ビジネス Feed

2021年12月10日 (金)

社会人としての礼儀

先日は大学の社会学部で社会調査を学び、1年半前に旅行会社で営業をしてきた24歳の女性がリサーチャーに応募してくれたので面接に来ていただきました。

こんなコロナ禍での旅行会社でしたので業務は大変で、会社の業績も厳しいためか残業代は付けられず年収も260万円しかなく、2ヶ月前に退社をして転職活動をしているとのことでした。

転職の理由もよく理解できるし、大学で社会調査を学んでいて、受け答えもしっかりしていたので、私も石田さんも、石橋さんも「採用に賛成」でしたので直ぐに2次面接の連絡をしました。

しかし、1週間経っても返事がないので、もう1度確認の連絡をしましたが返事がありません。

石田さんと相談したら求人サイトは見てないのではという意見でしたから、今度は個人のメルアドに「2次面接に進むかどうかお返事をください。」と連絡を入れましたがやはり返事がありませんでした。

3回も確認の連絡を入れて、2週間以上待っても何の返答もないので辞退の処理をしましたが、何故メール1本の返信ができないのでしょう。

もちろん見送りの返事でも全然構いませんが、ちゃんと返事をするのが社会人としての礼儀です。

こんな常識のない方が入らなくて良かったのですが、彼女には響かないと思いつつ、娘の様な年頃の彼女のためを想って「この様な対応は社会人としてどうなのでしょうか、、、社会は人と人の信頼関係で出来ています、、、」という余計な連絡を入れました。

これで4回目の連絡ですから、このおやじしつこいんだよ。と思われているかもしれませんね。

でも就職はオンラインゲームでもSNSでもないから、社会生活において最低限の礼節が必要なことを伝えたいと思いました。

採用は本当に難しく神経を使う仕事です。

2021年11月25日 (木)

困ったものですね

=====

来週から大学生のアルバイトの方がもう1名来てくれます。

明治大学 経営学部 4年生の小野塚さんという女性の方です。

月曜、水曜、金曜の週3日の勤務になります。

=====

というご連絡をして、月曜日の朝会でもよろしくとお願いしました。

しかし、出社する約束だった11時になっても来なくて、石田さんが確認のメールをしましたが返信もなかったそうです。

入社まで2週間も待って欲しいという希望も受けて、システムや机の準備もして待っているのに、何故、メールの1本、電話の1本も出来ないのでしょうね??

学生アルバイトとはいえ礼儀を欠いた無責任な行動を不快に思いました。

こんな方が4カ月後には社会に出るのですから困ったものですね。

当社のビジョンの1つは「信頼性と専門性の高いサービスで、お客様に喜ばれる会社を目指す」です。

社会は人の集まりとやり取りで成り立っていますから、人の「信頼性」が重要な要因です。

小さなことでも人の信頼を損なうことを続けていると、その人に対する信頼はなくなり、結果として社会の中で困った状態に陥ることになります。

私も長い社会人生活の中でそんな起承転結を沢山見聞きしています。

とにかく1時的な損得でなく、信用や信頼が得られる行動を取ることです。

うちはそんな判断基準でビジネスを進めて行きましょう。

2021年11月18日 (木)

真夜中の工場勤務

新卒で大手食品会社に入社して2年半も夜中の配送作業をしている彼の話を聞いて、以前面接した女性のことを思い出しました。

彼女も良い大学を卒業してある食品会社に入社をして3年目の方でした。

その会社はコンビニ向けのサンドイッチやお弁当を作っていて、コンビニの拡大とともに大きく成長していました。

そして、彼女の仕事は夜の10時に工場に出勤して、朝の8時まで夜勤でコンビニ向けの商品を作る現場の仕事です。

工場の現場は外国人の方が多くて、それらの方々を取りまとめて早朝の配送に間に合う様に生産管理をする役割だったと思います。

コンビニのサンドウィッチやお弁当はどんどん美味しくなり、いつでも買えて便利です。

そしてコンビニは厳しい競争の中で、より出来立てを店頭に並べて、24時間欠品もないように効率化と品質改善に努めています。

私もその利便性のお世話になっておりますが、よくよく考えるとこの様な利便性を実現するために大きな犠牲を払っている多くの人がいるんでしょうね。

最近は持続可能な開発目標(SDGs)が注目されています。

2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標で、17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。

この目標とはずれるかもしれませんが、私達ももう少し不便になっても、もう少しサンドウィッチが出來たてでなくても良いから、あまり無理な働き方の人を減らしたい、という考えに動く社会でありたいと思います。

2021年11月17日 (水)

真夜中の仕事

このところ採用面接を進めています。

緊急事態の間は良い人の応募がなかったのですが、宣言が明けたから良い人がチラホラ出て来ました。

毎日10人ほどの応募書類を見るのは大変なのですが、良い人材が集まることが良いサービスの条件ですので、妥協することなく時間をかけて対応しています。

先日ある大手食品会社のセールス課に勤める方と面接をしました。

優秀な大学の法学部を卒業されて、この大手食品会社に入って2年半が経っています。

優秀な大学でセールス課だから法人営業の経験もあると思って面接に来ていただいて、私と石井さん、田井さんの3人で話を聞きました。

その方の話を聞いてちょっと驚いたのですが、勤務時間が夜中のAM2時からPM2時の12時間で、毎日工場で商品をトラックに積んで40店舗に配送する仕事なのだそうです。

通常はこの仕事を2年やって別な部署に移るのだそうですが、最近はドライバーの人手不足のため、新卒で入ると3年、4年と夜中の配送の仕事が続いて、配送は365日あるので正月もお盆も休みもありません。

こんな仕事を何年も続けてどうなるのだろう。

夜中に12時間も働く配送の仕事から抜け出したい。

そんな想いでの転職活動だと聞いて、3人ともそれはそうだよね。と納得しました。

彼はマーケティングリサーチと全く接点がなかったので、少し時間を空けるのでこれらの本を読んでみて本当に遣りたい仕事かどうか考えてみて下さい。

と提案して10日ほどしたら、2冊の本を読んでマーケティング分野の営業を本当に遣りたいのか分からなくなったので今回は辞退したいとの連絡があり、それは了解だから何が遣りたいのかよくよく考えてから動いた方が良いよ、と言って彼の採用は終わりました。

優秀な新卒社員をこんな風に使っている大企業もあるんですよね。

彼は能力も高く良い人でしたから、自分らしい道を見つけて頑張って欲しいと思いました。

2021年11月 2日 (火)

11月の売上確保

上期の決算は昨年度より22Mほど改善しましたが、まだ▲7Mの赤字での折り返しです。

9月は月次黒字で、10月も売上が損益分岐点を超えているので単月の黒字は出せるから、もう少しで黒字転換が見えてきます。

しかし、下期に入ってからの受注が芳しくありません。

そして、11月の売上予定の案件はまだ損益分岐点を大幅に下回っています。

せっかく9月、10月と上向きで黒字転換まであと一歩なのに、11月、12月でブレーキがかかると年度計画の50Mの経常利益が厳しくなってしまいます。

上期の▲7Mの謝金を返して3月末までに50Mの利益を出すためには、10~3月の6カ月間で58Mの利益を生み出すことが必要ですから、月平均で9.7Mの利益を作るのが目標です。

コロナも収まり緊急事態も終わって1ヶ月が経ちました。

お客様の方でも営業面談が出来るようになりました。

営業の皆さんはお客様訪問も強化して、11月、12月も計画通りの売上と利益が生み出せるだけの案件確保に努めて下さい。

10月、11月、12月の3Qが計画通りに出来れば、年度計画の達成も見えてきます。

11月でブレーキがかからないように、営業の皆さんは外向きな営業活動をお願いします。

2021年10月22日 (金)

オンラインゲームなの?

下期の業務拡大に対応して、遅れている体制強化を出来るだけ早く進めるため採用に注力しています。

緊急事態宣言下では良い人が動いていなくて、かなり現職で困っている人、年齢が高い人、転職回数が多い人などの条件の悪い人が多い印象でした。

それなので応募者は100人、200人とかなりおられますが、なかなか採用面接に繋がらない状況が続いて来ました。

しかし、緊急事態が終わったことで良い方の応募も増えていて、企画営業、リサーチャー、社内SEで採用面接を進めています。

最近ちょっと驚いたことがあったので紹介します。

25歳の男性で、九州の国立大学を3年前に卒業後に大手ハウスメーカーに就職して、3ヶ月前に退社した方からリサーチャーへの応募がありました。

これまで住宅の営業でしたが、大学時代にマーケティングや統計を学んできたので、学生時代から興味のあったリサーチャーに転向したいということでした。

九州にお住まいでしたので、私と石田さん、石橋さんの3人でリモート面接をしました。

ハウスメーカーの営業はとてもハードで、1日に200件の個人宅への電話や、1日中飛び込み営業をする仕事に疑問を感じての転職のようでした。

私が会社や仕事の内容を説明してから、3人で質問をしたのですが、30分ほどやり取りをして、石橋さんが「ゼミ何を勉強されてどんな卒論を書かれましたか?」と質問をしたら、彼は考え込んで1分近く黙っていたと思ったら、突然回線が切れました。

あれ、回線トラブルかな、と思い3人が会議室で待っていましたが10分経っても戻りません。

メールを確認しても何も入ってなくて、携帯電話に電話をしても繋がりませんでした。

そんなこんなで30分ほど待ちましたが彼は戻らず、何の連絡もないままこの面接が終わりました。

おそらく面接をしていてうまく答えられず、色々な質問がされることが嫌になって、途中で嫌になり回線を切ったみたいです。

採用って彼にとっても会社にとっても重要なことだから、お互いに真剣に話し合い確認しあうことが必要ですが、彼にとってはオンラインゲームみたいなことだったのでしょうか。

面倒だからもういいやと思って黙って回線を切ったのかもしれませんが、社会人としての責任や礼儀はどう考えているのでしょうね??

沢山の応募者の中にはこんな酷い方もいるので、採用は時間をかけて慎重に進めなくてはなりません。

2021年9月 7日 (火)

寿司職人の技術

これまでにリサーチ未経験で当社に入社して、2、3年経験した頃に「もうリサーチのことは分かったから、次はプランニングをやりたいので、プロモーションをやりたいので、、」ということで転職して行った方もかなりおられました。

しかし、その彼ら彼女らが分かったというリサーチは、昨日のステージで言うと「ステージ1:初級リサーチ お客様から依頼を受けた実査と集計ができる。」だったと思います。

それであれば2、3年やれば分かるでしょう。

でもそれはリサーチの本質ではなく、手段の基礎が出来るようになったということです。

以前、技術顧問の川島さんと居酒屋で飲んでいて、川島さんも長年マーケティングリサーチに携わり、リサーチ会社の社長も務めていたので、「そうなんだよなあ、2、3年でリサーチのことはもう分かったとは言って欲しくないよね。」と共感しあったこともありました。

だいぶ前にNHKのプロフェッショナルという番組で、有名な数寄屋橋「次郎」の寿司職人のご主人が取り上げられていたのですが、そのご主人はもう50年も寿司を握り続けていても、毎日が新しい発見があり、毎日が勉強の連続で興味が尽きない。

という様なコメントをされていましたが、それはリサーチの仕事にも、どんな仕事にも通じることなんじゃないかと思います。

お寿司だって3年も修行すればそれなりのお寿司は握れるでしょうが、それで寿司が握れる。とは言えないプラスアルファの価値が沢山あるのでしょうね。

リサーチも4つのステージがあるんじゃないか、と私なりの考え方をお伝えしましたが、もし貴方がステージ3、4を目指すのであれば、やらなければならないことは山ほどあります。

そして、当社が付加価値の高い「コンサル型リサーチ会社」になるためには、ステージ3、4の技術と専門性を持った企画営業とリサーチャーが3~4割はいて欲しいと感じています。

そうなれば実査型のリサーチ会社とは全く異なる会社になれるし、彼らとは全く違った料金体系でサービス提供して行けます。

そんな将来像がマイボイスコムにとって望ましいと私は考えていますが、皆さんはどう思いますか。

2021年9月 2日 (木)

迅速対応の事例

スピード重視の対応について1つ共有させて下さい。

もう15年も前ですが、あるコンサル会社に営業のアドバイスを依頼したことがありました。

その会社が当社を含めて5社のインターネット調査会社に、午後の2時か3時に同じ文面でリサーチの相談メールを入れたのだそうです。

それに対して当社以外の4社は当日にメールや電話で連絡があり、直接話を聞かせてくれとすぐに電話で連絡して来た会社もありました。

しかし、当社だけが翌日の午前中にメールで返事が来て、その後、電話のフォローもなったのだそうです。

それで、その会社からは「こんなに対応が遅いのでは、この厳しい市場競争に勝てませんよ。」と強く言われたことを思い出します。

また、3年ほど前に会社案内を作り変えた時に、検索でよさげな会社の5社に問合せをしました。

その時にも4社は当日にメールでの返信があり、そのうちの2社からは翌日にアポの電話もあり、3日目、4日目に営業訪問を受けました。

そして、1社だけが2日後にメールで返信がありましたが、私はもうその会社に頼もうとは思えませんでした。

同じ会社案内の制作会社でしたが、こんなところで大きな差が付いているんだと実感しました。

うちは機会を逃さないように、問い合わせには当日にメールで返答して翌日には電話でフォローをすることや、見積も当日か翌日、提案書は3~4日以内に提出して下さい。

この様な迅速対応をすることが、顧客を広げることであり、会社を発展させることに繋がるので、営業の皆さんの基本動作として下さい。

2021年9月 1日 (水)

営業のスピード対応

これは何度か紹介した内容ですが、もう1度紹介します。

リクルートのトップセールスだった方のセミナーに参加した時に聞いた話ですが、彼の説明で法人営業で重要なことは以下の3つだと言っていました。

1)商品やサービスの専門知識が豊富であること

2)何事も迅速に対応すること

3)熱心に熱意を持って対応すること

そのセミナーではこの3つについて事例も交えて丁寧に説明してくれたのですが、私の経験でもこの通りだと思いました。

まずは専門知識があってちゃんと適切な説明や提案ができること、これなくしてはお客様の信頼は得られません。

私も色々な方の営業を受けて来ましたが、何か言ってることが曖昧だったり、質問しても良く分からない説明をする営業とはちゃんと話を聞くことも諦めますし、もちろん相談はしません。

ただ、熱意の感じられない営業の話もあまり頭に入って来ないし、熱意のある方だと何となくこの人ならちゃんとやってくれそうだと感じるのだと思います。

そして、皆さんに守って欲しいのは「迅速対応」です。

お客様は返事や提案を待ち続けています。

遅い返事や何日も経っての提案だと、この営業はあまり熱心ではないし、仕事を頼んでもこんなに反応が遅いのでは信頼できないと思われてしまいます。

メールの返信はその日のうちに、それも1時間でも早く返すこと

そして、一般的なリサーチの提案であれば必ず話を聞いてから3~4日で提案書を出すことです。

先日、伊藤忠さんから提案を求められて、当社も2日後に提案書を出しましたが、5日目には「数社に提案を求めましたが今回は別な会社になりました。」という返事がありました。

3、4社に提案を求めたようですが、その全社が4日以内に提案書を出していました。

そこに5日目や6日目に提案書を出しても、もう勝負の土俵にも載りません。

無駄な作業になるだけでなく、あそこは対応が遅いという印象になり次からは相談を頂けなくなるかもしれません。

私達は厳しい競争の中で戦っているので、こんなスピード感で市場の競争が行われていることを踏まえてスピード対応をして下さい。

2021年8月27日 (金)

コンビニ弁当の調査結果

Photo

私は少しでも会社のPRをしようと思って、リスティング広告の他に、社外ブログやFACEBOOK等でも時々調査結果を紹介しています。
 
先日も週末に何か発信できる良いネタがないかと思ってMyELを眺めていて、コンビニ弁当の利用に関する1万人調査があったので、このテーマなら多くの方が興味を持ってもらえると思って調査結果の概要を見ていました。
 
その中で面白いと思ったのは、コンビニ弁当の利用者が年々減少しているという結果でした。
 
コンビニ弁当の利用率は46%で、週1回以上の利用者は11%です。直近1年間の購入者のうち、購入頻度が増えた人は13%、減った人は23%で減少傾向が続いていました。
 
一方では、利用している弁当の単価は2015年頃から上昇が続いています。
 
そして、1番、コンビニ弁当が美味しいと思うコンビニは、セブンイレブンが55%でダントツの1位で、次いでローソンの12%で、ファミリーマートは10%で3位という結果でした。
 
身近にあるコンビニ弁当ですが、こうして継続的に調査を行って時系列で数字を見るだけでその消費行動が年々変化していることが分かります。そして、当社にある属性データを組み合わせて見たり、設問間でクロス集計をしてみるだけでも多くのことが分かるはずなので、興味本位なのですが自分でも分析してみたいと思いました。
 
ここにあるのはたかが数字です。
 
でもその奥には消費者の心理があり、市場環境の変化があり、そして、多くの企業の事業や業績に大きく影響する沢山の要因が潜んでいます。
 
それらを炙り出して、何をどうやることが1番消費者にとって良い形の市場が作れて、その企業も成長することができるのかを考える材料を提供できるのが私達の仕事なんです。
 
こんなデータを見るとそんな想像が出来てわくわくするかどうかが、リサーチという仕事に向いているかどうかの1つの尺度になるのかもしれませんね。
 
 
いずれにしても私達は企業のマーケティング戦略や、消費者の喜びや豊かさに結びつく貴重なデータを扱っているという自覚を持ってリサーチの仕事に取り組むことが大切なことなのだと思います。
 
〇コンビニ弁当の利用に関する調査(第11回)

2021年8月26日 (木)

「日記調査」の廃止

当社のサービスメニューになっていた「日記調査」ですが、システム対応が難しくなったためサービスを停止し、ビジネスサイトのメニューからも削除しました。

おそらくこの3、4年は1件も販売がないから、影響はないと思われますがお伝えします。

このリサーチメニューも是非やりたい、という意見があって開発費も投入して作ったメニューでしたが、最初に1、2件の受注はありましたがその後は売れることなく終了となりました。

結果としてはメニュー開発に投入した人件費や外注費も回収できず、損失を残しての終了です。

資金と労力を投入すればサービスメニューやツールは作れますが、サービスは開発して終わりではなく、それをお客様に提案して、販売しないと事業になりません。

新規事業や新サービスは失敗する方が圧倒的に多いものです。

そして、事業が成功するか失敗するかはやってみないと分からないということもあります。

だから失敗するのも仕方のないことなのですが、肝心なのはそれを事業として成立させるために徹底してやることをやった結果かどうかです。

「日記調査」は誰も主体的に営業提案を推進することもなく、投資資金の回収も出来ぬままに終了してしまったのが残念なところです。

新しい事業やサービスが成功するには、中心となる人が責任感を持って、苦しみもがきながらも知恵を絞り、改善を続けて、粘って粘ってやり続けることが必要です。

私もこんなメニューを開発したいという提案に対して、それは誰が責任を持って売るのかの判断もなく投資の承認をしたことが甘かったと反省しています。

新しいことへの挑戦は続けますが、投資を伴う新サービスの開発は慎重に検討します。

2021年8月23日 (月)

調査設計の構想力

「一般的なリサーチなら、提案書は定型フォームや過去の良い提案書のファイルを活用すれば、3時間もあれば作れる業務です。」

と言いましたが、初めは何をどう書いたら良いか悩むと思います。

そのために7、8年前のプロジェクトで、「定型フォーム」を作ったり、「提案書の共有フォルダー」を作ったりしたので、まずこのルールをもう1度ちゃんとやることと、リサーチは企画提案で取るものだということを改めて認識して欲しいと思います。

提案書を効率的に作るには、上記の様な過去の知見を活用することです。

そして、もう1つは、これが1番重要なのだと思うのですが、このお客様の課題をしっかりヒアリングして、これが1番適切な調査設計だと提案できる構想力を身に付けることです。

それが考えられなければ調査の企画提案はできません。

そのためにはしっかりマーケティングと、リサーチの理論を主体的に学習して、色々なリサーチ案件に取組みながら提案の引き出しを増やすことです。

リサーチの仕事は考える力、ロジカルに物事を整理できる能力と適性も必要だと感じています。

ある時にもう退社した営業の方ですが、朝から提案書を書いていました。

そして、20時過ぎにまだ残業をしていたので、「何をしているの?」と聞いたら朝からずっと提案書を書いているのですが、まだ終わらないのだと言います。

「どんな課題なの?」と聞くとシンプルですし、「いくら位の提案になるの?」と聞いたら70万円くらいの少額な案件でした。

おそらく彼には基本的な知識が不足していたのだと思いますが、これではビジネスになりません。

効率的に適切な調査設計が提案できることは、営業にもリサーチャーにも求められる基礎技術です。

私達はリサーチのプロとして仕事をしているのですから、調査設計の考え方は全員がしっかり身に付けないといけません。

「コンサル型リサーチ」の提案できる付加価値の高い会社になるためには、それが最低限の条件になるので全員が意識してその知見を身に付けて下さい。

2021年8月20日 (金)

提案書を書くこと

当社は重点分野を事業会社と大学にしています。

大学は先生方の調査研究のご要望を満たす対応をすれば良いですが、事業会社から調査設計からレポートと提案までの案件を受注するには、お客様に評価される提案書を書くことです。

事業会社の一般的なお客様はリサーチのプロではありません。

ただし、何らかの事業課題を解決するためにリサーチをやる状況になり、何をどうやれば良いのか提案が欲しくて良いリサーチ会社を探しています。

その様なお客様に「やりたい調査が決まったら見積しますから連絡下さい。」と言えば、そのお客様はここはそんな相談ができる会社じゃないな。では他をあたるかとなりますよね。

最適な調査仕様を考えて提案するのはリサーチ会社の重要な役割です。

そして、その仕様をロジカルに説明できて、誰が見ても分かり易い提案書にまとめて、分かり易く説明できることこそ、私達も求められている専門サービスです。

そのことをちゃんと認識して、お客様に役立ち喜ばれる提案書をどんどん書いて下さい。

それが事業会社からコンサル型リサーチの受注を増やす条件です。

一般的なリサーチなら、定型フォームや過去の良い提案書ファイルを活用すれば、3時間もあれば提案書は作れます。

それをやるとやらないでは結果に大きな差が出るので、お客様のから課題を伺ったら提案書を作成することが基本だと思って下さい。

当然もうスペックが決まっているものや、少額な案件は実施計画と見積でも良いと思います。

でも課題は明確でも調査仕様が決まっていなくて、調査票からレポートまで対応させていただく案件については2、3日中に提案書を出すことが必要です。

その様な認識で提案型の営業を進めて下さい。

2021年8月19日 (木)

提案型の営業

石井さんの提案で、将来に向けてどの様な構造的な改善が必要かを、石井さん、石田さん、田井さんと私の4人で週1ペースで話し合いをしています。

そこでの話の1つが、もっと積極的に提案書を出して行こうということです。

これは私もずっと気になっていたことなのですが、この4、5年ほどは何故かしら提案書を書いている人がかなり減っているように感じています。

確か7、8年前に受注が出来た提案書は、共有ホルダーに入れて社内で共有して、提案書のブラッシュアップを図ろうということが社内プロジェクトで決まり実行しました。

その頃はわりと良い提案書も頻繁に書いていて、提案でお客様を開拓したり、大きな仕事を受注したりしてました。

しかし、この数年は何故かしらその「共有フォルダー」に提案書がほとんど追加されておりません。

今までに1件も提案書を入れていない営業の方もおられます。

それが提案書を書いていないのか、それとも受注した提案書を共有するというルールが忘れ去られているのか田井さんに聞いたところ、その両方だということでした。

これでは事業会社から「コンサル型リサーチ」を取ることで会社を成長させる。という戦略は前進することができません。

もっとこちらから企画提案することで、より大きな仕事が作れる流れに営業のやり方を変えて行くことに取り組んで行きましょう。

〇受注できた提案書は下記のフォルダーに必ず入れて下さい!

\\terafirst\SG共有\提案書,実施計画(ファイル共有)\提案書一覧(実績一覧)

2021年8月13日 (金)

主体的に取組むこと

人生は色々で人によって仕事に求める価値も違います。

ただ、採用活動をしてると毎年何百人という方の履歴書に目を通すので、40代、50代や、4社目、5社目の転職活動の大変さや辛さは伝わってきます。

この様な条件になると書類審査で通る企業は限られるため、明らかに数多くの企業に一斉登録している応募者が沢山おられます。

これまでの職歴との関連性もないし、志望動機もかなり抽象的だったり、うちはそんな仕事はしてないという記載もあります。

この様な循環になると、本人が望む仕事や職場ではないため、また転職活動になるのかもしれません。

もちろんこんな自分を実現したいという自己実現のための転職もあるし、家庭の事情などで止むを得ず職場を変えることもあるでしょう。

しかし、漠然ともっと自分に相応しい仕事や職場があるはずだ、という考えだと厳しいのだと思います。

先日面接した方の志望動機が「もっと顧客本位の仕事がしたい」というものでした。

その会社は50年以上も続いている大きな会社でしたので、顧客本位の仕事をしていなかったらこんなに長く続いていないでしょうし、うちも「顧客本位の仕事」はしていますが、その志望動機だけでは採用したいとは思えませんでした。

私も40年近く働いて多くの知人友人の起承転結も見てきて、マラソンのように長い職業人生を充実させることはなかなか難しいものだと感じています。

そして、自分が納得できる仕事を見つけるには、まずは今の仕事に精一杯に取組んでみて、その仕事の意義や役割りや楽しさを理解できるまで突き詰めてみることだと思います。

どんな仕事も本人の取り組み方によって面白く意義あるものにも、全く意味のないつまらないものにも見えるのではないでしょうか。

私はリサーチの仕事に35年以上も携わってきて、リサーチの仕事は意義や役割りもあるし、自分の取組み次第で結果や成果も大きく変わる面白い仕事だとは感じています。

2021年8月12日 (木)

人事部からの問合せ

私のところには年に数回ほど知らない会社の人事の方から電話があります。

「御社に在籍していた〇〇〇〇さんが当社に応募して来ているのですが、どんな方だったか教えて下さい。」という問合せです。

人事の方はずけずけ聞いてくる方が多くて、在籍期間が〇〇なのは事実でしょうか?、仕事ぶりはどうでしたか?、何か問題がない方でしたか?、どんな理由で退社したのですか?、辞め方に問題はなかったですか?、、、と立て続けに聞いてきます。

おそらく人事部同士ではその様な身元確認は良くあることなのかもしれません。

でも私は私の意見がその方の選考や人生に影響するのは嫌なので、退社した時期や勤務年数や職種などの客観的な質問以外は答えないようにしています。

そして、そんな連絡があると、ああ〇〇さんは転職活動をしているのかあ、次の会社も合わなかったのかなあ、、、と少し複雑な気持ちになります。

特に当社を辞めてからも2、3社転職していると聞いている人の問合せが入ると、何とかそこで踏ん張った方が良くないかなと心配になります。

40年も続く職業人生を自分なりに納得したものにするのは、とても難しいことです。

私の沢山の知人や友人の起承転結を振り返ると、足元をよく見てコツコツ頑張って来た人が自分らしい職業人生を歩んできた様にも見えます。

何が良いかは後からしか分かりませんが、私の経験ではそんな風に感じています。

2021年7月15日 (木)

提案書を書くこと

あるお客様から新規事業の調査のご相談をいただきました。

それで、お打ち合わせに伺った2日後に急いで提案書を出したのですが、1週間後に残念ながら今回は他社に頼むことにしたというお返事をいただきました。その理由は、

1)グループインタビューの実施スケジュールが他社の方が早い提案であった

2)その分野の実績とノウハウが他社の方が良さそうであった

とのことでした。

グループインタビューとインターネット調査を組み合わせた提案でしたが、数社から提案をもらった中で当社の価格が1番安く、それも大幅に安かったそうです。

迅速に提案書を出して、かなり安い金額で提案しても、負ける時には負けます。

その時のお客様の重視点がどこかによる訳で、それは仕方のないことでもあります。

今回の場合は価格よりも、その分野の知見があることと、早く結果を出したいことだったようです。

親しい企業からの相談で他社にも相談しているとの認識がありませんでしたが、提案時には常に他社と競争していることを意識した提案にすることが必要だと改めて思いました。

そして、「彼らからご相談を伺ってから約1週間で、全てのリサーチ会社からの提案書を見て結論を出した」という事実を良く考えることが必要です。

当社を含めて3~4社に相談したようですが、そのすべてのリサーチ会社が1週間以内に提案書を出していたという事実です。

当社も今回は負けてはいませんでしたが、もしも当社が「御社の調査内容が決まったら実施計画と見積を出します。」という姿勢でいたら勝負にも載れませんでした。

事業会社の場合は、その課題に対してどんな調査設計が適切かを考えて、提案書にまとめるのはリサーチ会社の役割です。

それですので、企画営業の方も、リサーチャーもお客様の課題に対して適切な調査設計が提案できて、分かり易い提案書が書けることは必須の技術だと認識して下さい。

全員が適切な設計での提案書を、3、4日以内には出せるように勉強して下さい。

2021年7月 9日 (金)

個の力を引き上げること

「コンサル型リサーチ」を実現するには、まずはお客様の課題や目的を伺って、それに対して最適な調査設計が提案できて、適切な調査票とレポートの作成や、複数のデータからお客様にとって必要な結果を読み取って、考察して、意思決定に寄与できる提案ができるようにすることです。

そのために、会社としてもリサーチの技術力の向上に取り組みたいと思います。

しかし、リサーチの仕事はそれに従事する担当者(営業、リサーチャー)の個人の力に負うところが多いので、皆さん自身のプロとしての自覚や主体的な取組みなしには実現できません。

これまでも早稲田大学や明治大学の社会人講座や、JMA、JMRA、JMRX等のセミナー、消費者行動研究学会や日本マーケティング学会、外部講師を招いた勉強会等を会社の費用負担で参加するように勧めて来ましたが、まったく参加しない人も多くいました。

セミナーや学会に出かけても、何だこれは??という内容であることが多いのも確かです。

しかし、関連する専門知識や、最近の技術動向などを自分から取りに行ってインプットしないと、実務だけでは分からないことも沢山あります。

学べる機会に自分の時間を使ってでも参加する人と、まったく参加しない人では3年、5年、10年のスパンでは大きな差が出ます。

今はコロナ禍でセミナーや学会のカンファレンスも殆どなくなっているので悩ましいですが、自分なりにインプットの機会を貪欲に求めることが必要ではないでしょうか。

学習意欲や向上意欲のない人は専門性を売りにするリサーチの仕事には向いていません。

自分を成長させたい、プロとしての専門性と仕事力を身に付けたいという気持ちを持って、外部で学べる機会も活用しながら自分自身の仕事力を高めることです。

2021年6月24日 (木)

仕事の責任感

私も社会に出て35年以上も働いてきたので、沢山の上司や同僚、部下やお取引先とやり取りをして来ました。

そんな中でどんな人が仕事が出来て、成果も出せて、周りの信頼も厚いのか考えてみましたが、その大きな要因の1つは「責任感があって粘り強く行動が続けられること」ではないかと思います。

どんな仕事でもその立場なりの責務と責任があります。

そして、多くの仕事は何日も、何カ月も、何年もかけて、工夫をしながら行動を続けることで成しえるものです。

それらの自分の責務と責任を常に意識しながら、1つ1つ粘り強くやり続ける人がビジネスの成果を生み、周りからも信頼されて組織を引っ張る立場になるのだと思います。

仕事の流れを起承転結で考えると「起」と「承」は得意で動くけど、何かの課題や困難な状況が生まれた時に動きが止まり、「転」に行けない人がいます。

暫く話ががないので「あの件はどうなったの?」と聞くと、「あれはXXXがあって駄目だったんですよ、、」といつの間にか何となく手じまいをしていたりします。

でも大きな仕事になればなるほどスムーズに進むことはないから、何か課題や困難なことが起きても色々と悩み、考え、工夫しながら対応して、「転」と「結」に持って行くのが本来の仕事です。

誰しも困難なことは避けたいものですが、仕事への責任感と自覚がある人は困難があっても前に進めることを諦めず、途中で投げ出すことはしないもので、それが大きな仕事を成しえる人の1番の条件になるのだと思います。

さっぱりしている性格の人は個人的には好きです。

しかし、こと仕事に関しては不器用でも良いから、粘っこくて諦めが悪い人が良いですね。

2021年6月18日 (金)

在宅勤務の生産性は84%

=====

パーソル総合研究所の調査によると、在宅勤務の生産性はオフィスで働くのに比べ平均84%という。業種別ではIT(情報技術)など情報通信が87%で最も高くなった。(日経新聞)

=====

パーソルがやったこの調査結果が目に留まりました。

在宅勤務の生産性はオフィスワークと比べると84%ということです。

どんな方法で調べたのか記事には詳しく載っていませんでしたからその精度は分かりませんが、在宅勤務のコミュニケーションの取り難さや、在宅を8割にしたら残業時間が10時間以上増えたというような事例も考えるとそんな感じなのかもしれません。

労働生産性が84%ということは16%も生産時間が増えて、残業時間も人件費も大きく増えるということで、企業経営にとって大きなマイナスです。

1%、2%の生産性を引き上がるために様々な工夫をするのが企業活動ですから、生産性が16%も悪くなると企業収益は落ち込み赤字の企業も増えるでしょう。

それは日本経済の低迷や、財政の益々の悪化や、雇用環境の悪化という流れで私達の日常生活にも大きく影響してくることになります。

GDPが▲4.6%もマイナスとか、日本の借金が1200兆円にも膨らんでいるとか、このところ悪いニュースが続いていますが、自分達は自分達が出来ることで社会に貢献し、自分達の職場と生活を守ることしかできません。

長く続いた3回目の非常事態宣言も20日(日)でやっと終わるようです。

まだまだコロナの感染防止は続けなくてはいけませんが、自分達の仕事でベストを尽くして適切な成長と収益が作れれば、雇用も増やせるし、納める税金も増やせるので、微力ながらも日本社会の責務を果たすことになります。

まだ不安な要因はありますが、足元をしっかり見ながら頑張って参りましょう。