ビジネス Feed

2009年12月28日 (月)

パートナー会

091216_2036~001TOWさんの「パートナー会」に招待されたので、上辻マネジャーと2人で芝公園の東京プリンスホテルに行きました。年末ということで飾りつけのネオンが華やかで綺麗でした。

TOWさんは前にもご紹介しましたがイベントに強いプロモーション会社です。1年ほど前に東証1部になり、33年間社長を務めた創業者の川村さんが会長になり、私と協業の打合せをしてきた秋本専務が社長になりました。そんな節目の会合でもありました。

イベントというのも沢山の会社が協力して実行されるものです。会場を設営したり装飾をする会社、人を動員する会社、会場の運営をする会社や、コンパニオンを派遣する会社等等です。こういう協力会社を年末に集めて「1年間ご苦労様でした」と言って懇親を暖めるのがパートナー会の主旨なのだそうです。

私と上辻マネジャーもこれで2回目の出席になり、やっと何人か顔見知りができてきました。まだビジネスの関係はこれからですが、プロモーションとリサーチは関連性が高いので、良い接点を見つけけたいと思います。

この会合で「良い話しだなあ」と思ったことがあったので紹介します。

秋本社長の挨拶の中で、「川村会長も毎年この会を楽しみにしていますが、今年は急遽欠席になりました。」という報告がありました。その理由が同社の若い社員のお母様がお亡くなりになって、川村会長が「パーティは全役員が出席できるから大丈夫だろう。自分は葬儀に行くので、皆さんによろしく伝えて下さい。」というものでした。

091216_2040~001華やかなパーティの席より、1人の若い社員のご家族の葬儀を優先する。川村さんのお人柄がしのばれて、私もそんな経営者でいたいと思いました。

り道の夜の東京タワーがとても美しく見えました。




 

2009年12月25日 (金)

うまいPR

091111_2221001 091113_0902001皆さんは山手線のこんな車両をご覧になったことありますか。私はこの1ヶ月ほどで3回出会いました。

山手線と命名されて100周年ということに、明治製菓のチョコレート のイメージをすり合わせたPR用の車両です。

チョコ色の車両が明治時代のレトロな雰囲気を漂わせていて、明治製菓さんは伝統があり、チョコレートに強い会社だったことを想起させる良いPRだなあと関心しました。

また、山手線にしてもこんな奇抜な車両を走らせることで、山手線も100年になるのかと関心を持たせることにも成功していると思います。その面でもとても良いPR企画だと思います。

この車両に出会うと、何となく1日が良いことが起きるような感じがしませんか。今日はクリスマスですが私はもう3回この車両に出会っていて、そのたびにうきうきした気持ちになりました。

こういうクリエイティブを考えて、コンペに勝って、実現できるというのも楽しいでしょうね。私にはクリエーターの才能はありませんが、この企画を見てそんなふうに思いました。

2009年12月24日 (木)

ホテルランチ

091216_1155~001 091216_1200~001クロスマーケティングの五十嵐社長からお誘いを受けて、ビジネスランチに行きました。五十嵐さんとも年に1回程度食事をしながら情報交換をしています。

指定された場所は帝国ホテルの最上階のレストランでした。ずいぶん良い場所を指定してくるなあと思い、「いつもこんなに良いところに来ているの」と聞いたら、「秘書が勝手に取ったので私も始めてなんですよ」と聞いて少し安心しました。

流石に帝国ホテルともなるとロビーの雰囲気も良いし、レストランからは皇居が一望できて気持ちがいいし、レストランのサービスも行き届いていて素晴らしいので感心しました。

でも値段も結構素晴らしくて、ビュッフェ形式のランチが1人4千円もするんですね。

最初は高いと思いましたが、静かで広いテーブルを1時間半も占領しながらゆっくり話しをして、2人がそれぞれ3皿も料理を食べて、7、8杯もコーヒーを飲んで、ケーキも食べて、8千円というのは安いかもしれませんね。

今回は私が支払う番でしたので、会社の交際費を使わせてもらいました。8千円の経費を無駄にしないように情報交換した内容を有効に活用したいと思います。

2009年12月23日 (水)

PPTレポート

昨日の続きです。

田下社長と話をしていて、確かにそうだなと思ったことがもう1つありました。それは、「パワーポイント(PPT)の報告書に慣れてしまうと、リサーチャーのレポーティング力が育たない」とおっしゃっていたことです。

最近のレポートは、パワーポイントで作成することが多くなっています。当社でも7、8年前からPPTのレポートが中心になっています。

これって見栄えがよく作りやすいというメリットありますが、田下社長に言わせると「PPTは箇条書きで文章を書かないため考える力が付かない、論理矛盾があっても気付かないので、リサーチャーのレポーティング力が低下してしまう」のだそうです。

確かにWORDで文章を沢山書くよりも、PPTの方が簡単で綺麗にレポートが書けるのかもしれません。

文章を書きながら考えると、その前後の関係や、この結果とこの結果からこんなことが言えるという論理展開を考えざるを得ませんが、PPTは各設問の個別の表記ですむので、そこまで考えなくても綺麗なレポートが作れてしまいます。

リサーチャーは、1)論理的に物事を考える力、2)それぞれの調査結果の関連からお客様に役立つファクトを把握する力、3)その確認したことや発見したことをしっかりお客様に伝える表現力、の3つを身につけることが必要です。

そのためにも、PPTの箇条書きを書く前に、調査結果の論理展開を「1度文章化してみる」ことや、まとめと提案でしっかり文章を書いてみることが必要なのかもしれません。

文章による起承転結の論理展開ができるかどうかは大切なことです。リサーチャーの皆さんも、営業の皆さんもできるだけ沢山文章を書いて、論理的で簡潔な文章が書けるようにトレーニングをしておいて下さいね!

2009年12月22日 (火)

JMRA会長

JMRAの会長でもある、インテージの田下社長と会食をさせて頂きました。

先方の取締役とうちの岡島さんも入って4人での食事です。こんな風に少ない人数でお酒を飲みながらの食事をさせていただくと、お互いの人柄も理解できるし、あまり普段は聞けないような話しも聞けるので貴重です。

田下さんがJMRAのカンファレンスで、「フィールドサイエンスをもう1度見直そう」と話されていたことは以前にも紹介しました。現在のネットリサーチ会社の低価格、短期回収、低謝礼、多頻度依頼の「何でもありあり」の状態はとても危険であり、こんな状態では長く続かないのではないかと危惧されておられました。

クライアントに対して、社会に対してしっかりした役割を果たすためにも、1つの産業として健全に成長していくためにも、ネットリサーチのモニターや、データ回収の方法を、業界全体としてちゃんと見直さないといけないということでしょう。

特に多頻度の調査依頼は1番問題で、同じモニターに1日に何件も調査を依頼することは、世界でも例がなく、低ポイントと合わせて、データのクオリティとして問題だと仰っていました。

当社は「データの質を重視する」という方針でずっとやってきて、1日に何本も調査を依頼するようなことはしていません。また、謝礼ポイントも「モニターを大切にする」、「回収率を重視する」という考えから高めに設定してきました。

でも、厳しい価格競争の中で他社に対抗せざるを得ないことや、当社がしっかりしたパネル管理をやっても、同じ人が他社パネルにも入っていて、そちらで多頻度回答の環境に入ってしまうので、自社だけでは品質管理ができないというジレンマがあります。

これは1社だけで解決できるものではないので、リサーチ業界として改善に取組まないといけないことだと思います。

田下さんもこのあたりの認識は強くお持ちでしたので、業界としての改善活動を期待したいと思います。

2009年12月15日 (火)

感心したこと

今回引越をしてみて感心したことがありますので紹介します。

それは引越屋さんの対応が素晴らしかったということです。

引越屋さんというと、いかつい男性が何人か来てどんどん荷物を運ぶだけという印象でしたが、今回の引越屋さんはしっかりしたサービスを提供しているなあと感じました。

頼んだのは「サカイ引越センター」という会社で、嫁さんが3社から見積を取って1番安いので選んだ会社です。

まず驚いたのが挨拶がしっかりしていて、言葉遣いも丁寧なことでした。そして、荷物の扱いも丁寧で動きに無駄がなく、仕事中はほとんど私語もありません。また分からないことは現場の責任者がすぐに確認をしてくれて、その場でこちらの希望も聞いてくれました。

また、あいにくの雨で作業が遅れてきたら夕刻から3人の応援が来て、6人体制で頑張ってくれました。それでも終わったのは19時でしたが、朝の9時から10時間もの間、お昼休みの30分以外はずっと集中して作業を行う姿勢にとても感心を致しました。

そして、終了時には6人全員が帽子を取って整列して「業務が完了しました」という挨拶をして、その場で本部の上司に携帯電話で連絡をして、その上司から「何かご不便やご要望はないですか。今回のサービスに満足いただけましたか?」というヒアリングもあって終了となりました。

引越業界も厳しい企業競争の中で、サービスとCS向上に努めていることが良く分かりました。

業態は異なりますが、同じサービス業としてしっかりした顧客対応や、プロとしての自覚を持って集中して作業を行うこと、そして、CS向上に努めていることなど、沢山見習うべきところがあると思いました。

私達もお客様から流石にプロだね、と言っていただけるような仕事を目指していきましょう。

プロの仕事に触れて本当に満足致しました。


2009年12月10日 (木)

標準日数

朝会でも話しをしましたが、RGの皆さんは予定していた月にちゃんと売上が立てられるように生産スケジュールと納期管理の調整をお願いします。

すべての仕事にはいつまでという納期がありますし、当社でも生産スケジュールの標準日数が決められています。こちらは見積書や料金表にも記載しているのでご存知と思いますが、もう1度確認をお願いします。

設問数と業務範囲で標準日数は設定しています。30問までの設問の「標準生産日数」は下記の通りです。

 MENU1 データ回収            3営業日

 MENU2 回収~単純集計         3営業日

 MENU3 回収~クロス集計        4営業日

 MENU4 回収~レポート作成      10営業日

 MENU5 調査票作成~レポート作成 14営業日

案件がアサインされた翌日から数えて、こちらの営業日数で納品するというのがお客様との約束になります。それがちゃんと遂行できるように、お客様との調整や業務の段取りをすっかり取るようにお願いします。

2009年12月 9日 (水)

提案書の効率化

昨日、「提案書レビュー会」についてお伝えしました。こういう活動を続けながら、社員の皆さんと、会社全体の提案力、受注力を高めて行きたいと考えています。

提案書作成で1つ知っておいてもらいたいことがあります。それは、提案書の作成にはあまり時間をかけてはいけないということです。

提案書を作るというと最初は大仰に構えてしまいますが、提案書は案件を採るためのツールなのでサクサク作って、どんどん提出することが必要です。

今回のセブンイレブンさんの案件は1千万円を越えるもので、NTTドコモさんも500万円超でした。これくらいの大型案件でしたら関係者でアイディアのブレストを行い、1~2人日位かけてじっくり作ることが必要です。また、その位の気合を入れないとなかなかコンペに勝てません。

でも100万円位の案件であれば、3~4時間でサクサク作って提案しなければコストが見合いません。

提案書は作っても必ず取れるものではありません。最初は取れないことの方が多いので、野球ではありませんが3割打率くらいで考えておくことが必要です。

でも提案書を作成してプレゼンするには、それだけで確実に人件費はかかります。

仮に提案書作成に2人日かけてプレゼンに0.5人日がかかったとすると、その人件費は10万円(2.5人日×4万円/人日)になります。その受注確率が3割だと、100万円の案件受注に33万円もの販売経費をかけたことになります。

100万円を粗利50%で受注しても、期待できる粗利は50万円ですから、受注前に33万円も販売費をかけていては利益が出ません。ですから100万円位の案件であれば3~4時間で効率よく作るしかないんです。このコスト感覚は大切ですので覚えておいて下さい。

提案書は沢山書けばうまくなり、早くなります。要は要領を覚えてしまうこととです。また、類似した提案書を共有情報のホルダーから見つけて、それを7割がた使って作成することで効率を上げることも必要です。

うちの社員であれば誰でもできるはずですので、とにかく沢山書いてみて下さい。

提案書作成は「習うより慣れろ」だと思います。

2009年12月 8日 (火)

提案書作成力

良い仕事を取るには「提案書の作成力とプレゼン力」が必要です。

お客様から課題をヒアリングして、適切な調査設計を行い、分かりやすく表現し、魅力的にお伝えする「提案力」は、企画営業にとっても、リサーチャーにとっても必須の技術です。

先日の朝会でもお話しをさせて頂きましたが、この1ヶ月の間に、セブンイレブンさんと、NTTドコモさんに対する2つの大型案件が企画コンペで敗退しました。

正確にはセブンイレブンさんのコンペは企画では勝利をして価格で負けたもので、NTTドコモさんのコンペは金額では勝ちましたが企画内容で負けての失注になります。

当社が事業会社から戦略的でトータルな良い案件を受注するためには、提案書作成を含めた提案力の強化が不可欠です。企画書は沢山作らないとうまくなりませんし、業務に精通していないとお客様に訴求する提案はできません。

このあたりを強化するために、今回、この2つのテーマの提案書を取り上げて、レビュー&勉強会を実施しました。

この様な具体的な案件のケーススタディを行い、物まねから始めるのが提案書作成がうまくなる1番の早道だと思います。

SGとRGの全員に案内をしましたが今回は10人ほどの参加でした。これからも「提案書レビュー会」は継続して実施しますので、できるだけ業務を調整して参加して下さい。

2009年12月 4日 (金)

MyELキックオフ

091116_1957001MyELが予定通り10月にサイトアップしたので、ご苦労様でした、これからも頑張りましょうということで関係者で会食をしました。

MyELの検討メンバーは、長谷川さん、服部さん、永森さん、岡島さん、金子さん、藤原さんと私の7人です。

残念ながら藤原さんは急な仕事で参加できなくなり、永森さんも時短のため参加できないので、5人での会食になりましたが美味しい食事を楽しむことができました。(藤原さん残念でした。また別途ご招待しますね)

行ったのは当社が加入している健保が経営する中華料理店です。こんな感じの個室で、北京ダックやフカヒレの姿煮まで出るコースで3千円と格安です。

今は各健康保険組合は赤字で苦しんでいますが、当社が入っている健保は若くて成長しているIT企業が多いため毎年黒字で運営しています。そのため福利厚生にも十分な資金を回せるのですね。

場所は大久保と辺鄙ですが、会社の仲間の集まりなどにはお勧めです。

機会があれば行ってみては如何でしょう。

http://www.its-kenpo.or.jp/restaurant/index.html

2009年12月 2日 (水)

脳学者

NHKの「プロフェッショナル仕事人」の司会も務め、沢山の本も書いている茂木健一郎さんの公演はなかなか面白かったです。

私が面白いと思った点は2点です。

1つは、プロフェッショナルな人達に100%共通していることは、自分のためにではなく、人のためにという「利他性」を強く持って働いているということです。

自分のためということでは、脳内の快楽を感じるドパーミンがあまり出ないのだそうです。面白いですよね。

茂木さんが仰るには、マーケティングの仕事は、沢山の人に良いものを提供するためと言う面では、利他性のある仕事だと話してくれました。

もう1つは、「人は逆境を越えることしか成長するすべがない」という説明でした。

成長には情熱(パッション)が不可欠ですが、このパッションの語源はラテン語の「パセオ」で、このパセオという言葉には、「情熱」と「逆境」という2つの意味もあるのだそうです。

そういう意味では、100年に1度の不況と言われる今は、個人が成長できる良い環境にあるのかもしれません。うまく行かない逆境を工夫をしながら努力をすることでプラスにして行きましょう!

そんなことを考えさせられる公演でした。

2009年12月 1日 (火)

JMRAコンファレンス

091124_1534001先日、日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)のAnnual Conference が新宿のハイアットリージェンシー東京で開催されました。

当社はJMRAの会員にはなっていませんが、年に1回のリサーチャーの集まりですので、私と金森さん、佐藤さんで出席しました。

出席者は400~500人ほどでしょうか。不況で集まりが悪くなるのを懸念をしていたそうですが賑やかな集まりでした。

業界活動の報告、5件ほどの公募研究の発表と、脳学者「茂木健一郎さん」の特別公演などがあり、18時から懇親会という流れで1日のイベントが終わりました。

研究発表や茂木さんの公演も面白かったですが、1番「そうだよなあ」と思ったのは、田下会長(インテージ社長)挨拶の中で、業界として「フィールドサイエンスをもう1度考える必要がある。」と仰っていたことでした。

その後の懇親会でも少しお話を伺いましたが、今のネットリサーチ会社の動きが、ネットリサーチ市場だけでなく、マーケティングリサーチ全体を壊してしまうという危機感を持っている様でした。

日本のネットリサーチは世界で1番安いって知っていますか。どんどん価格が下がって今は中国よりも日本のネットリサーチは安いのだそうです。

そして、昨年度のマーケティング協会の調査でもあったように、クライアントもデータの質とかリサーチャーの技術や提案力より、価格重視になっています。

ネットリサーチ業界がデータの質を担保せず、データ回収の速さと安さを競うような「リサーチのコモディティ化」が進むと、リサーチ業界全体の技術力が低下してしまうことを危惧していました。

これは私の感覚も一致するところです。

本来のリサーチ業務は、お客様の課題やニーズを正しく理解して、専門性と経験を生かしたサービスを提供することで課題解決に役立つことであり、定型的なオペレーションを提供するものではありません。

今、時代は「安さ」に振れていますが、やっぱりしっかりした設計と分析、提案力でお客様のお役に立つという姿勢は忘れてはいけないと思います。

懇親会では沢山の人と話しをしましたが、そういう思いの人もかなりいました。

どこかで振れすぎた振り子が戻ることを期待したいと思います。

2009年11月26日 (木)

ご指名

昨日、マクロミルの営業MVPの記事を紹介しました。この中でこのMVPの方を「担当指名の調査途切れず」と紹介していましたが、この「ご指名」というのが私達の仕事のキーワードです。

リサーチやコンサルの世界は、個人の実力がものをいう世界です。それぞれの会社の看板を背負ってはいるものの、最後は個人の実力と行動力、提案力で、成果は2倍も、3倍も開きがでてきます。

これは売上やアウトプットでの比較ですが、お客様の満足からみるとそれ以上の10倍も20倍も差が出ているのかもしれません。

お客様にご満足頂ける良い仕事ができていたかどうかを図る基準がお客様から「ご指名でリピートがいただけるか」であり、「より難しい内容のご相談が来るようになったか」ということではないかと思います。

営業でもリサーチャーでも、お客様にご満足頂ける仕事をした人には、お客様の方から色々なご相談が来るものです。

だからマクロミルの小池さんは1日5件の客先訪問ができているのでしょう。月にして100件の客先訪問は容易ではありません。

月に30~40件の調査に携わっているというので、案件の相談や企画提案の商談を少なくとも月に50~60件はこなしているはずです。これらの準備を含めると大変な業務量です。かなりのハードに、かつ効率的な仕事を行っているのでしょう。

で、この小池さんは仕事が忙しくて辛いと思いますか?きっと残業もすごくて休日出勤も沢山しているでしょうね。かなり私的生活を犠牲にしているに違いありません。

私は、彼はとても毎日が充実しているんじゃないかと思うんです。

サービス業に従事する者にとって、1番の喜びはお客様のお役に立っているかであり、喜んでいただけるかです。その満足を沢山頂いているから彼は頑張っていられるのでしょう。

まだ28歳ですから、寝ないで無茶苦茶働く時期があっても良いと思います。それが自分の人生の自信になったり、その後の色々な広がりや展開にもつながります。

当社にも良い仕事をして、お客様からご指名でリピートが来ることがあります。それは会社にとっても嬉しいことですが、最後は自分自身の勲章なんですよね。

私自身も長い職業人生の中で、いくつかの勲章は持っているという思いはあります。それがあるから厳しい時でも、何とかできるはずだと楽観的に考えられるのだと思います。

皆さんもお客様から信頼の「勲章」を頂ける様に頑張って下さい!

2009年11月25日 (水)

営業MVP

鎌田さんから朝日新聞夕刊の記事をいただきました。「担当氏名の調査途切れず」というタイトルで、マクロミルの食品業界担当の営業課長を紹介したものでした。 ネットリサーチ会社も新聞に取り上げられる存在になったのですね。

紹介されていたのは小池さんという北大の大学院を出て入社4年目の28歳の方です。

回りの評判は「むちゃくちゃ働く」で、平均で1日5社を訪問して、多い月は30~40本の調査に携わっているそうです。しして、毎晩、提案書作成の傍ら調査結果を自ら分析して、自分なりの仮説・検証を繰り返しているとも書いてありました。

そんな努力と営業成果が認められて50人の営業の中でMVPになり、異例の速さで営業課長に昇進したということです。

「担当指名の調査途切れず」というのはとても意味深いことです。何故この若い小池さんが沢山のご指名をいただいて、良い営業成果を上げることができたのでしょう。

1つは1日5社訪問という行動量があったからだと思います。営業の仕事は「顧客のニーズをヒアリングし、1番求められるサービスを提案すること」です。そして、お客様のニーズの情報は直接会って話しをして、コミュニケーションを取るところにしかありません。

2つ目はお客様から相談に足る相手と認められたからでしょう。お客様はこの人は分かっているな、この人なら何とかしてくれるなと思う人にしか相談はしてくれません。その人の専門知識や経験、お客様に対する一生懸命さや対応の良さが基本になります。

おそらくこの小池さんは、人よりも多く専門知識を学び実務を経験して、人よりも沢山動いて、お客様とのコミュニケーションの努力をされたのでしょう。

私達もこんな同業者がいることを意識して、負けないように頑張らないといけませんね。

SGの皆さんも、RGの皆さんも、お客様から「ご指名」のいただけるよう、主体的に学習し、お客様とのコミュニケーションを通じて信頼を得られるように心がけて行きましょう。

※夕刊の記事は給湯室に掲示しましたので読んでみて下さい。

2009年11月17日 (火)

職場の服装

今期に入って2人ほど服装のことで軽く注意をしました。

注意といっても「あまりラフにならず、もう少し働く職場に相応しい服装にして下さい。」という程度ですが、若い社員にはちゃんと教えてあげることも必要と思って話しをしました。

今は何が何でもワイシャツにネクタイという時代でもありませんし、私服の方が作業をするには疲れないと思うので、お客様とお会いしない時は私服でも良いと思います。

でも、ここは職場ですからあまりラフに成り過ぎるのは好ましくありません。会社は真剣に仕事に取組む場所であり、競争相手と戦う戦場でもありますので、それなりの規律と緊張感は必要です。

お客様が来社した時に、あまりルーズな服装の社員がいると、緊張感がなくだらしのない会社という印象を与えてしまい、「こういう会社に任せて大丈夫か?」と不安を与えてしまうデメリットもあります。

どの服装が良くて、どの服装は良くないかの基準は難しいですが、ここは皆で真剣に仕事に取組む場所だというTPOの感覚を持つことが大切なのではないでしょうか。

伊藤忠商事さんも金曜日は私服の日となっていますが、ルーズな服装は1人もみられません。それは、全員がビジネスの最前線で働いているという自覚と緊張感があるからでしょう。

当社にも沢山の外部の方が来社をしています。職場の規律と緊張感を踏まえた「身だしなみ」は忘れないようにお願いします。

2009年11月 4日 (水)

死神パネル

慶應大学の清水教授と、読売広告社のナレッジマネジメント部の関係者3名と1年ほど前から「死神分析」の検証を進めて来ました。

「死神」とはある特性を持つ生活者で、この方達の利用が増えるとそのブランドの商品の売上が減少する可能性が高いというものです。また「死神」とは異なる「聞き耳」の人達が好む商品は売上が拡大する可能性が高いという検証結果もあります。

これって「Hi-Voice」や、「Mind-Voice」と同じように、生活者個々人の感性や価値観から来る消費行動によって定義されるものですが、その個々人の消費特性で商品の将来の市場動向が予測できるというのがとても面白いですね。

この理論は清水先生が考えて、日本発のマーケティング手法として、消費者行動学会やマーケティング協会のセミナー、SPSSディレクションズなどでも発表されています。

1年ほど前のSPSSの会合で、清水先生から死神分析の検証をやりたいので手伝ってくれないかというご相談をいただいて、開発テーマとして森さん、田中(み)さんに参加してもらうことにしたものです。

そして、検証作業もだいぶ進んだため、当社のパネルに5万人規模の調査を行い大規模な「死神パネル」を構築することになりました。11月中には「死神パネル」を構築したことと、その検証実験の結果をリリースしてサービスインする予定です。

「死神分析」は特色あるサービスとして、当社のPRと販売拡大に大いに寄与してくれると思います。パネル環境ができましたら森さんに説明会を開いてもらいますので参加して下さい。

森さん、田中さん、これからはビジネスステージになりますので、引き続きよろしく頼みます!

2009年10月29日 (木)

アイトラッキング

091014_1138001 電通さんのお仕事で、アイトラッキング装置を使った広告評価を行うというので、私も参考まで見学に行きました。

実験会場はこんな感じで、左にモデレータ、右端に書記の方がいて、真ん中のPCの前に被験者が座ります。

まずは被験者の目の位置を特殊な装置に読み込ませてから、いくつかの広告をディスプレイに表示して、目の動きを画面上に記録してから、被験者に何が印象的だったかや、何故、ある場所を詳しく見たのかなどをヒアリングしていく流れでした。

3つの折込チラシのデータを取って、ヒアリングをしてだいたいお一人20分ほどの時間で終わる内容でした。

約70人の被験者はマイボイスのモニターからリクルートしましたが、全員が約束どおりの時間に新宿の会場に来てくれたそうです。しっかり確認作業をしたということでしょうが、ありがたいですね。

今回の「アイトラッキング調査」は新しいサービスを考えるための実験です。こういうところから新しい魅力のあるサービスができると良いですね。

興味のある方は、上辻マネジャーに詳細を聞いてみて下さい。

2009年10月28日 (水)

アンテナ不足

今年の「SPSSのディレクションズ」が先週の21日、22日で終わっていました。

西郷さんからディレクションズに来ているのでランチをしないかという連絡があって、始めて開催が分かりましたが、もう当日でしたので参加することができませんでした。

「SPSSのディレクションズ」には毎年20人以上が参加していましたが、今年は誰も気付かなかったため1人も参加できませんでした。

皆さんが新しい情報を仕入れ、勉強できるチャンスでしたのに残念です。

これだけの人数でマーケティングリサーチに携わっているのに、誰一人としてこんなに大きなイベントに気付かないようでは駄目ですね。

私を始めとして、もっと外の動きに敏感になり、情報アンテナを高く立てるように致しましょう。

ちょと反省させられる出来事でした・・・

2009年10月23日 (金)

ブログマーケ

先月のビジネスニュースで「ブログに関する調査(第4回)」を紹介しました。

ブログは「WebLogする」という意味の「ウェブログ(WebLog)」の略称で2002年頃から急速に広まりました。

そして、2006年の調査では世界のブログで日本語投稿が37%を占め、日本語のブログが世界で1番多いという調査結果もあります。あまり自己アピールの強くない日本人が、1番ブログに投稿しているというのは興味深いですね。

今回の調査では22%が「開設し現在も更新」と答えています。「もう閉鎖した」の14%を含めると経験者は36%となります。第1回のブログ調査は2005年で、この時点の「開設し現在も更新」も20%でしたので、この4年間でブロガーはあまり増加してはいません。

それでもブロガーの6割が週に1回以上も更新しているのですからとても発信力の高いメディアといえます。

それから「ブロガー招待イベント」の認知率が6割を超え、約5%が「参加したことがある」と答えているのも面白いですね。

ブロガーを自社イベントに招待して、自社の商品なりサービスを利用した感想等を、ネット上の口コミ発信に結び付けようとしているのでしょう。

以前、慶應大学の清水先生が「日本発のマーケティング」というテーマで講演をされていました。先生は2つの手法を「日本発」と仰っていましたが、1つは「死神分析」で、もう1つが「ブログ・マーケティング」でした。

当社にも「ブログを開設している人に、イベントに参加してもらいたい」というご相談も来ています。これなどもイベント評価とブログ発信の両方を狙った企画なのかもしれません。

これからの「ブログ・マーケティング」に注目して行きましょう。

ブログに関する調査 第4回(2009.5 実施)

http://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/13001/index.html

2009年10月21日 (水)

固定収益

今回の不況で厳しい経営が続いて感じたことの1つに、経営を安定させるには固定収益を作らないといけないということがあります。

リサーチワークはお客様から案件をいただいて、その受注生産による売上を積み上げることで利益を作る構造です。ここでお客様から喜ばれるサービスを提供できれば、お客様はリピートカスタマーから、ロイヤルカスタマーになり、経営も安定してきます。

それでも今回の様な不況が続くと、お客様自体のマーケティング予算が2割、3割と削減されるので、受託調査の売上も減少してしまいます。

インテージさんとの提携で「パネル調査」のデータ提供に協力することにしました。また、今月から始まる「MyEL」もある程度の固定収益になることを期待しています。

この他にまだ岡島さん、藤井さんでシステムの準備中ですが、ある会社の「検索広告」のサービスにも取組むことにしました。

この3つのサービスがうまく行っても、まだ全体の売上の1~2割しかなりません。

それでも安定して入る固定収益を少しずつ増やすことが、会社の経営を安定させ、ひいてはより良いサービスを提供できる会社にすることに繋がると考えています。

「パネル協業」、「MyEL事業」、「検索広告事業」の3つにはそんな期待をしています。

すべてこの下期中には稼動させて、この下期からの収益に結び付けたいと思います。