ビジネス Feed

2009年10月16日 (金)

bdb

130ジャンルのブランドデータ(ブランド所有状況のデータ)を販売しているブランドデータバンク社(bdb)がマクロミルに買収されると発表されました。

bdbは2001年に設立した会社で、ネットマイルと協力して3万人の消費者調査で集めた「ブランド所有状況のデータ」を代理店や消費財メーカー等に販売しています。

マクロミルのIR情報によると、従業員は9名、売上は1.2億円、経常利益は6.8百万円となっていました。

(ブランドデータバンク社) http://www.branddatabank.com/

マクロミルは1年前にニールセンがPOS事業から撤退すると発表した時に、その事業を買収してPOS事業に展開するという発表を行いました。その時は取りやめになりましたが、やはり「情報サービス」という安定収益を確保するという方向で動いていたようです。

当社のMyELとは情報の内容やサービス形態が異なりますが、こいう分野にもマクロミルさんが入ってくることは注意をしていかなければなりません。

一方、この様な限られたブランド情報の販売だけで、約100社から1.2億円の売上を上げていたことを考えると、MyELで3千万円の売上というのは控えめな目標かもしれません。

この数字を見る限りMyELが大きく発展する可能性を感じさせる情報でもあります。今後のbdbの動向もウオッチしながら、MyELの展開を考えて行きたいと思います。

2009年10月15日 (木)

定期アンケート

定期アンケートはまだ私が1人で実験をしていた1998年の7月から、11年以上も毎月続けてきました。この定期アンケートには、

  1)情報発信のできるマーケティング情報を蓄積する。

  2)営業の販促用のツールに活用する。

  3)モニターの活性化に繋げる。

  4)新人リサーチャーの教育に使う。

という役割がありました。

そして、これからは情報発信と集客、それから固定収益の確保という役割に徐々にウェイトを移して行きます。

この11年間で定期アンケートには2.5~3億円の資金を投入しています。これを当社の大切な経営資源として有効に活用したいと思います。

また、昨年度は定期アンケート関連で4千万円近い経費がかかっていることが分かりました。そして、売上の360万円に対して経費が大きすぎるのでは?、と遠藤監査役から指摘も受けており効率化を図る必要もあります。

1テーマで4.5人日の作業と33万円の経費ですので、これではちょっと生産効率が悪すぎます。

そのため、これからは定期アンケートも収入と経費がちゃんと見えるようにします。また、レポートもマクロを組んで0.5人日で出来るようにして、服部さんに効率的な作業遂行のマネジメントをお願いしました。

これによって、1000万円の経費削減になり、製造原価なみの売上を確保できれば、約3500万円の利益改善が期待できます。

こんな風にうまく進むかどうかはこれからの努力次第ですが、今後の利益改善と安定収益の確保にとって大きな意味を持つことですので重点施策として進めます。

服部さん、長谷川さん、MyEL事業の立ち上げよろしくお願いします。また、関係の皆さんの理解と協力をお願いします。

2009年10月 9日 (金)

失注から

CTCの前の副社長がご来社いただきました。

「どうだ元気にやっているか!」という励ましの来社でした。

バリバリの営業で、実力と実績で6千人もいる会社の副社長まで行かれた方です。私は部署が異なったので直接お仕事をご一緒したことはありませんでしたが、色々な武勇伝を聞いたことがあります。

鎌田さんとランチをご一緒しながら、営業のコツを教えて下さい。と聞いてみたら・・

「失注したところからが勝負だよ。コンペで負けても諦めずにお客のところに行き続けて次のチャンスを狙うこと」と、「既存のお客様を大切にして、既存のお客様で必要な売上の7~8割を確保することが重要!」と話して頂きました。

それから大阪の挨拶にある「ぼちぼち」という言葉のように、最初は損してもお取引をして、ぼちぼちの利益をいただいて長くお付き合いすることも大切だよ。」とも仰っていました。

失注からが勝負、粘り強く諦めない。

長年営業の第一線で実績を上げてきた方の言葉だけに重みがあります。

市場環境が厳しくて仕事が取れないと気持ちが弱ってしまいがちですが、諦めないで粘り強く頑張り続けるしかないのでしょう。大先輩のお話しを伺って改めてそんな風に思いました。

2009年9月24日 (木)

C-News

ヤフーバリューインサイトさんが提供してきたアンケートデータベースの「C-News」が9月30日でサービス停止になります。

そして、専用サイトの「C-Newsサイト」も閉じられて、その調査結果の1部がYahoo!リサーチのサイトで紹介されるそうですが、10月以降は月に2本くらいに限定して自主アンケートをするという案内がでていました。

「C-News」はヤフーバリューインサイトの前身の1社であるインフォプラントさんが、デイリーリサーチというコンセプトで実施し、そのデータ販売してきたものです。

当社が「MyEL事業」を検討する時に1番の競合として意識してきたものです。

この差別化としては、C-Newsが300件程度のライトな調査に対して、MyELは1万件を超える大規模調査であるため、ターゲット層に絞った再集計や仮説検証もできる点で考えておりました。

でもMyELが始めると同じタイミングで、C-Newsが撤退することになりましたので、アンケートデータベースは当社だけの独自のサービスとして展開することが出来ます。

また、当社は「自主企画のアンケートデータを1番持っているネットリサーチ会社」で、これらの結果を用いた提案や、これらの回答者を特殊パネルとして活用できる唯一の会社、という独自性をうたうことも出来るようになりました。

「MyEL」の事業展開を積極的に進めるとともに、アンケートデータベースを保有する強みを活かした営業展開を進めていきましょう!!

2009年9月23日 (水)

ネーミング

商品に名前を付けるネーミングって結構難しいものです。

先週、「定期データベース」を、「MyVoice Enqueit Library (MyEL)」(見えーる)と名前を付けたことは紹介しました。

でもこれを決めるのに実は3週間もかかりました。

定期データベースの事業化に関しては、私と長谷川さん、永森さん、服部さん、岡島さん、金子さんの6人で毎週1回のペースで会議を開いています。

そしてネーミングをどうするかと話し合いを行い、「Enqueit Data Library」、「Enqueit DataBase Service」、「MyVoice Data Library」、「MyVoice Library」、「MyVoice Data Service」など30ほどの名称を考え、その略称やキャッチコピーを考えました。

でもすべて「帯に短したすきに流し」でしっくり行きません。皆さんにもアンケートを取ってみましたが、やっぱりすっきりしませんでした。

長谷川さんからそろそろ決めて欲しいという視線を何度も頂きましたが、良い名前を付けないと事業がうまく行かないような気がして、「ま、これでいいか」と妥協するのは嫌でした。

それで、実はTOWの企画担当しているお2人に知恵を貸してください。とお願いのメールをしたところ・・

このなかでは「MyVoice Data Library(MDL)」が分かりやすいと思うけど、それを少し変えて「MyVoice Enqueit Library (MyEL)」(見えーる)にすると凄く良いんじゃないですか。という返事をいただきました。

それを見て「これだ!」と直ぐに思いました。

お陰さまですっきりしましたし、MyEL事業がうまく行くイメージも感じることができました。

2人から返答が来たのはメールを送って30分以内です。やっぱり彼らは企画のプロですね。やっぱり「餅は餅屋」です。

2009年9月18日 (金)

MyEL

定期アンケートのデータベースサービス(「定期データベース」)のネーミングが決りました。

「MyVoice Enqueit Library (MyEL)」になります。

MyELを「見えーる」と読んで、

  生活者の消費行動が見えーる!

  生活者のインサイトが見えーる!

  企画提案の方向性が見えーる!

というキャッチを用いて、マーケターやリサーチャーの生活者情報源として、皆さんから頼りにされる存在に発展させたいと考えています。

広告代理店やSP会社のマーケターやプランナー、事業会社のマーケティングに関わる担当者が新たな企画をする時には必ず企画のベースになる生活者情報が必要になります。

そして、それをインターネットを通じて検索するところから情報収集が始まるはずです。

その時に、消費財やサービスの消費やブランド関係の情報や、催事や季節のイベントの情報、ライフスタイルに関わる情報が豊富にあり、自分でも再集計して仮説検証できる環境が提供できれば、その様な企画ニーズに役立つはずです。

その様な様々なマーケティングの関係者が使いやすいように、データの利用料やレポート販売単価も2~3万円と格安に設定しています。

「MyVoice Enqueit Library (MyEL)」がマーケティングの世界でメジャーになるよう、粘っこく販売を続けるつもりです。

2009年9月17日 (木)

サービスイン

定期アンケートのデータベース化がいよいよ大詰めにきています。

今のところ10月14日にサービスインする予定で、長谷川さん、服部さん、永森さん、岡島さん、金子さん、それからR2の皆さんが追い込みの作業に取り掛かっています。

「定期データベース」の狙いは朝会などでも何度も話していますが、

 1)マーケティング関係者との顧客接点の拡大

 2)情報販売サービスによる固定収益の確保

の2つです。

顧客接点の拡大の販促が7割で、固定収益が3割くらいの期待になります。

自社の調査データ(生活者マーケティングデータ)をこれだけ多く持っている会社は、当社以外にありません。

この特長を最大限に活かして、販売促進と固定収益の確保に努めたいと思います。

皆さん、サービスインに向けてご協力のほどお願いします!

2009年9月11日 (金)

喜ばれること

仕事ってやらないと生活できないからやるという面もありますが、誰かの役に立っている、喜ばれるから続けられるというところが大きいですよね。

料理の美味しい居酒屋さんが何故、美味しい料理をだすのは、もちろんお客が来てお店が繁盛してほしいからでしょうが、お客さんから「大将、今日の〇〇うまかったね。また来るよ」という一言が嬉しくて頑張り続けているのだと思います。

前にも紹介したけど、もうずいぶん前に、ある大手住宅設備メーカーの仕事を沢山させてもらえるようになり、ある時とても大変そうな「チャネル戦略調査」を受託しました。

東京で300件、大阪で100件の工務店や販売店から取引実態をヒアリングして、市場環境を分析した上で戦略提案するというものです。

工務店や販売店の400件の訪問ヒアリングって口で言うのは簡単ですが、何のアポもなく、誰がクライアントで、何が目的かも言わないで話しを聞くことは、やってみれば分かりますが、えらく大変なことです。

この時はえらい大変な思いをして何とか約束どおり400件の個票を集め、最後は3日間会社に泊まって徹夜でレポートを書いて納期も間に合わせました。何でこんなに大変な仕事取っちゃったのかなと途中で思いました。

でも結果的にはお客様に大変喜ばれて、役員会議でプレゼンをする機会もいただき、責任者の専務さんが役員会を退席して「高井さん、大変な仕事を、こんな短い時間でやってもらって本当にありがとうございました。大変助かりました。」と言ってもらったら苦労もふっとんでしまいまいた。

やっぱりお客様の「ありがとう」がないと「飽きない(商い)」は続かないと思います。

下期にRGの組織を変えますが、1つの目的は社員全員がもっとお客様と近い立居地で仕事をし、サービスを提供できる組織にしたかったことがあります。

未経験者がお客様と直接やり取りすると苦労もあると思うし、生産性も下がるかもしれません。でも、お客様の役に立つことと、商売の厳しさを実感しながら働いた方が皆さんの成長は早くなるし、会社としての技術やサービスのレベルアップと繋がると思うんです。

お客様から「ありがとう。助かったよ。」、と言っていただけるサービスを目指して頑張りましょう!

2009年9月 8日 (火)

SPSS買収

もうご存知の方も多いと思いますが、SPSSがIBMに買収されることが決まりました。

SPSSは当社もメインツールとして使っていますし、リサーチ系やデータ分析系の業務に携わっている者にとっては、SAS社とともに馴染みの深い会社です。

先日は米国SPSS本社の開発責任者が、日本ユーザーの意見をヒアリングしたいとジャパンのマーケティング部長に頼まれて、新井さん、森さんに対応いただいたばかりです。

解析専門のSPSSが、巨大なシステム会社のIBMの1部になるというのはまだピンときませんが、ITの世界も大きく動いているのですね。

SPSS社からは以下の挨拶状が来ましたのでご紹介しておきます。

===(SPSSからの挨拶状)==============================

お客様各位

  SPSS Inc. チェアマン、CEO兼プレジデント ジャック・ヌーナン

SPSSと、ユーザの皆様にとって刺激的な時を迎えました。

SPSSIBMによる買収に合意したことは既にご存知の方も多いかと存じます。

まず、皆様の長年にわたるご愛顧、そして、この最高の出来事へ到達することを可能にしてくれたことを心より感謝申し上げます。

次に、買収完了への過程において、私たちの顧客支援への献身は、今までどおり強いものであることをお伝えさせて頂きます。この期間中、お客様への対応およびサポートは私たちの重要課題であり、既存の契約や約束にも引き続き対応してまいります。

つまり、私たちの当面の計画は、ビジネスを通常通り行うことです。

今回の合意は意義ある前進です。IBMの一部になることで、今後ますます増え続ける予測分析(Predictive Analytics)へのニーズに応えるべく、より多くのリソースを確保し、規模を拡大することができます。私たちは、以下のことを堅くお約束致します。

 予測分析(Predictive Analytics)を提供することで、より優れた意思決定を行うために、情報の力を容易に活用できるように支援します

 ユーザの戦略的ITパートナーとしての役割を果たします。分析の専門知識と技術を統合することで、ユーザに利益をもたらします。

 オープンスタンダードに準拠した情報インフラを提供することで、競争優位性をさらに強化し、ユーザと皆様のクライアントとの関係に付加価値を提供いたします。

2009年9月 1日 (火)

納期管理

早いもので今日から9月に入りました。あと1ヶ月で09年度の中間決算になります。

会社の決算はその期の売上で作られます。そして、売上は案件がきちっと納品されお客様の検収も済んで初めて計上できるものです。

案件管理を担うプロジェクトマネジャー(PM)には、主に以下の3つの役割があります。

1つはお客様とのコミュニケーションをしっかり行って、一生懸命に業務を遂行して、誠実さと技術力でお客様の満足と信頼を得ることです。これが1番重要な仕事です。

2つ目は担当案件を予定内の工数と経費で実行して、予定粗利を確保することです。(会社として確保したい粗利率は50%です)

そして、3つ目は計画通りに売上が上がるようにスケジュール管理をすることです。

SGの受注管理とRGが売上管理の両輪がうまく回れば、会社はよい決算になり、皆さんの待遇改善や事業投資をすることができます。

9月末の中間決算で期ズレが起きないように、RGの皆さんは納期管理をしっかりお願いします!

2009年8月25日 (火)

結合データ

土曜日の太宰先生の研修は、私も4時間ほど参加させてもらいました。

その研修の中で太宰先生が、定期アンケートの「雑誌の講読調査」と「金融投資」の両方の回答者のデータ(約3200件)を使った分析をしてくれたのに興味を持ちました。

研修の1週間ほど前にリクエストがあって提供したデータですが、雑誌の閲読ジャンルの多い人はリスクテイクをする人が多く、株式投資の可能性が高いというマイニング結果を示してくれました。

そして、この「定期アンケート」は色々な組合せで分析することができるので、学術研究にとっても「宝の山」です。と仰っていただきました。

丁度、この9月から「定期アンケート」のデータベース販売を始めます。こちらのサービスの1つに2テーマの情報を結合して分析できるデータを提供するというものも設けています。

ライフスタイルと、ブランド関連のデータを組み合わせることで、色々なマーケティングの仮説検証ができるのでは?と考えてたのですが、若い研究者の方から「学術研究にとっても宝の山」と言われるとちょっと可能性を感じました。

こちらの「結合データ」を使った分析やメディアへの情報発信についても、太宰先生とご一緒できないか相談をしています。

「定期データベース」には、新しい顧客開拓や、データ販売事業による固定収益の確保、という目的がありますが、上記の様な「マイニング分析」の情報発信につながればより面白い展開になるかもしれません。

アイディアはどこに転がっているかわかりません。やっぱりこういう研修には参加してみるものですね。

2009年8月20日 (木)

検索ポイント

ECナビグループのAdingoという代理店さんから「検索ポイント」の提案をいただきました。

こちらは先日紹介したリサーチパネルの兄弟会社で、佐野社長のお勧めでお会いしました。

「検索ポイント」は当社のモニターがマイページでYahoo!の検索をすると、本人に1ポイントを提供するとともに、会社にも広告費が入るというしくみです。

1日に提供できるポイントの上限は1円相当というので、あまり使われないのではないかと質問しましたが、リサーチパネルやネットマイルさんでもかなり使われていて、マクロミルも9月の導入を決めたと言います。

モニターの皆さんに喜ばれて、多少でも固定収益が入るなら検討してみようかと思って、試しに当社のフォーラムで聞いてみたら、9割が肯定的な意見でした。

当社はなかなかポイントが貯まらないというモニターの不満が大きいので、少しでもモニターの活性化と退会防止になればと、こちらの「検索ポイント」の導入を決めました。

これから藤井さんにシステムの準備をしてもらうので、実施までには1ヶ月ほどかかる見通しです。

以上、「検索ポイント」の導入について連絡します。

2009年8月13日 (木)

提携パネル

インテージさんとの協業についてもう1つ連絡します。

同社では約25万人の自社モニター「Qモニター」と、ヤフーとの協業での「Yahoo!モニター」の2つのモニターを使ってインターネット調査を実施しています。

そして、2ヶ月ほど前にこの2つのモニターのデータを連動させるシステムができ、約95万人の「インテージネットモニター」として販売しているのだそうです。

この「インテージネットモニター」を当社が特別な価格で利用させてもらうことになりました。

マイボイスの30万人のモニターでも、実質的には9割以上の案件に対応できます。ただ、営業時にパネルが小さいということで、土俵に乗れないことがかなりあるのも事実です。

そのため95万人のインテージさんのモニターを「提携パネル」としてご案内することで、営業的な機会損失を防ぐのが狙いです。これは大きなメリットがあると感じています。

こちらの「提携パネル」も有効に活用して、下期に向かって積極的に営業展開を進めましょう。

2009年8月12日 (水)

パネル協業

朝会と各グループ会でも説明をしましたが、現在、インテージさんとインターネット調査の分野での協業を進めています。

その1つが彼らが化粧品やヘルスケア、ヘアケア関係の情報提供を行っている「SLI」というパネル調査での協力になります。

SLIはこれまで紙ベースで上記カテゴリーの購買情報を集めて、その情報を加工して各メーカーや流通企業に販売をしていました。これをWEB化することで規模を拡大して、情報収集の効率化も高めるのが狙いです。

ただ、自社で組織している「Qモニター」だけではカバーしきれない階層があるので、その部分を当社のモニターで補完をするものです。

「ビューティ・ダイヤリー」~美と健康のお買い物調査~、に3~4千人のマイボイスモニターが参加します。

参加者が対象商品を買った時に、弊社のサイトにログインして回答ボタンを押し、インテージの日記サイトで買い物情報を入れると、マイボイスのポイントが付くという流れです。

インテージさんにとってはSLIのWEB化が促進でき、当社にとっては固定収益が確保できるというメリットがあるため協力することにしました。

以上、今回の「パネル協業」について概要を連絡します。

2009年6月30日 (火)

独立自営

自営でモデレータをやっている友人の角田さんが、もう1人のモデレータと一緒に来社しました。

角田さんはCRC時代の同僚で、もう20年以上の長いお付き合いになります。とても優秀なリサーチャーとして活躍していましたが、定性分析のプロになりたいということでモデレータの研修を受けて、10年以上も自営でモデレータを続けています。

もう1人の方も同じく自営のモデレータをやっている方でした。

2人とも10年以上のベテランで、仕事もしっかりやっていただけそうなので、これから当社の定性分析などでご協力いただこうと話しています。個人でやっているので費用もかなり安くできますし、技術力はしっかりしていますので、きっとお客様に喜んでもらえる仕事をしてくれると思います。

上辻マネジャーにも打ち合わせに出てもらったので、グルインやデプスを頼みたい時は上辻さんに相談して下さい。

独立して10年以上も1人でやるのは大変な努力が必要です。

打ち合わせの後に食事をしたら、仕事に終わりの時間がないことや、突然ぱったり仕事が空いてしまったりするのが精神的に大変だと言っていました。

独立して1人でやるということは、技術力や営業力ももちろんですが、1人という不安と常に戦い、どんな時でも自己コントロールができる強い精神力が必要です。

私にはちょっと難しそうです・・・

2009年6月23日 (火)

ブラブラ

先週、SPSSさんの「Data Mining Day 2009」というイベントがありました。

090611_1839001 私はあまり時間もないので参加を見合わせていましたが、先方の部長さんから米国本社の社長が来るので、レセプションだけでも出てもらえないかとういうお誘いをいただきました。

レセプションは夕刻だし、こういうところでビジネスができることも多いので顔を出すことにしました。会場は渋谷のセルリアンタワーの最上階でしたので眺めは抜群によかったです。

行ってみると50人ほどの小さなパーティでした。何時もお世話になっている大学の先生や顔なじみの方に挨拶をして、仕事で接点のありそうな会社の方を見つけて情報交換をして回りました。

それから、SPSS米国本社のプロダクト開発の責任者が、日本のユーザーの意見を直接聞きたいというので、翌日に来社いただいて新井さんと森さんにヒアリングに対応してもらいました。

森さんに聞いたら話しはとても盛り上がったそうです。今後のSPSSの開発に少しマイボイス(森さん)の厳しい意見や要望が反映されるかもしれませんね。

人と会わないとビジネスは生まれません。どこで何が繋がるか分かりませんので、余計と思えるこんな活動も意外と大切だったりします。

2009年6月17日 (水)

客先訪問

SMBCキャピタルのご担当者が来社されました。この方はこの3ヶ月で3回目の来社になります。1回目はある方の紹介で業務紹介にお見えになり、2回目はある提案をいただきましたが見送りになりました。

そして、今回は「ある会社を紹介したいので」というアポイント依頼がありました。

話を伺ってみると「ネットマイルさんって知っていますか?」とのことでした。こちらは社長も良く知っているしお取引もしていると答えると、「やっぱりそうですよね。もし接点がなければと思ったのですが・・」という流れから、最近の景気やベンチャーキャピタル業界の話をされて帰りました。

「ネットマイルを紹介」というのはアポを取る口実でした。

でも彼はにこやかで人柄も良さそうで、金融やVCの知識や経験が豊富で、何かの時には相談できる人だと感じています。そのため彼の来社は迷惑ではありませんし、また何かあれば来て下さいということで終わりました。

継続的にお客様とお会いするのはなかなか難しいことですが、優秀な営業の方はこんな風な理由を付けながらお客様訪問を続けています。この会社でも月に40件の訪問が目標になっているそうで、これからも時々会ってもらえると助かります。とも仰っていました。

色々と情報のアンテナをはり、お客様に喜ばれそうなネタも用意しながら訪問を続けることが大切です。そして、お客様に受け入れられるには、ある分野の知識や経験を持っていることが条件になると思います。

それがないと、忙しいビジネスマンのアポは取れませんし、何度も会って話せる関係は築けません。

当社もVCと同じ無形のサービスを提案する難しい営業です。それだけに自分の人間性を売り、リサーチやマーケティングの専門知識や経験を積むことが必要です。

営業の皆さんには自分の人間性を売り、よく勉強をしながら沢山の実務経験を積んで、案件がなくても訪問が喜ばれる存在になって欲しいと願っています。

2009年6月15日 (月)

フィールドノート

090523_1327001 私がいつもこんな緑の小さなノートを持っているのに気付いている人いますか。

何か安っぽいノートですので「少なくとも社長なんがからもっと高級な物使ってよ。」と思われているかもしれませんね。確かに紀伊国屋で170円で売っている安価なノートです。

これは実はヒアリング調査に便利な「フィールドノート」なんです。CRC総研時代の先輩が私がヒアリング調査に行く時に、これが便利だと紹介してくれて使い始めました。

ヒアリングに行くと聞いた内容の概要をすべてこのノートに書いて、後からヒアリングシートにまとめます。メモをしないと聞いた内容はどんどん忘れてしまいますが、このノートを見るとかなりの内容を思い出して記述できました。

小さいので相手にあまり書いているというプレッシャーを与えないのと、ハードカバーですからどこでもメモが書けるのが便利です。

また営業時のヒアリングにも使えるのも良いなあと思って、もう25年も使っています。

ヒアリング調査のことは思い出せばまだ20回くらい書くネタはありますが、もう飽きたと思うのでこのくらいにしておきます。

ヒアリング調査のご質問があればいつでも言ってください。

2009年6月12日 (金)

海外ヒアリング

もう1つ海外ヒアリングの事例も紹介します。

前にも書きましたが、今はもうない第一勧業銀行の「投資環境調査」というお仕事を6年くらいやらせていただきました。銀行のお客様が海外直接投資をする時に必要な、外資政策、労働環境、産業、税制、インフラなどを調べてガイドを作るものでした。

国内にある関連文献と、大使館や在日関連団体へのヒアリングと文献収集、公認会計事務所(CPA)に対する原稿依頼と、実際に現地に行って関係省庁や関連団体と、その国に進出している日系企業のヒアリングを行うものでした。

だいたい週末にでかけて1週間ほど滞在して、25ヶ所位を訪問します。知らない国で地理感はないし、時々相手が外人さんになるし、1日5~6件はアポが入れられていて、夜は駐在の方などとの会食もあって、結構疲れる仕事でもありました。

ただ、この仕事で、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、ベルギー、シンガポール、タイ、マレーシア、香港、メキシコなど10ヶ国も行くことができて、沢山の方に海外でお話を伺ったのは貴重な経験になったと思います。

人から直接話を聞かせていただく「ヒアリング」は、1番新鮮で、実態を反映した深い情報が得られます。その反面、アポを取ったり訪問したり、1件の訪問で2~3時間もかかるのでとっても非効率な手法でもあります。

その面ではインターネット調査の対極にあるのかもしれません。

いきなり海外ヒアリングという訳にも行きませんが、官公庁案件のヒアリングあたりから取組んでみるのが良いかもしれません。

ヒアリングは誰でも頑張ればできる仕事です。あとは工夫をしながら場数を踏むしかありません。

2009年6月11日 (木)

民間ヒアリング

官公庁より民間調査の方がヒアリングのハードルは高くなります。

私の頃は帝国データバンクのCOSMOSで調査対象の企業を抽出して、500円のテレカ等を謝礼とした郵送アンケートを行います。その回答者の中から興味のある方等にお願いして、30分~1時間ほどお話を伺わせていただく流れでした。

こんなサービスができたら利用したいかや、利用するための条件を詳細に伺う内容が多かったです。「会員制医療クラブができたら」、「こんな研修施設ができたら」、「北海道のXXに進出する可能性は条件は」、「こんな衛星サービスができたら」など事業開発系の調査を沢山やりました。

標準的なスペックは、郵送調査で3000社に調査票を送り、200~300社の回答を分析し、10~20社のヒアリングとともに考察するというものでした。

ただある時に、工務店や販売店を首都圏で300件、大阪圏で100件の合計400件をたった1ヵ月半で訪問してヒアリングするというお題がありました。1日13件以上をこなさないと終わらない計算です。これは本当に汗だくで胃の痛い大変な仕事でした。

3000円の謝礼はありますが、どこの会社の何の目的の調査かもいえません。それで忙しい中、会って話しを聞かせてくれとお願いするのですから大変です。

膨大な工務店リストにかたっぱしから電話をしても「忙しい」、「間に合っている」、「協力できない」とガッチャンガッチャン切られます。でも納期はあるし、契約して約束したことですから「できない」とは絶対に言えません。それではクライアントの信頼がなくなります。

何十件に1件の割合でやっとアポを取り、約束の時間に訪問してみると不在ということや、昼間なのに俺のビールを飲んだら話してやると言われたこともありました。

この人も結果的にはとても良い人で、ビールを飲んで気に入ってもらったら色々と教えてくれて知人の工務店さんを何社も紹介してくれました。

私がリーダーで6人のチームをまとめ、何とか1ヵ月半で400件の訪問ヒアリングを敢行しました。それから1週間ほどでレポートを書きました。時間がないので土日も出て、最後は会社に泊まって徹夜で書いたのを覚えています。

そんな綱渡りで仕上げましたので、最後に調査結果をプレゼンをした時に、お客様から喜んでいただけた時は本当にほっとしました。

この会社さんとは今だにお取引をいただいています。

一緒に汗を掻いて働くとお客様とも仲良くなれるみたいですね。