鈍化すると益々効率化と低価格化が求められます。

その結果としてマクロミル社は2023年6月期の決算で▲8億円もの赤字に転落しました。

もう装置型サーベイでは利益が出しにくい環境になっています。

当社は彼らのリサーチとは異なり、人的な専門サービスで評価される会社を目指しています。

それは装置型リサーチより労力がかかるし、人的育成に時間もかかりますが、その分のコストを収益逓増モデルのTextVoiceと、MyELでカバーする戦略です。

目標は付加価値の高い「コンサル型リサーチ」ができる様になり、装置型リサーチとは全く別なサービスだとお客様に認識してもらえるリサーチ会社になることです。

繰り返しになるけど、当社の基本方針として覚えておいて下さい。

2024年5月 1日 (水)

1Qの黒字を目指す

昨日で早くも4月が終わり5月に入りました。

4月の月次決算はこれからですが、4月の売上は昨年度より▲3Mほど少なくて、経常利益も▲2Mほど悪化した▲9Mの赤字スタートになる見込みです。

2022年度は1QにFMV事業化の大きな案件が入ったお陰で、1Qからたった2万円でしたが黒字になりました。

最後は私が会議費の請求書を5万円ほど自腹にして2万円の黒字にしたというのが裏話です。

それだけ1Qから黒字にすることに拘っていました。

会社の評価は▲1万円の赤字と、+1万円の黒字では全く違います。

赤字会社と黒字会社という見方に分かれるので、会社の信用が大きく異なります。

昨年度の1QはFMV等の大型案件が無くなった反動で、▲13Mもの赤字に落ちてしまいました。

それが昨年度の計画未達と、▲7Mの減益の原因になりました。

リサーチ案件が極端な下期偏重、4Q偏重の市場であるから仕方がない面もあるのですが、1Qから黒字になると年度決算はだいぶ楽になります。

それが前期の2月、3月の超繁忙の業務を緩和することになるので、何とか1Qから数字を作り良い流れを作りたいと考えています。

毎週、月曜日のマネジャー会議で受注と売上の状況を田井さんに報告してもらっています。

その報告によると今期の1Qの鍋入れは昨年度より良く、現時点で1Qの売上見込の案件に、昨年度並みの発生の金額を加えると1Qの売上計画はクリア出来て、採算がトントンのところまで持って行けるのではないかということです。

今期の1Qの経常利益がトントン(+0)になれば、昨年度より+13Mの利益改善になります。

まだ安心できる状態ではありませんのが、しっかり営業をして1Qの黒字を実現させましょう!

営業の皆さんは、積極的に外に出て出来るだけ多くのお客様と面談をして、新しいお客様と案件の創出に努めて下さい。

何とか1Qから良い流れを作りたいので、積極的な営業提案をお願いします。

2024年4月25日 (木)

MyEL事業の改善策

最後に「アンケートデータベース(MyEL)」の改善策を説明します。

ここは主に以下の対応をしています。

 5)伊藤忠商事のMyEL全社導入

 7)MyEL×BI×AIの開発の着手

伊藤忠商事の全社導入についてはIICの協力ももらいながら、半年以上も提案を続けてやっと1月から実現しました。

これでの収益向上は年間3.6Mだけですが、これは伊藤忠商事の社員の皆さんに、リサーチではどんなことが出来るのかの理解を促進し、身近なところにマイボイスコムがいることの認知と関心を高めて、彼らから個別案件の引合いを増やすのが主な狙いです。

MyEL自体の売上を引上げる手段としては、MyELのデータをGCPに入れて、BIで分析できる環境と、生成AIでリコメンドを出すサービスの開発になります。

こちらは4QにIICと同じグループのGIC(ジーアイクラウド社)に250万円を払って、POCの実験が出来るシステムを開発しました。

そして、石田さん、日置さん、中川さんでプロジェクト化して、このシステム環境を使って色々と分析を試してもらい、事業化の検討を行います。

事業化にはかなりの開発投資が必要になると思いますが、この事業が成功すれば大きな発展が出来るかもしれません。

MyELは26年間もかけて膨大な投資をしながら作った約3600件の調査データがあり、それが自社の詳細パネルのIDで繋がり、28項目もの個人属性も付いた日本で最大のインサイト情報です。

これは他社にまねのできない経営資源ですので、ぜひ良い商品にして行きたいと考えてます。

石田さん、日置さん、中川さん、こちらの知恵出しお願いします。

リサーチ事業も、TextVoice事業も、MyEL事業も説明会で田井さん、石田さんが事業レビューで説明してくれた通り、それぞれについて改善対策を打ちました。

これらを組織的で計画的に進めれば、前期比115%の成長と、5名増員と昇給での約30M人件費の増加も跳ねのけて、経常利益100Mがクリアできると考えています。

何度も繰り返しになりますが、成長と発展があって社員の皆さんを始めとした関係者(ステークホルダー)がハッピーになれるのが企業です。

今期は必ず再び成長の流れに戻して、経営計画を着実に達成させましょう!

皆さんの理解と協力を是非ともお願いします。

2024年4月24日 (水)

TextVoice事業の改善策

昨年度はTextVoiceの契約を毎月1件増やして、前期の43.9Mから55.2Mに126%で引き上げる計画でした。

それが実績は36.3Mで前期比84%の大幅な減収になりました。

TextVoiceの粗利率は94%と非常に高い固定収益ですので、ここが7.6M減少したのは、前期決算に▲7Mの減益要因になりました。

「固定収益を増やして、付加価値の高いコンサル型リサーチを推進する」ことが当社の基本戦略ですからここでTextVoiceの売上を落としている場合ではありません。

TextVoiceはアンケート調査のFA分析では他のツールより操作が簡単で、結果も使いやすい。という評価を得ています。

しかし、アンケート調査を継続的に実施している企業も限定的ということもあって、解約が予想以上に多くなってしまったのが敗因でした。

そのため、

6)TextVoiceの機能強化

に田井さん、石田さん、丸山さんを中心に取り組んでもらいました。

主な機能改善は、ポジネガ分析が出来る機能を追加と、パースペクティブの改善でVOC分析のニーズも取り込むというものです。

この機能改善には約10M(1,000万円)の開発投資を行いました。

また、石田さんを中心に辞書の整備にも取り組んでいます。

これらの機能改善をもとに積極的な営業提案もすることで、今期は月1社のペースで契約社を増やす計画を実現させます。

前期より12社契約が増えると約8Mの利益拡大が見込めます。

これは是非とも実現して欲しいと思います。

2024年4月23日 (火)

リサーチ事業の改善策

田井さん、石田さんから昨年度の事業レビューと今期の改善対策を説明しましたが、今期の各事業の対策について補足します。

昨年度は伊藤忠グループの案件減少と、TexTvoiceの不振等で売上が横ばいで、経常が▲7Mの減益に終わりました。

それを改善して再び115%以上の成長軌道に戻すため、リサーチ事業、TextVoice事業、MyEL事業のそれぞれについて改善対策を打ちました。

まず主事業であるリサーチ事業に関しては以下の様な対策を行っています。

1)後藤さんと岡野さんの入社と体制補強

→ 当社の事業は優秀な人材がクオリティの高いサービスを提供することが事業成長の絶対的な条件です。昨年度も山口さん、中川さんという優秀な新卒社員が入ってくれたことが、下期対応などで大きな力になりましたが、今期も春に優秀な2人を迎えることが出来ました。そして、今期中にSG2名、RG2名、ST1名の5名の体制補強を実施します。

2)パネル登録の導線改善

→パネル環境を維持・改善するのは難しい環境にあります。当社もパネルの回収力は年々低下傾向にあり大きな経営課題です。ここに対しては毎週、パネル改善会議をやって色々な改善対策を取り入れました。その結果2月頃からは退会数をカバーする入会者が確保できるようになりました。この改善活動は今期も私と石田さん、川島さんで毎週会議で状況を確認しながら続けます。

3)ビジネスサイトのSEO対策

→これまで「インターネット調査」で対策して来ましたが、「ネット調査」の方が1.5倍も検索数が多いことが分かり2月からSEO対策を行いました。結果として「ネット調査」の検索順位が12位から2位まで上がったので、検索からのビジネスサイトの流入は2.5倍に増える見込みです。これによってお引合いもかなり増えると期待してます。

4)官公庁入札の再開

→これまで4年間止めていた「入札王」の契約を再開させて、上期を中心に官公庁案件の入札に対応することにしました。これで何件取れるか分かりませんが、上期の改善と黒字化に繋がればと思います。

5)インターネット調査の3%値上

→市場での価格競争の沈滞化と当社の固定費増加に対応して、この4月からインターネット調査の料金を約3%値上させてもらいました。前期も3%値上しましたがそれが売上が横ばいなのに経常利益を大幅に下げない要因になっています。今期の3%値上での利益の期待値は約15Mと試算しています。

6)外注パネル単価の8%の値引き

→外注パネル費が年々大きくなっているのも課題です。そこに少しでも対応するため去年の夏頃からGMOと価格交渉を続けました。その結果、利用も大幅に増えているからということで約7%ほどの値下条件を得ることが出来ました。これによる経費削減効果は約▲3Mになります。

上記の値上とこの値引きで約18Mの利益拡大を期待しています。ただし、社員5人の増員と昇給で人件費が30Mも増えるし、前期の84Mより16M多い100Mの利益計画ですから、昨年度より46Mの利益の積み上げが必要です。

値上等で18Mは改善できても、残りの28Mは売上を引上げることで生み出すことが必要です。

それを前期より15%多い売上によって生み出す計画になります。

15%の増収は簡単ではないけど、改善対策も打っているから組織的に取り組めば必ずできる計画だと考えています。

2024年4月22日 (月)

今期の経営計画

先週の18日(木)に取締役会と経営会議をやり、19日(金)にマネジャー以外の方を対象にした決算と今期計画の説明会を開催しました。

これで当社の関係者全員に、昨年度の決算と事業のレビュー、今期の経営計画と戦略方針が共有できたと思います。

これで皆さんと意識のベクトルを合わせて、今期の事業に取り組んで行きます。

昨年度は受注と売上の不足で、5年ぶりに計画未達に終わりました。

これまで様々な工夫と投資で過去4年間は18%の成長の流れが出来たのに、昨年度にその良い流れにブレーキがかかってしまったのは大変に悔しく残念な気持ちでした。

企業は成長し発展する中で適切な利益を生み出すことで、従業員の皆さんを始めとした関係者(ステークホルダー)がハッピーになれる存在です。

当社の規模で売上が横ばいでは衰退ですから、昨年度の不振を繰り返す訳には参りません。

現在の当社の事業規模と組織の対応力を考えると、やはり年15%以上の成長を4~5年続けて、現在の2倍の事業と組織を作ることが必要です。

そして、調査の企画提案や調査設計、レポート作成と考察提案の出来る「コンサル型リサーチ」で想起される3社以内に入ることだと考えています。

そのため今期は売上が前期比115%で、経常利益は再度100Mの計画にしました。

社員を5人増員してベースアップも含む昇給を実施すると、人件費が30M(3千万円)近く増えるため、その経費増を補って100Mの経常利益を作るには115%の売上が必要です。

これは決して低い目標ではありませんが、これを乗り越えて達成させることで、再び成長と発展の軌道に戻したいと強く念じています。

成長に必要な体制の強化と、新しいサービスの開発に向けた投資は会社として進めます。

皆さんもこの経営計画を必ず達成させる、という強い意識を持って主体的に動いて下さい。

今期で良い流れが出来る様に全員が協力して頑張って参りましょう!

皆さん、1Qの改善からよろしくお願いします。

2024年4月15日 (月)

下期の残業と稼働率

矢澤さんから3月の生産稼働率の報告がありました。

前期下期のR1、R2、STの生産業務に携わる方の残業時間と生産稼働率は以下の通りでした。

     平均残業時間         生産稼働率※

 10月  20時間(R1: 24時間)   62%

 11月  37時間(R1: 42時間)   79%

 12月  17時間(R1: 19時間)   59%

  1月  22時間(R1: 26時間)   58%

  2月  45時間(R1: 57時間)   77%

  3月  48時間(R1: 60時間)   90%

  ※経営計画等では生産稼働率を70%で試算しています。

3Qの残業時間は平均で25時間ほどしたが、4Qは38時間まで増えました。

また、特に2月、3月は45時間、48時間まで増えていて、特にR1は57時間、60時間まで増加してしまいました。

そのため2月、3月の生産稼働率も77%、90%まで上がり、本当にギリギリの状態で対応してくれたことが分かります。

まずは皆さん2月、3月の多忙な業務に対応してくれて、大変ご苦労さまでした。

経営的には2月、3月でキャッチアップ出来て助かりましたが、平均でも45時間を超える残業は改善すべきだと考えています。

ただし、上期と下期の業務量の格差が極端に大きくて、4Qだけで年間売上の40%、3月だけで年間の25%の売上が集中しているので、どこに基準を合わせて生産体制を整えるのが良いかは難しい判断になります。

それでも前期はRGに山口さん、中川さんの2名が増えて4Qの生産状況に改善が見られましたし、今期も岡野さんともう1名の2名増の計画で、年度末の勤務状況の改善を図ります。

あとは極力、上期の受注を増やすことで上期と下期のバランスを改善することが重要です。

ここについては、既存顧客への営業フォローや、4年間止めていた官公庁の入札案件の復活、固定収益ビジネスの拡大等で上期の数字を引上げる対策を進めます。

まずは1Qと上期を改善することで、2月、3月へのしわ寄せが減少するように取り組みましょう。

2024年4月 9日 (火)

営業プロセスの改善

伊藤忠商事の岡藤会長もテレビの対談で、「営業がとにかくお客様を沢山訪問し、お客様のところへ足を運びながら何をすべきか考える。ことが業績を良くする唯一の方法だ、」と仰っていたのを紹介しましたが、私も全くその通りだと思います。

営業がずっとオフィスで引き合いを待っていては、新しいお客様は作れません。

また、オンライン面談は初回の営業面談としては適切でなく、コミュニケーションが取れているようで取れておらず、折角の営業機会を逃すことになります。

始めてお会いするお客様にオンラインで業務を紹介しても、印象も薄くて、深いコミュニケーションも取れないから、お客様の開拓には繋がりません。

訪問面談と比べるとその効果は大幅に低いと考えるべきです。

そして、企業の課題から入るコンサル型リサーチを増やすには、営業の皆さんがお客様と深い話が出来る信頼関係をどう作るかにかかっています。

昨年度の不振を繰り返さないために、企業を担当する営業は積極的にお客様を訪問して、提案の機会を増やして下さい。

そして、沢山のお客様に当社を知って頂き、関心を持ってもらい、何回かの面談を通じて信頼関係を構築することに注力して欲しいと思います。

それが当社を「コンサル型リサーチ」の会社として成長、発展させる前提条件ですから、この営業プロセスをしっかり実行して下さい。

ビジネスはビジネスです。

前期の受注計画が大きく未達であった方は、営業のプロセスの見直しが必要です。

大商社で結果を出し続けた経営者も「営業がお客様のところへ足を運びながら何をすべきか考える。」ことの重要性を指摘しています。

この助言も踏まえた営業の行動計画を作り、外向きな活動を進めて下さい。

2024年4月 5日 (金)

当社のSTP戦略

リサーチビジネスにおける当社のSTPを説明します。

まず顧客塾としては、1)民間企業の一般事業会社、2)民間企業のマーケティング専門会社(広告代理店やコンサル会社)、3)大学や研究機関、の3軸になると思います。

そして機能軸では、1)実査のデータ回収とデータ集計、2)調査設計からレポート作成と提案、の大きくは3軸でしょうか。

この組み合わせの6セグメントの市場があると思います。

この全てに強い会社は作れないと思うから、やはりターゲットを決めて、そこに求められる機能やサービスを強化することが必要です。

私が考えているターゲットは以下の2つです。

「課題の調査企画から頼むならマイボイスコムが良い」とビジネス社会に伝わり、

「学術調査ならマイボイスコムが1番良い」と大学の先生方に認識してもらえる会社にする

つまり、

1)民間企業の一般事業会社の顧客 × 2)調査設計からレポート作成と提案のコンサル機能

3)大学や研究機関の顧客 × 1)複雑な実査とデータ集計のコンサル機能

この2つのセグメントに対してどこにも負けないサービスを、適正な価格で提供することで、「高い顧客満足度」と、「高い収益率(売上経常利益率)」の2つの指標をを目標にしたいと考えています。

この2つの指標は、能力の高い皆さんが一生懸命で誠実に対応することで実現できて来ています。

そこの価値観を大切にしながら事業を成長させて、プレゼンスの高いリサーチ会社にしたいと考えています。

今期を再度、成長路線に戻してこの姿を実現するために、1Qから業績改善できるようにしっかり頑張って参りましょう。

2024年4月 4日 (木)

体制強化の方針

前期は山口さんと中川さんが新卒で入社をしてRGで頑張ってくれています。

そして、3月にはSGに後藤さんがSGに入り、4月に新卒の岡野さんがRGに入社してくれました。

今期は更にSG1名、RG1名、ST1名を採用する5名増員を計画しています。

この計画通りに採用が進めれば、社員数は2022年度より8人増えて3割の増員になります。

人が増えれば事業が拡大できる保証はありませんが、過去の実績から試算すると昨年度より125%の業務が遂行できる体制です。

また、インターネット調査の料金も3%ほど値上げしましたから、前期比115%の売上を実現しても、前期より1割ほど余裕がある生産状況になると想定しています。

しかし、当社の経費の中で人件費は1番大きい固定費ですから、社員が3割増えて適切な昇給も行うと人件費が30Mも増えるため、売上を115%にしないと100Mの経常利益は作れません。

社員が3割増えて固定費が大幅に増加しながら売上がまた横ばいに終わると、生産性が30%も低下することになり大幅な減益です。

それでも当社がもっと存在感のある会社になるには115%の成長が必要だから、リスクはありますが体制を強化しながら成長路線を実現させたいと考えています。

会社は高い成長を続けるけど、社員の皆さんの残業時間は徐々に減少し、それでも利益は増えて、皆さんの待遇も良くなって行く、、

そんな理想の姿をイメージしながら成長する経営計画を考えています。

皆さんもこの姿にベクトルを合わせて、毎年の経営計画の達成に取り組んでください。

よろしくお願いします。

2024年4月 3日 (水)

成長路線で進めます

過去5年間のインターネット調査の成長率は3.5%でした。

そして、アドホック調査に占めるインターネット調査の構成比は2020年度の58%をピークに低下していて、2022年度は55%になりました。

この推移から見るとインターネット調査も完全に成熟期に入っていて、今後も3%程度の成長になると思われます。

そんな市場環境ですが、当社はターゲットを事業会社と大学に絞り、伊藤忠グループの業務も積極的に取り込み、それらのお客様に「コンサル型リサーチ」を提供することで、115%の成長が出来るように取り組みます。

前期の売上は前期比100%で終わりました。

過去4年間の118%の成長と比べると急ブレーキだし、社員も増えて人件費もかなり増えているため昨年度は減益決算になりました。

現在の当社の事業規模だとリサーチ市場のプレゼンスが十分でなく、良い仕事の引合いが不足して機会損失が生じていると思います。

そこを改善するには毎年115%ほどの成長を続けることが必要だと考えています。

115%の成長を5年続けると事業規模は現在の2倍になり、組織体制も2倍に出来て組織的な対応力も強化できます。

過去4年の実績である118%の成長率ならこれを4年で実現できます。

それなので、出来れば4年後の2027年度には今の2倍の事業になるように経営をして行きます。

そして、「事業会社と大学」×「コンサル型リサーチ」のセグメントで想起される3社に入れるようなポジションを確保するのが中期的な目標です。

まずはそんな姿をイメージしながら、事業拡大とサービスの技術向上に取り組んで行きます。

皆さんもより良い仕事と、より良い待遇で、より充実した職業人生を実現するために理解と協力をお願いします。

2024年4月 1日 (月)

第26期のスタート

今日からが26期の事業が始まります。

先週と今週でやることががらりと変わるわけではありませんが、会社としては新しい事業計画と新しい組織での事業を始める節目の日です。

昨年度の課題には改善対応を行いながら、気分を一新してリフレッシュした気持ちで新しい事業年度に取り組んで行きましょう。

新年度ですからまずは当社の価値観である、経営理念、ミッション、ビジョン、行動指標、に目を通して下さい。

新年度もこの組織としての価値観は忘れずに行動して、お客様の意思決定に寄与できるクオリティの高い情報と、専門性の高いサービスの提供に努めましょう。

どこよりも信頼されて、役に立ち、喜ばれて、収益率も高いリサーチ会社になるのが目標です。

今期の経営計画と戦略方針は、前期の決算が出て、事業分析も行ってから4月中旬に説明会を開催して詳しく説明します。

それでは新年度も元気よく、前と上を向いて頑張って行きましょう!

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〇経営理念(Corporate philosophy)

「生活者と企業のコミュニケーションメディア」として、クオリティの高い生活者情報と専門性の高いサービスで企業のマーケティングを支援し、豊かな消費生活に貢献する。

〇私たちのミッション(Mission)

生活者の意見を企業や社会に届けることで、より良い商品やサービス、社会の実現を推進し、生活者の幸せや満足に貢献します。

また、信頼性の高いサービスを提供し、お客様の意思決定に寄与することで、お客様の事業発展にも積極的に貢献します。

〇私たちのビジョン(Vision)

信頼性と専門性の高いサービスで、お客様に喜ばれる会社を目指す。

独自性の高いサービスと提案力で、お客様に選ばれる会社を目指す。

情報発信力が強く、社会的プレゼンスの高い会社を目指す。

社員の主体性と成長を尊重し、物心両面で豊かになれる会社を目指す。

〇行動指標(Value)

常にベストを尽くし、成長に向かってチャレンジする。

お客様とモニターの信頼と満足を第一に考えて行動する。

社員の主体性と専門性で、付加価値の高いサービスを提供する。

独自性の高いソリューションを積極的に創出する。

お互いの個性と人間性を尊重して助け合う。

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2024年3月27日 (水)

事業成長の必要性

繰り返しになりますが、当社は今の事業規模のままでは明るい将来は描けません。

最低でも今の2倍の事業規模にして、

「課題の調査企画から頼むならマイボイスコムが良い」とビジネス社会に伝わり、

「学術調査ならマイボイスコムが1番良い」と大学の先生方に認識してもらえる会社にすること、

そして、売上も利益も順調に拡大させることが、社員の皆さんを始めとした当社の関係者(ステークホルダー)がハッピーになれる条件です。

利益という果実を増やして、組織体制を増強し、社員の皆さんの処遇も大幅に増やし、新たなビジネスにも積極的な投資を行って、お客様により良いサービスが提供できる会社にして、株主にも適切な配当も出せる会社にする。

この様な良い循環を作ることが経営の目標ですから、やっと成長軌道に乗った4年間の成長の流れにブレーキをかけてしまい、社長として大いに反省しています。

当社は今の事業規模で、前期比100%の横這いではダメです。

それでは皆さんがより良い仕事に挑戦できないし、将来に亘って安心して働ける会社になれません。

どうしても毎年115%以上の成長を続けることで、4~5年後には今の2倍の組織、今の2倍以上の事業を実現させたいと思います。

来期は再度114%の成長で、100Mの経常利益を出す計画にしました。

これは皆さんの将来に関わることですから、全員がベクトル合わせをして下さい。

来期がまた成長軌道に戻せるように、今期の課題を1つ1つ改善しながら頑張って行きましょう。

2024年3月26日 (火)

考察提案の技術強化

「コンサル型リサーチ」を前進させるには、まずは営業がお客様から課題を聞き出して提案し、コンサル型案件を増やすことから始める必要があります。

しかし、「コンサル型リサーチ」が出来る会社になるには、営業の努力だけでは足りません。

RGのリサーチャーも、お客様のマーケティング課題の本質を理解し、適切な調査設計が分かることに加えて、お客様の課題の意思決定に寄与するにはどんなアウトプットが必要かを頭の中で組み立てる技術と経験が必要です。

そして、最適な調査票を作り、適切な分析もできて、そこから何が言えるのかを考察し、分かり易いレポーティングと考察・提案まで出来ることです。

当社は実査と集計を行う技術は強化できて来ました。

次は調査設計や調査票作成、お客様の課題に合わせた考察・提案の力を強化することです。

リサーチャーは本来その様な技術を持った専門職のことを言います。

そのためリサーチャーの皆さんは、関連する書籍で知識を増やすとともに、調査設計やレポーティングや、考察提案が必要な案件に積極的に取り組んでください。

まずは営業がコンサル型案件の受注を増やすことですが、リサーチャーの技術力と専門性を引き上げる取り組みも重要だと考えています。

この営業の活動とリサーチの技術向上の両輪が回り、事業規模も今の2倍になれば、とても良いコンサル型のリサーチ会社になれます。

そして、そのことが評価される会社になれば、もっともっと興味深く遣り甲斐が得られる仕事が作れるようになります。

その様なリサーチ会社に向かって営業も、リサーチも努力を続けて下さい。

2024年3月25日 (月)

今期決算の見通し

2023年度も今週で終わります。

見通し会議等で毎月売上と経費を精査してきましたが、残念ながら今期は5年ぶりの計画未達の決算になります。

2月、3月の頑張りでかなりキャッチアップしましたが、それでも114%の売上計画に対して実績は100%に終わり、経常利益も昨年度の91Mを下回る見通しです。

経常利益は前期を▲10Mほど下回る見込みでしたが、色々な経費を調整して何とか80M台は確保しました。

それでも利益計画に対して約▲15~17Mの未達ですから褒められた結果ではありません。

過去4年間は118%もの高い成長を実現しましたが、ここで急ブレーキがかかってしまい、社長として大変残念で悔しく思います。

今期は大学の案件は順調に増えましたが、企業からの受注が大幅に減少しました。

企業からの受注が減少した原因は何なのでしょう。

既存顧客からの引合対応だけでは受注は伸ばせず減収になります。

営業の皆さんが常に新しいお客様、新しい案件の発掘に努めることが成長の条件です。

そして、企業からの仕事を増やすには、新しいお客様に当社を知っていただき、適切な説明と提案で信頼関係を作り、お客様からご相談いただく機会を増やすことです。

そのために7月から「月35件の面談計画」を復活して、極力お客様を直接訪問して、お客様から話をお聞いて企画提案する機会を増やす活動を復活してもらいました。

企業を担当する皆さんはこれを計画通りに実行して、沢山の調査企画書を書いて提案してくれたでしょうか。

今期のスケジュールを見ると殆どの営業面談をオンラインにしている方もいて、これでは折角の提案の機会を逃してしまいます。

月35件の営業面談は1日に1~2件ですし、以前は訪問だけで40件をやっていた実績もあるので、オンラインも含めて35件は必ずできる活動計画です。

プロセスのないところに結果は生まれません。

田井さんには改善対策を指示をしましたが、受注が大幅未達の方はその原因を良く考えて、来期は営業活動のやり方を見直して下さい。