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2007年10月

2007年10月31日 (水)

西郷さんサンキュー

西郷さんが7月にデータマイニングの専門会社「㈱VATE」を作って独立したことは前にも紹介しました。その後も週2日は当社に来てもらっているので、あまり以前と変わらないように思われるかもしれませんが、彼は私と同じく中小企業の社長(おやじ)として事業の立上げに頑張っているところです。

彼の独立に関してはかなり前から構想を聞いて、色々と相談をしながら進めてくれたので私も100%理解をしていましたし、独立後も協力してやって行こうとも話していました。その面でVATEは当社の良きパートナーだと思っています。

そんなVATEさん経由で約800万円の大型案件が取れたと報告を受けました。受注後も両社で業務を分担して案件を遂行することになります。受注金額が大きいことも経営的には嬉しいですが、こういう形で両社の協業案件ができたことがもっと嬉しく思います。関係者はうまく協力し合って、クライアント(R社)から評価いただけるように頑張って下さい。

西郷さん大型案件の受注ありがとうございました。引き続き両社がともに成長できるような協業関係を沢山作って行きましょう。

2007年10月30日 (火)

トラブル案件の組織対応

先週の経営会議で野尻R0Mからトラブル案件の組織的対応や情報共有化を進める必要があるとの指摘がありました。今月も作業量の見込み違いなどで、数名が徹夜で対応せざるを得なかった案件が2件発生したといいます。それが個人対応の範囲に止まり組織として会社としての課題にならないところを直して行きたいと思います。

トラブル発生時には、まずは特定の個人に負荷が集中しないように調整しながら業務を遂行することが必要です。その上で、業務終了時にそのトラブルの原因が何で、次回は同様のトラブルを起さないためには何が必要か、今後どの様な対処が考えられるかを組織的にレビューして次に活かす事が大切です。当社はこのレビューの部分が弱いように思います。

そのため、今週の朝会でも連絡しましたが、次の2つをトラブル発生時の対応ルールにすることにしました。

1)案件終了時にRGとSGの各担当者とマネジャーでレビュー会を開き、原因と対応についてしっかり議論をする。

2)翌週のマネジャー会で担当マネジャーが結果を報告し、情報を全社で共有化するとともに会社としての対応を協議する。

トラブルや作業ミスを100%なくすことはできませんが、原因と対応策を明確にして、組織的な改善につなげることで、頻度を下げることはできるはずです。少しでもトラブルを減らして正常な状態でサービスを提供するため、上記ルールの徹底をお願いします。

2007年10月29日 (月)

技術営業の強化

生産人員を増やすとともに、チーフクラスの仕事をリサーチャーに、リサーチャーの仕事を新人のアシスタントにというシフトも進めて生産体制を強化できれば、1)受注の機会損失が減って利益貢献につながる。2)組織対応で残業等の負荷を減らせる。3)若手スタッフの成長が早くなる。という良い流れが作れると思います。

また、生産体制の強化には「リサーチャーの営業同行を増やして技術営業を強化したい。」という狙いもあります。これは営業Gからも要望が出ていることですが、リサーチャーが同行をすることで、より付加価値の高い仕事を取ることができると考えています。

営業のステージでは、「こういう課題があるけどどうしたら良いかな」という様な話をいただくことがよくあります。その時にどれだけ適切なアドバイスや提案ができるかが大きなポイントになります。もちろん営業の人達も一生懸命に説明をしていますが、リサーチャーが自分の経験と技術をもとに話をすることで説得性は格段に高まるように思います。

また、リサーチャーにとってもお客様の課題や意図がちゃんと分かりますし、調査のスペック作成時から関わることで、より納得感のある仕事をすることができるでしょう。そのためにも生産体制を早く強化して、リサーチャーの営業同行を増やし、技術営業を強めたいと考えています。

若手スタッフの皆さん、付加価値の高い仕事を獲得するためにも、少し背伸びをして上の人の仕事に挑戦して下さい。よろしくお願いします。

2007年10月26日 (金)

新人紹介

新しく入社される方をご紹介します。石田雄紀さんという26歳の男性で、R3の配属になります。入社日は11/12(月)の予定です。

石田さんは都内の大学の大学院で経営学を専攻してから英国に留学して戻ってきたばかりのニューフェースです。物事に対しては決して手を抜かずコツコツと努力するタイプで、大学・大学院の授業はすべて無遅刻無欠席だったそうです。また新しいことにも積極に取組んでおられて大学のサークルでチェロを習ったり、英国留学中にフランス、ベルギー、イタリアに1人旅もされたそうです。

当社が始めての会社でリサーチの仕事も始めてですが、能力と適性は非常に高く、とても前向きな人なのできっと大きな戦力になってくれると思います。始めての会社ということですので、最初は分からないことや戸惑われることも多いと思いますので、是非、周りの皆でサポートしてあげて下さい。ご協力よろしくお願いします。

石田さんの入社で、生産人員(RG+(システム+AR)*0.5)は4月の20人から28人に増えることになります。まだ勉強中の新人が多いため直ぐに生産力が急拡大することはありませんが、確実に生産力の増強は進んでいます。新人の戦力化を早急に進めて、チーフクラスの仕事を若手リサーチャーに、若手リサーチャーの仕事を新人のアシスタントにというビジネスシフトを進めることで、早く安定した生産体制にして行きましょう!

皆さん、新しい仲間である石田さんのサポートをよろしくお願いします。

2007年10月25日 (木)

夜中の映画館

この週末、久しぶりに映画館で映画を見ました。ロバート・デニーロが監督で、マット・デイモンが主演で、CIAの壇上をめごり1人の男が運命に翻弄されていくという物語です。ロバート・デニーロが監督ってどうなの?と思っていましたが、色々と人生を考えさせられる映画でとても良かったです。

私はこの映画を新しくできた浦和パルコのシネコンで見ましたが、夜の9時ごろ始まる上映に行ったら200人位の映画館に10人位しか観客がいませんでした。1列に1人位しか人がいないので広い空間が貸し切りみたいな感じです。さらに夜中の上映は料金も通常の1800円が1000円に割引になるらしくて、「これってお得だなあ!」と思いました。

秋山くんに話したら「そんなに家にいたくないんですか」と言われてしまいましたが・・・、歩いて10分の1000円で貸切の新しい映画館は、ちょっとお得で癖になりそうです。

うちのサービスってどうでしょう。「お得だなあ」と思っていただけているでしょうか。お得というのは安さではなく効用とコストのバランスなので、安くなくてもサービス対応や技術力が優れていて満足いただければ「お得感」は持っていただけるものです。少し高くてもお得だと思って選んでいただけるような会社になりたいですね。

2007年10月24日 (水)

社内ブログってどう

私のブログもお陰さまで半年以上続きました。こちらの書き込みで135件目になります。最初は嫌だな、面倒だなと思っていましたが、皆が読んでくれているのを励みに夏休み以外は1日も休まず書き続けています。管理画面で見ると1日に20人位の方が読んでくれているようです。いつも拙い文章を読んでくれてありがとうございます。

それから、メンバーの方が参加できる「メンバーブログ」も明石さんと広岡さんが企画を進めています。定期アンケートの結果等を少し読み物風に紹介したり、スタッフの皆を紹介することで、メンバーの方に親しみを感じてもらうことで、メンバー登録を増やしたり、調査の協力率を増やすのが狙いです。

それに加えて「社員ブログ」ってどうでしょうか。社員であれば誰でも発信し意見交換や情報交換のできる場があったら皆は参加しますか。私がこの社長ブログを始めたのはスタッフが50人を超える微妙な規模になって、私が考えていることや、会社として大切にしたいことが伝わり難くなったと感じたのがきっかけです。そして、シャープマインドの松尾社長に薦められてイヤイヤ始めたのですが、一定の効果は出ているように感じています。

会社には色々な人がいて、新しい人も増えています。会社を成長させるためにも、良い仕事を経験して個人が成長するためにも、毎日を少しでも気持ちよく過ごすためにも、お互いが理解し協力し合えることが大切です。そのため、周りの人に関心を持って、挨拶やホウレンソウも含めたコミュニケーションの多い組織にしたいと思っています。

「社員ブログ」ってどうですかね?社内コミュニケーション促進に役立つと思いますか?

2007年10月23日 (火)

ヤマト運輸の参入

広岡さんからメールもありましたが、来年度から政府が民間に開放する統計調査事業に「ヤマト運輸」が参入するという日経の記事がありました。全国の集配担当者を調査員として活用して、企業や家庭に調査票を配布し回収する業務の受託を目指すという内容です。

従来型調査会社の1部にとっては訪問調査の実査が大きな収入源でしたので、経営的に大きな痛手になるかもしれません。この様な調査会社は全国に数千人の個人と調査員の契約を結んでいて、調査案件を受託すると各地で説明会(オリエン)を開いて内容を説明し、調査員が担当の地域を回って調査票を回収するという流れになっています。

私も昔は宝くじの調査等で地方のオリエンに立ち会いましたが、調査員の多くは一般の主婦の方がアルバイト感覚でやっている感じでした。最近は不在の人が増えたり、治安が悪くなっていることや、個人情報に対する意識が変化していることから、訪問調査の協力率がとても悪くなっていると聞いています。ヤマトの集配担当者の方が組織力がありますから、効率性やコストの面でも有利になるかもしれません。

官公庁調査の1部はネットリサーチに置き換わるという動きもあります。このネット化の部分は当社も積極的に取り込んで行きたいと思います。この様なネットリサーチとの競合だけでなく、訪問調査では宅外業者が競合になるわけで、従来型調査会社にとっては2重の波が押し寄せていることになります。これまですみ分けのできていたリサーチ業界ですが、厳しい競争と業界再編が進むかもしれませんね。

2007年10月22日 (月)

パソコン

自宅のパソコンが急に壊れてしまいました。壊れて10日ほどですが、私も嫁さんも中学生の息子も3年生の娘までみんな困った困ったと大騒ぎです。パソコンやインターネットがこれほどまでに家庭に入り込んでいるのだなあと改めて実感しました。

私もこのブログの半分以上は土日に自宅で書いていますし、フォーラムの管理人もしているので、インターネットが出来ないというのがこんなに不便で不安なのかと思いました。数年前は自宅にPCが無くても全く不自由しなかったのに不思議です。ある意味でどこまでも仕事が付いてくる環境で、いつでも仕事が出来ないのが不安な社会になっているのかもしれませんね。

私が1番最初に買ったパソコンは20年前のNECの「PC8800」で、Basicのプログラムを組んで動かしたり簡単なゲームができるだけで30万円近くしたように思います。これはゲーム位にしか使えなくて、自宅で何に使ったら良いかも分からず、10回くらい動かしただけで飾りになり3年後に捨ててしまいました。

壊れたのは4年前に買ったDELL製のノートでしたが、修理をすると3万円かかり、新しいノートはずっとハイスペックなものが7万円だというので新品を買うことにしました。色々出きるノートが7万円というのも時代の変化を感じます。あの泣けだしのボーナスを叩いて買ったPC88は何だったのでしょう?

2007年10月19日 (金)

大型案件の取組

やっとJCFAさんの大型案件が終わりました。5ヶ月もかかりましたが9月に売上が立って上期決算に大きく貢献してくれました。この間、野尻さんはR0Mの業務と大型案件PLの両方に取組むことになり、残業や土日出勤も沢山やって最後まで責任を持って遂行してくれました。それはすごい頑張りと努力の成果であり大変感謝しています。野尻さん、本当にご苦労様でした。

今はキャリアのあるスタッフが少ないため、野尻さんや永森さん、新井さんといったマネジャー層に一番負担がかかっています。これを何とか早く改善したいと思っています。

1つは経験者を採用の求人と人材紹介を継続的に進めます。ただ、業務経験だけではなく能力も高く人間性も良い方は、現在の会社でも活躍していることが多く、なかなか転職市場に現れません。これは粘り強く良い方が現れるのを待つしかありません。

もう1つは、若いリサーチャーがより難しい案件にチャレンジすることがあると思います。あまりにも実力とかけ離れた案件だとお客様にも迷惑をかけてしまいますが、実力の120%位の案件であれば、背伸びをすれば意外に出きちゃうものです。それは個人の成長を早めることにもなるので、是非難しい仕事に挑戦してほしいと思います。

今回の案件だけでなく、森さんがやっている目利きや、永森さんや佐藤さんがやっているヘルスケア等も高い技術力を要するものです。この様な案件は「速く安く」を訴求するネットリサーチ会社は取組まないでしょうし、技術的にも対応できないでしょう。対応できるのは「シンクタンク」や「大規模な従来型調査会社」ですが、そことであれば十分に効率性や顧客対応力で勝てると思います。

課題は、1)如何に大型案件を発掘するかと、2)価値に見合った高い金額で販売できるかです。「大型で技術力を要する案件を、優秀な技術者が責任を持って対応し、価値に見合った高い金額で販売する。」というのは、シンクタンク出身の当社らしい方向性ではないかと感じています。皆さんはどう思いますか?

2007年10月18日 (木)

フリーアドレス

富士通でコンサルタントをやっている佐藤さんにお会いするため、上辻さん、内門さんと蒲田の富士通ソリューションスクエアを訪ねました。佐藤さんとはもう8年前からの知り合いで、某ビールメーカーのサイト評価をご一緒してから何回かお仕事をしています。とても発想とサービス精神とエネルギーが豊富な方なので、年に1回位で情報交換をしていますがとても刺激になります。

私は蒲田のオフィスに伺うのは始めてでした。その事を伝えると「え、高井さんここ始めてでしたっけ。それでしたらオフィスを案内しますよ。」と言って色々案内してくれました。

1番特徴的なのが、社員が個々に机を持たない「フリーアドレス」になっていることでした。フリーアドレスは1987年に清水建設の技術研究所で始めて実現されたもので、机と椅子が用意されたカフェスタイルの部屋に、社員が携帯電話やIP電話、ノートパソコンを持って空いている机で仕事をするものです。書類等はすべて個人用のキャビネットに保管して机の周りに何かを置くのは禁止だそうです。

フリーアドレスは個人の持ち物が大幅に減って、机も全員分は取らないのでオフィスコストが大幅に削減できるという利点があります。ただ300人分も並んでいる広いフロアの机に自由に選んで座るので、自分の部下がどこにいるのか分からなくて探したり、朝来ても隣に座っている人は知らない人だったりするので、あまり挨拶もしずらい雰囲気になるという不便もあるそうです。

うちでフリーアドレスをやったらどうでしょうかね。まだ小さなオフィスなので誰がどこにいるかは分かりますし、営業もリサーチャーも管理もばらばらに座るというのもコミュニケーション的には面白いかもしれません。少なくとも森さんや、堀江さん、佐藤さん(あと僕かな)の机の上が綺麗になる効用はありそうですね。

2007年10月17日 (水)

ジャーナリスト

先日、日本経済新聞の方お2人と神田のお鍋の店で食事をしました。こちらは私と上辻さん、金森さんの3人が参加して、先日の「働くニッポン」の記事に調査結果を取上げていただいたお礼と、今後の企画についての情報交換をしました。前回の調査は社内でとても評判が良かったそうです。夜遅くまでかかった大変なお仕事でしたがご評価いただいて、食事までご一緒することができて嬉しく思いました。金森さん、そして営業を担当してくれた上辻さん、大変ご苦労様でした。

ジャーナリストの人はとても情報が豊富なので話をしていてとても楽しいです。だいたい毎日お昼前頃に出勤して深夜まで働き、時には黒塗りのハイヤーに乗って取材に出かけたり、政治家や財界人に夜討ち朝駆けをかけるような仕事もあるので、普通の会社員とは体験していることも働くことの感覚もちょっと違うように感じます。すごく知識が豊富で知性を感じるとともに、何か独特の価値観を持った固定的な方が多いようです。

仕事は締め切りとの戦いで毎日がイベントのようだといいます。そのため、「こんな風にやってくれ!」、「そんなことできない!」、「何とかしろよ!」、「絶対にできない」、「じゃもうお前にはもう頼まない!」という様な熱いバトルもしょっちゅうだそうです。そして、少し冷静になってから「先程は熱くなって言い過ぎました」、「いやこちらこそすみませんでした」みたいな会話で収まるんだそうです。知的なジャーナリストの世界でも、組織の人間関係はうちと似たようなものですね。

メジャーな新聞に社名を記載いただけることは、会社のブランド価値にとっても大きな効用がありますので、今後も継続してお手伝いができればと考えております。そして、こういうお客様が増えることは、とてもありがたいことだと感謝しております。

2007年10月16日 (火)

秩父路散策

今回もまた1人でぶらりと出かけてきました。浦和からは高崎線であの「暑い」で有名になった熊谷まで行き、そこから秩父鉄道に乗り換えて秩父駅に行きます。同じ埼玉県ですが乗り継ぎも悪いので片道3時間近くかかるので、神奈川県の鎌倉の方がずっと近いのですから不思議です。

秩父鉄道は観光用に蒸気機関車も走っていて、ローカル線と観光の足という2つの顔があります。約1時間ほど行くと秩父駅に着き、そこから10分ほど歩いたところに秩父神社があります。秩父神社は約2,000年前に建立された関東でも最も古い神社の1つだそうです。P1000591_2P1000594

お参りをしていつもの「商売繁盛の御札」を買ってから境内を散策しました。今の建物は徳川家康が建てさせたもので、屋根の形が非常に美しいのが印象に残ります。そこに彫られた龍の彫り物は東照宮の眠る猫と同じ左甚五郎の作品だといいます。こんなところで日光と秩父が繋がっているなんて面白いと思いませんか。

それからまた秩父鉄道に乗って終点の三峰口まで行き、秋の奥秩父を散策しました。まだ紅葉にはなっていませんでしたが、白いススキの穂や、実の付いた柿木などを見るとすっかり秋になったことを感じます。途中で蕎麦の畑やねぎの畑がありました。特に珍しい光景ではありませんが、山間のこういう風景も良いもんだなあなんて思いました。それだけ毎日の生活では自然と離れた環境にあるということでしょう。P1000602P1000601

3時間ほど山道を歩き暗くなったので近くの駅で帰りの電車を待ちました。次の電車が来るまで30分もあります。小さな駅にずっと駅員さんと私だけ。駅のベンチで暗がりの中にある民家の明かりを見ながら缶ビールを飲みました。とても美味しく感じました。P1000604

忙中閑あり、私達は知らず知らずにストレスの多い毎日を送っていますので、時々は何の拘束もない自分だけの時間を持つことも必要なのでしょうね。小さな旅で少しリフレッシュいたしました。

2007年10月15日 (月)

秩父神社

9年前に会社設立が決まった時に、高原相談役から「高井さん今度会社を作るんだってね。話をしたいので食事に行こう。」とご連絡をいただき2人で会食をしました。高原さんは2代前のCRC総研の社長で、伊藤忠商事でエネルギー担当の常務も努められ、山崎豊子の不毛地帯にも元将校の精鋭社員として出てくるような実力と人間力のある方でした。

陸軍士官学校を卒業してビルマで終戦を迎えた思いから、以前ご紹介した「国連のビルマ調査」での現地政府への贈呈式のためのビルマ出張に同行させていただいたり、高原さんが会長をしていた情報サービス産業協会(JISA)の調査を私が担当していたことから、気にかけていただくようになりました。確か高原さんが社長だった頃の取締役業務部長が竹村さんだったように思います。

そんな偉い方なのでちょっと緊張しながら飲んでいたら、「それで、どんな会社をやるんだ」というので、「インターネットを使って生活者を組織し・・・」と説明しましたが、「よく分からんな。それはコンピュータを使うのか」、というので「コンピュータは使います。コンピュータとインターネットを使った情報サービス事業です」とお答えしました。

すると、「CRCと同じく数学や工業の分野だな、ではな高井さん、秩父神社に行って会社が成功し発展するように真剣に拝んで来なさい。秩父神社が数学や工業を司る神様だからな。」と言われました。最初は何を仰っているのか分かりませんでしたが、ビジネスも最後は運気が大切、というようなお話を伺ったように記憶しています。

大商社で世界を相手にビジネスをして、グループで2,000人近くいる会社の社長を長く務めてきた方から「神様のご加護、運気の大切さ」と聞くのは少し不思議な感じもしましたが、高原さん自身も石油掘削の是非を判断する時には、必ず火の神様の「新潟神社」に幹部も連れて拝みに行ったそうです。そうしたら本当に良く石油が出てねえ、という話を楽しく伺いました。こんなに偉い方でも最後は天に拝むような気持ちでやってきたのか、それだけギリギリのところで考え判断するのが経営なのかと感じました。

そして、その週末に秩父神社に礼拝し商売繁盛の御札をいただいて参りました。それから5回くらい秩父神社に行って「会社が発展し、社員とこの会社に関わる人が幸せになれるように!」と真剣に拝んでいます。上期の業績がぱっとしなかったので、急に思い立って週末に秩父に行ってきました。こういう話をすると「神頼みかよ」と思われるかもしれませんが、そうではありません。現実は直視し人事を尽くした上で、天の運気をお願いするということですのでご安心下さい。

9月はお陰様で良い数字を出すことができました。また10月の受注残も増えています。そのため生産がタイトになっていますが、少しでも早く良い状況になるように、生産体制の整備、イーズ活用の促進、営業との連携の改善、料金体系の見直し、経費削減などを進めます。数字も社内の雰囲気も良くなっているように感じています。皆で協力して頑張ればきっと下期は良い成果を出せるはずです。

明日は秋の秩父路を紹介します。お楽しみに・・・

2007年10月12日 (金)

社内研修のご案内

来週の20日(土)にシャープマインドの松尾社長による「マーケティングリサーチ基礎講座」を開催します。リサーチ経験が半年から1年位の初心者が対象ですが、営業の方やシステムの方にも役に立つ内容ですので、興味のある方は是非出席して下さい。この講座を開くのはこれで3回目ですが分かりやすいと好評です。今回は外山さんに窓口をお願いしました。希望者は彼女まで連絡下さい。

松尾社長は私のCRC総研時代の後輩です。第一勧銀の投資環境調査でベルギーやメキシコに一緒に出張したりして4年くらい一緒に働いた仲間です。彼はとても勉強家で英検1級や中小企業診断士の資格も取っていますし、マーケティングに関するセミナーや研究会に行くと必ずというほど出没しています。マーケティングに関する本は取り合えずすべて買って目を通すんだそうです。ダイレクトマーケティングやCRMのプランニング等にも多数携わっていますので、色々と面白い話も聞けると思います。

それから11/8~11/9にはSPSSの「Directions Japan 2007」が東京ドームホテルで開催されます。当社もお世話になっている明治学院大学の清水教授が基調講演をされるほか、リサーチやデータ分析に関する興味深いセッションも数多くありますので、部著ごとに業務を調整し合ってできるだけ出席して下さい。プログラムは各マネジャーにお渡ししていますので参照下さい。

まだ会社としての体系的な研修はできていませんが、できるだけ学習の機会は作ります。専門性を高めるには研修や書籍から学ぶところと、案件を数多く経験することの両方が必要です。経験を積んで引き出しが増えてくると自信も付きますし、効率的に仕事を遂行できるようになります。それが会社の付加価値になり、皆の待遇を良くして行くことにも繋がります。全員が成長することで会社も良くして行きましょう!

2007年10月11日 (木)

専門性とプロ意識

マーケティングリサーチは生活者の意見や要望を客観的に分析し、クライアントがより良い商品やサービスを提供することを通じて豊かな消費生活に寄与する仕事です。それがインターネットを使うことでより早く広範囲に安価でできるようになりました。それは調査手法としては大きな前進だったと思います。

ただし、クライアントの課題をちゃんと理解をして、適切な調査設計を提案し、どの様な項目をどの様な形で聞いて、どの様な方法で分析をして、その結果をどう読んみどう表現して伝えるかというプロセスは変わりません。また、当然のことですが、クライアントとの約束に責任を持って対応することや、サービス精神や専門性が求められる仕事であることも全く変わっていないと思います。

当社は「早くて安いオペレーション」ではなく、リサーチの付加価値や技術力、顧客対応力で勝負して行く会社です。その実現には社員の皆が学習と経験を通じて専門性とプロ意識を身に付けることが必要です。それができれば、面白いテーマも増えて、お客様に感謝される場面や、自分が関わった仕事が商品やサービスや事業として、世の中に役立つ場面に接する機会も増るでしょう。それがこの仕事の遣り甲斐にも繋がります。

「社員の専門性とプロ意識の向上」⇒「良い仕事の拡大と会社の発展」⇒「高い利益と良い待遇の実現」という好循環を早く実現するためにも、皆には学習と経験を沢山積んでほしいと思います。山口さんに来ていただいて、毎月の勉強会も充実したものになりました。また、社外研修もできるだけ参加の機会を作ります。

忙しくてなかなか時間が取れないかもしれませんが、まずは全員が「新しい技術やノウハウを学習して専門性を高めることが個人にとっても会社にとって重要である。」という共通認識を持つことから始めましょう。

2007年10月10日 (水)

モニターブログ企画

モニター(メンバー)数が足りない、モニターの回収率が下がってきた、という課題に対応するため私と岡島さん、明石さん、広岡さんで月に1回、「モニター対応会議」を開いています。

ポイントサイトから誘導すると、モニターの質が低下して回収率が下がることが分かりました。それでポイントサイトのアフリエイトを禁止にしたのですが、そうするとなかなか人数が増えません。ああしよう、こうしようと試行錯誤を続けていますが、なかなかこれはという手立てが見つかりません。

当面は、1)フリーメールの解除、2)個人サイトへのアフリエイト促進、3)懸賞サイトの活用、4)リアルイベント企画での募集、5)登録ページの改良などの地道な対応を続けます。また、中期的には携帯電話からの登録なども検討しようと思います。何か良いモニター募集のアイディアあれば広岡さんまでお願いします。アイディアが採用された方には何か粗品を進呈します。

もう1つ新規加入を増やすのではなくて、退会者を減らすことも必要です。メールの未達や2年間の未ログインも退会の条件になるので、年間で15%くらいはモニターが入れ替わっています。これをもう少し抑えることも検討の課題です。

そのためには、もっと案件数を増やしてポイント提供するのが1つでしょう。マクロミルさんのように毎日5、6件もお願いするのは、回答の慣れや学習効果があり、回答情報の質という面で問題あると思います。ただ、当社のモニターは平均すると年間で5件位(事前を含めても10件)しか個別アンケートがありません。これではちょっとモチベーションが続かないのかもしれません。今の2倍の月に1回位まで頻度を増やしても良いと思います。

それから、「モニターに見ていただけるブログ」を作ってはどうか。というアイディアが出たので、こちらもやってみることにしました。定期アンケートの結果をちょっと柔らかい表現で紹介したり、リサーチャーや営業の人達を紹介することで「親しみを感じてもらおう作戦!」です。こちらのモニター向けブログは広岡さんと明石さんが担当します。

皆さんのご協力をお願いします。

2007年10月 9日 (火)

モニター対応

メンバーフォーラムはご覧になっていますか?設立以来ずっと続けているのでもう8年以上続いています。先程チェックしましたら「74,810件目」の書き込みがありました。8年間の平均書き込み数は1日26件という計算になります。ただ、この何十倍の方が毎日見に来てくれているので、それなりのメンバーサービスになっていると思います。

管理人の私は土日も含めてほとんど毎日見ています。日数にすると3千日以上も毎日ここを覗いてきたことになります。これはメンバーサービスという位置づけで始めましたが、メンバー(モニター)を26万人という数字としてではなく、色々な価値観や個性を持った「1人の生活者」として捉えるためにもここの存在は必要だと感じています。

当社の行動指標に「メンバーと顧客に誠実に対応して、信頼される会社を目指す!」という項目がありますよね。メンバーを大切にして真剣なお答えをいただくことが、情報の品質向上と、サービスの付加価値に結びつくことになります。そのためにも数百、数千、数万件のデータを取るというより、数百人、数千人、数万人の方々から、大切な意見をお伺いするという姿勢を常に忘れないでほしいと思います。

でも26万人が参加できるフォーラムですので色々な問題も発生します。先日も何度も誹謗中傷を書き込んで、警告にも従ってくれなかったメンバーを退会手続きにしたら会社にクレームの電話がありました。できるだけ誠意を持って丁寧に説明したつもりですが「納得できない!」、「どうしてくれる!」、「出るところに出るぞ!」というような話を延々と40分も聞かされてとても疲れました。

そんな思いまでして続ける価値があるのか?という意見もありますが、私達とモニターとの架け橋としてやっぱり意義があるんじゃないかなあ、と思っています。皆さんも時間がある時にでも覗いてみて下さい。

2007年10月 5日 (金)

中間報告

中間報告といっても中間決算が出たわけではありません。中間決算は来週の後半に出ますので、再来週あたりに上期の決算と下期対応策については説明します。

今日の中間報告は私のダイエットの進捗状況です。3週間前にビスケットダイエット宣言をして3週間が経ちました。現在の成果はマイナス4キロで、やると宣言した目標まであと1キロというところまで来ました。ダイエットも経営と同じで入りと出をコントロールすることなので、来週までには絶対に目標の5キロ減を達成しようと思います。

なんだそんなことかよ、なんて言わないで下さい。食いしん坊の私にとっては結構つらい修行なんですよ。

2007年10月 4日 (木)

マーケティング協会50年

先週、当社が加入している社団法人日本マーケティング協会の総会と50周年の記念式典に出席しました。私がこういうところに行くのは、懇親会などで当社の商売になりそうな人を見つけたいというやましい?気持ちがほとんどです。実際にそういう懇親会でお客様を開拓したり、協業先が見つかることも結構あるので、私の大切な仕事だと思っています。

ただ総会に行ってみると参加者は100名弱でしたが、電通の会長や社長、博報堂の社長、花王の会長、明治製菓の社長といった方や、早稲田大の宇野正雄名誉教授や、慶応大学の村田昭治名誉教授といったマーケティング学の大御所など早々たる顔ぶれでしたので、淫らな営業行為は謹しんで大人しくしていました。

協会ができて50年ということですから、日本のマーケティングもそれなりの歴史が出来てきたのだなあと思いました。これまで協会の会長はサントリー名誉会長の鳥井道夫名誉会長(あの佐治(サン)、鳥井(トリー)の鳥井さん)が33年もやってこられました。今回は鳥井会長が体調を崩されたので後進に道を譲ることになり、花王の後藤会長に会長職を決める総会でもありました。

鳥井元会長の挨拶状を代読した協会の事務局長が、途中で涙ぐんでしまったのが印象的でした。きっと鳥井元会長の人柄や功績が素晴らしかったのでしょうね。こういう方々が頑張って日本のマーケティング業界を育ててきたんだなあと実感しました。

2007年10月 3日 (水)

MyVoice-UK

イードさんとグルーバルリサーチの取り組みで提携することになりました。彼らを窓口にすることで今の中国だけでなく、約20ヶ国での実査が可能になります。また、彼らが海外の顧客(主に米国)から受注した調査で、当社がサンプルサプライを行うという形の協業にも取組んでみるつもりです。

その協業の一環でイード社の三留社長が英国に出張するというので、MyVoice-UKのIan社長を紹介しました。2週間ほど前にロンドンの同社を尋ねた時の写真をいただいたのでアップします。私も知らなかったのですが、MyVoice-UKは教会の2階にあるオフィスでやっているのだそうです。

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こちらがMyVoice-UKのオフィスのある教会と、Ian社長です。教会の中で働くなんて何か面白いですね。うちもお寺に引っ越しましょうか。