会社と組織 Feed

2024年11月12日 (火)

New Researchの開発

「テキストマイニング(TextVoice)」もまだ伸びしろはあると思うし、今回投資をして新たに構築した2つの機能も活かして、年に5、6社は伸ばしたい事業です。

6月にインテージの昔からの友人である役員に担当マネジャーを紹介してもらい、田井さん、丸山さんと「テキストマイニング(TextVoice)」のデモに伺いました。

先方は4人のご担当者が出てきてくれて、色々と質問を受けてから1か月ほど関係者でお試し利用をしてもらいました

そして、関係者が「テキストマイニング(TextVoice)」と「見える化エンジン」の比較検討をした結果、これまで利用していた「見える化エンジン」の契約を止めて「テキストマイニング(TextVoice)」に切り替えるという判断をしていただきました。

この事からも「テキストマイニング(TextVoice)」にはまだ伸びしろがあると改めて実感しました。

しかし、テキストマイニングのお客様はかなりニッチな存在です。

そのため年に5、6社を増やすことは出来ると思うのですが、今の3倍、5倍の売上を作るのは困難だとも思います。

それに比べると「MyEL×生成AI」はアンケートをやっている企業、BtoCのビジネスをやっている企業であればどこでも役立つ汎用性があります。

そして、「テキストマイニング(TextVoice)」も「MyEL×生成AI」の機能と組み合わせることで、相乗効果を生み出す可能性もあると感じています。

「テキストマイニング(TextVoice)」と「MyEL×生成AI」、この2つの独自の魅力あるツールを前面に出したマーケティングで、当社の次の事業フェーズを作って行きます。

サーベイ型のリサーチだけではもう成長はなく、魅力的なリサーチ会社は作れないでしょう。

でも当社にはこんなに有望な商品が揃いつつあります。

新しい独自のマーケティングツールを前面に打ち出して、次なる成長と発展を実現させますよ。

2024年11月 2日 (土)

RG採用状況

先週リサーチ経験が20年以上の派遣の方を紹介いただき、18日から出社頂くことはお伝えしました。

この方は定量調査も定性調査も沢山経験していて、ご自身でグルインのモデレータもされています。

彼女に調査票作成やレポート作成の作業時間がかかる業務を持ってもらえれば、RGの皆さんの下期の負荷をある程度は削減できると思います。

この他に木曜と金曜で3人のリサーチャー希望者と面接しました。

1人の男性の方は何がしたいのか分からずNGでしたが、お2人の女性はとても優秀でしっかりした方で、適性も高いと思うので急ぎ適性検査を受検してもらいます。

また、DODAダイレクトとビズリーチの登録者に、リサーチ会社で4~5年ほどの勤務経験のある方が7人おられたので、その方達にスカウトメールも送りました。

RGの下期の負荷を減らすために、引き続き採用活動に注力します。

2024年11月 1日 (金)

リストラの経験

自分もCRC総研で好きで自信もあったリサーチ事業がリストラされて、辛く苦しい経験をしているから、事業撤退した社員の苦しみは痛いほど良く分かります。

大会社では事業変更やリストラは良くあることだし、寝耳に水みたいに突然起きることです。

私の場合は入社して13年ほどシンクタンク部門で仕事をしていた時でした。

突然シンクタンク部門は今期で終了が決まったから、もうリサーチの仕事は受注せず、お取引先にはもう仕事が受けられないと伝えてこいと指示されて動揺しました。

自分は毎年計画を上回る仕事をしていたし、売上と利益で会社に貢献していて高い評価も受けていたから、自分の仕事が無くなるなんて思ってもいないことでした。

そして、勤務状況や評価が悪かった社員は解雇され、残る社員も全く異なる部署に異動になりました。

事業撤退の原因はリサーチ事業の知見がない経営者が来て、何の差別化戦略もないまま無理な人員拡大を進めたことでした。

リサーチの知見のない年配者がどんどん入社して、40人ほどだった社員が7~80人まで急増して大きな赤字を出す様になり、その大赤字が3年も続いたたことで、ITに特化するという会社の方針でリサーチ事業は撤退になりました。

現場の社員は優秀でしたし一生懸命に働いていました。

また、一般社員には事業部の決算がどうなっているのか、どんな方針で事業を拡大するのかも全く知らされていませんでした。

大赤字の原因は経営判断なのに、そのしわ寄せが現場の社員に来ることに組織の矛盾を感じました。

私は当社の社員の皆さんには決してあんな辛い想いはさせたくありません。

それだけに、当社は事業構造を市場変化に合わせて変革しながら、しっかりと適切な利益も作り続けて、成長し続けることで皆さんの雇用を必ず守る。

もっと良い職場にしてもっと良い仕事と報酬を提供できる会社にする。

そのことを強く意識しながら経営をして行くつもりです。

企業にとって1番大切なのは、やっぱり事業のゴーイングコンサーンなんですよね。

事業が赤字になり事業撤退になることが、そこで働く従業員や、お客様、お取引先、株主のステークホルダーにとって1番不幸なことです。

当社では決してそんな事が起きない経営をして行くので、皆さんも企業の現実を理解し、適切な成長と利益を生み出すことを意識した活動をお願いします。

2024年10月30日 (水)

派遣社員の入社

下期対応でRGの体制補強を急いで進めています。

昨日は派遣社員の方の面接をして入社が決まりました。

20年以上のリサーチキャリアのある方で、定量調査と定性調査の両方の経験があり、ご自身でグルインのモデレーターも数多く経験されています。

調査票や調査レポートの作成も十分にできるキャリアがあります。

この方に調査票や調査レポートの1部業務をお願いすることで、RGの皆さんの負担軽減になればと思います。

11月18日(月)からの出社で3月末まで勤務いただきます。

また、明日と明後日でリサーチャー希望で有望な3名の方と面接を行います。

こちらも積極的に進めて、派遣社員の採用も含めて引き続き生産体制の強化に努めます。

こちら取り急ぎ状況を共有します。

2024年10月28日 (月)

採用環境

この2年程は採用環境がこれまでにないほど厳しくなっています。

これまではリクナビNEXTやdodaといった求人サイトへの掲載で、1回に200人位の応募があり、その中から4~5人を書類審査で選定して採用面接をしてました。

それが今は応募者数自体が40~50人まで激減しています。

広告代理店から求人サイトから、ダイレクト系のサービスに転職者が動いているとの情報を聞いて、1年前からdodaダイレクト、リクルートダイレクト、エン・ジャパンダイレクトと契約してこちらから登録情報で選んだ方に案内メールを送っています。

しかし、それでも思う様な採用が出来ないため、採用時に成果報酬も払うビズリーチとも契約して、こちらも活用した採用も始めました。

ビズリーチは凄くテレビCMも目にしますが、これは転職希望者からも登録料を取り、求人企業からは掲載料に加えて、採用時に成果報酬も払う形態でした。

採用コストは大幅に増えますが、多くの企業はこの様な高コストのサービスも利用しないと人手不足に対応出来ないのが実態のようです。

当社も一刻も早くRGの人員を補強しなくてはいけないし、SGも新しいサービスを提案するための営業体制の強化が必要です。

とはいえ、当社のサービスは論理的に考える能力が必要ですし、人柄的にも誠実な良い人材で構成させたいので採用に妥協はできません。

でもここに来て流れが変わったか急にとても魅力的な応募者が増えてきて、先週だけで5名の方が書類審査を通り面接に来てもらいます。

その中の2名はリサーチの業務経験もある方です。

また派遣会社からもリサーチ業務で長年の経験がある方の紹介がありました。

まずはこの5名の方の採用選考と派遣の方の面談を急いで進めて、出来るだけ早くRGの体制補強が進むように尽力します。

RGの皆さんが無理のない働き方で下期業務が遂行できるように、採用活動に全力で取り組みます。

2024年10月25日 (金)

市場変化のチャンス

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リサーチ会社の事業環境はこの2、3年でかなり厳しくなっています。

アドホックの市場規模は低成長か横這いで、そこに生成AIという全く新しい革新的な技術も現れて、それが簡易的なリサーチ市場を削り取るかもしれません。

こちらのグラフはインテージさんが公開している営業利益の推移です。

同社は6月決算だから当社基準だと2021年度をピークに利益は減少しています。

インテージはリサーチ業界のリーディングであり、組織力も技術力もある、日本では数少ないまともなリサーチ会社だと思っています。

そのインテージ社でも収益が下がっていて、そこに追い打ちをかけるように生成AIの大波が来ようとしている訳ですから、今まで通りのビジネスモデルでは今後の3年、5年を乗り越えることが出来ない会社も出て来ると思います。

体力のないリサーチ会社や、小規模なリサーチ事業をやっている企業は、リサーチ市場から撤退を余儀なくされるでしょう。

インターネット調査が生まれてから数年で急に起きたことが、今度は生成AIの出現によって再現されるような予感がしています。

優秀な人材と、システム投資ができる資金力、そして、システム対応できるITネットワーク、

この3つの要素がこれからリサーチ事業が成立する条件になると思います。

幸いにして当社には現在7億円の資金があるし、IICや伊藤忠グループとの連携で生成AI等のIT技術を活用したサービスを創ることも出来ます。

それなので、今回のリサーチ市場の変化をチャンスと捉えて、「MyEL×生成AI」の開発を起点としたAI活用の事業創出に取り組みます。

変化はチャンスであり、当社は良い発射台にいるから、積極的に事業構造を変革しながら成長、発展を必ず実現させます!

2024年10月24日 (木)

在宅勤務制度の導入

9月に実施してもらった「エンゲージメント調査」で、従業員の皆さんから希望が多かった以下の2制度について実施することにしました。

 1)半休の上限設定の廃止

 2)在宅勤務制度の導入

半休の上限制度の廃止は10月から実施しており、在宅勤務についても1年以上勤務している正社員と週5日勤務の契約社員を対象に11月から導入します。

制度の詳細については業務管理室から通達を出しますので、そちらで確認して下さい。

下期は上期の2.5倍ものリサーチ業務を遂行するため、RGの方の残業増が大きな課題です。

その問題は「エンゲージメント調査」でも明らかでした。

下期の減員の問題もあり、少しでもRGスタッフの負荷を減らすため、当初は来期からの導入で準備を進めていましたが、急遽11月から始めることにしました。

これによって通勤時間が1時間の方は月に8時間、1時間半の方は12時間の拘束時間の削減が図れますから、少しでも下期の負担軽減になればと思います。

RGの体制補強も急いで進めますが、まずはこちらの制度変更から対応します。

必要な機材やリモートワークの勤務時間を把握する在宅システムの導入も並行して進めます。

業務管理室から運用ルールを通達するので、その内容で準備を進めて下さい。

以上、よろしくお願いします。

2024年10月21日 (月)

RG体制の補強

伊藤忠商事の食料Coさんや、ファミリーマートさんとのリサーチ協業の話は進んでいます。

また、固定収益ビジネスでは「MyEL×生成AI」の開発も順調に進んでいます。

この2つの流れをうまく掴んで成長と発展に繋げたいと考えています。

アドホック調査市場は1、2%の成長に留まっていますから、リサーチ会社として普通に事業をしていても大きな成長は望めません。

これから生成AIの利用が進むと、サーベイだけやっているリサーチ会社は経営が厳しくなり、撤退する会社も増えるかもしれません。

やはり当社としては、1)「MyEL×生成AI」と「テキストマイニング(TextVoice)」でRGの作業負担がない安定した固定収益を生み出すこと、2)リサーチ事業では学術調査で強いポジションを作ること、3)伊藤忠グループのネットワークを活用したリサーチを展開すること、

この3つの対策をしっかり進めることだと思います。

それによって従業員の皆さんを始めとした、当社のステークホルダーが満足できる会社にしたいと強く念じています。

「MyEL×生成AI」は石田さんに対応してもらっていますが、リサーチ事業はRG体制の減員で不安定な状態になりました。

残念ながらこの下期は生産能力が大きく落ち込むので、期初計画のリサーチ売上を遂行することは難しくなったと考えています。

RGの皆さんには繁忙期を前に、ご心配とご負担をかけることになり大変申し訳ありません。

下期はRGの体制で対応できる範囲で、業務を遂行する方針で関係者の調整を進めます。

そして、この不安定な状態を改善するため、一刻も早く体制の補強を、できればリサーチ経験者に複数入社していただけるように、私と小野さんとで重点課題として取り組みます。

何とか少しでも早くRG体制を強化するために、会社として最善を尽くします。

2024年10月10日 (木)

事業果実の適正配分

当社は過去25年間で良い利益を出していた時もかなりありました。

しかし、その税引後利益は全て内部留保をしたので、TextVoiceの開発に1億円もの多額の資金を出すことが出来ました。

1億円の資金は1,000万円の資本金の会社が10社作れる金額です。

当社は資本金3,000万円で起業したので、その3倍以上の資金を投入してでの開発でした。

TextVoiceの開発に着手した時は、分析のアルゴリズムをシステム化すれば良いから、2人が専任で対応すれば1年で、3千万円の投資で完成する計画でしたが、結果的には時間もお金も3倍以上かかりました。

1億円は大きな金額ですが、開発投資するとあっという間に無くなる資金でした。

松下幸之助さんの「ダム式経営」はダムに水を貯めておくような、余裕のある経営が必要という教えですが、余裕ある資金がないと新しい事業投資は出来ません。

当社は伊藤忠商事からの増資とこの5年間の黒字決算で、7億円がダムに貯まりましたから、この資金を新しい事業やシステムに投資して良い事業循環を作ります。

そして、安定した厚みのある収益源さえ作れれば、従業員の皆さんの働きやすい環境と、処遇の大幅な改善も出来るから、これは必ず実現させます。

一方、当社は株式会社ですから、ステークホルダーである株主に配当をする義務があります。

2019年に伊藤忠から多額の出資を受けてからも利益はすべて内部留保しましたが、そろそろ出資金に見合った配当もしなければなりません。

でも計画通りの利益を出して、出資額に見合った配当もすれば、残る利益を事業投資に回したり、皆さんの処遇改善に使うことは出来ます。

会社を成長・発展させて利益を増やす目指は、当社のステークホルダー(従業員、お客様、お取引先、株主の関係者)をハッピーにするためです。

社会に役立つ良いサービスを提供し、事業果実の「利益」を定性に配分することで、ステークホルダーがハッピーになるのが企業の目標だと認識しています。

上期は予想外に厳しい数字になりましたが、これからがリサーチ市場の本番です。

上期の不足分は3Qでしっかり取り戻して、年度決算までには計画を達成し、利益という事業の果実を関係者で適正に配分できるようにしましょう。

経営状況は適宜共有するので、皆さんの協力をお願いします。

2024年10月 4日 (金)

生産体制の強化

先日実施してもらったエンゲージメント調査で、「仕事の量」の項目では満足度のTop3が38%で、Bottom3が42%でした。

これを部署別に見ると、SG、ST、GRはTop3が60%で、Bottom3が20%と比較的プラスの評価が高くなっています。

一方、RGはTop3が21%で、Bottom3が57%という結果で、かなり仕事量の負担感が強いと皆さんが感じていることが明確に分かりました。

この部署間のギャップは大きな問題ですから、経営課題として改善に取組みます。

リサーチ市場は極端な下期偏重で、当社のリサーチ売上は下期が上期の2.5倍以上になっています。

そのためどこに生産体制を合わせたら良いか難しいのですが、業務が集中する4Qでも無理のない働き方で対処できるような生産体制の強化が急務だと改めて認識しました。

そして、RGの人員を増やしても適正な利益が出せる様に「TextVoice」、「MyEL」、「MyEL×生成AI]の固定収益ビジネスの拡大に努めて、当社の収益構造自体を変えて行きます。

固定収益さえ厚みがあれば、RG人員を大幅に増やしても安定した業績は作れます。

人の労力でしか価値を生み出せないアドホック調査の収益比率を下げて固定収益を増やすこと、それがいま進めている当社の戦略ですから、その実現を加速させたく思います。

「MyEL×生成AI」等で新たな固定収益ビジネスも出来つつあります。

ただこの2年程は採用環境が非常に厳しくなり、リサーチャーの求人は継続的に出していると、新たにダイレクトスカウト系のサービスも3社契約しましたが、思う様な採用が出来ていません。

そして、3名の優秀な新卒者に内定を出して全員から受諾ももらい、彼らの配属でRGの体制補強が進むと考えていましたが、全員が辞退という思わぬ結果になりました。

こんなに内定受諾者の辞退が出たのは初めてで、これも今の特異な環境を表しています。

厳しい採用事情はありますが、RGの皆さんが無理のない働き方ができるように、RG体制の強化に全力で取り組んで参ります。

2024年10月 3日 (木)

定型フォームを活用する

同じ会社から出された調査企画書や、調査レポートの体裁が違うのは好ましくありません。

Aさんが出した調査票や調査レポートはこんな体裁でしたが、Bさんが出した調査企画書や調査レポートは全く違う体裁だと、お客様も違和感を感じると思います。

そして、標準化が出来ていない会社という印象を与えてしまいます。

また、調査企画書にしても調査レポートにしても、どんな構成でどんな字体とポイントにするのが良いか、それを1から考えると結構な時間がかかり、生産効率が下がります。

リサーチは感性の商品ではありません、飽くまで機能的な商品であり、リサーチの理論と論理的な展開でお客様が分かり易く調査結果が理解できて、意思決定に寄与できることが大切なんです。

そこに個々人の好き嫌いや、感性を持ち込む必要はありません。

どんな表紙にしたらよいかや、どんな字体とポイントを使うかや、どんなナンバリングにするのかというところには労力をかけず、この内容をどんな流れと説明で伝えれば良いのかに知恵と時間を使うようにしてください。

お客様に会社としての統一性を示すためにも調査企画書や調査レポートの体裁は、定型フォームで揃えるようにして下さい。

基本形はそこから始めて、枝葉で相手の会社や、内容に合わせるのが良いと思います。

調査企画書の定型フォームは以前からありますが、調査レポートはもう10年以上も前に作ったサンプルレポートしかありませんでした。

それなので、石田さんを中心にRGの皆さんで知恵を絞って、お客様に見やすく分かり易い定型フォームを作るように依頼をしました。

営業の皆さんも、リサーチャーの皆さんも、この定型フォームを使って業務を遂行して下さい。

それが業務の標準化であり、アウトプットの統一性であり、生産性向上の一助になることです。

2024年9月30日 (月)

収益構造の改善対応

上期の業績不振を改善するには、先週紹介したS1、S2の改善対策を着実に実行して3Qで上期の売上不足を補うことが必要です。

ここはSG、RGの皆さんに対応していただきたくお願いします。

そして、会社としては新たな収益が作れる事業機会を作ることに注力します。

そのための施策は朝会やブログで話している通りですが、明日から下期に入るタイミングだから、もう1度整理してお伝えします。

対策1:MyELサイトの改修

MyELサイトは作成して13年も経っており使い勝手で課題も出てきました。そのため石田さん、永森さん、川島さんでプロジェクトを作り全面リニューアルを進めています。こちらは12月に完成予定ですが、これで既存サービスでも売上が増えることを期待してます。

対策2:MyEL×生成AIの開発

MyELに蓄積している大量のインサイトデータを生成AIに学習させて、マーケティング施策を考えさせるシステムの開発を進めています。これは26年前から続けているMyELがあるから出来るサービスですので、独自性の強いAIサービスとして当社の収益基盤強化に繋げます。この新サービスの開発で新たな事業展開が出来ると思うし、私もいま1番期待している施策です。

対策3:TextVoiceの機能強化

こちらは12Mの開発投資をしてポジネガ分析とパースペクティブの機能改善を行いました。また、石田さん、伊丹さんが辞書の整備を進めています。まだ十分な事業成果が出てませんが、これらの機能改善によって徐々に契約数が増えると思います。

対策4:ファミペイリサーチ販売

ファミリーマートさんの「ファミペイ」の会員を活用した「ファミペイリサーチ」があり、その販売代理店契約を当社とIICが結びました。購買データと意識データを組み合わせたサービスや、プロモーション系のサービスが作れるので、このシステムを使った新たな事業を創出します。

対策5:食料カンパニー様との連携

食料カンパニーさんもデータ活用のビジネスを広げる方針です。その1つの形が食のDXと言われる「FOODATA」を展開しています。このサービスの一環としてリサーチ事業を検討しており、当社との協業を進めるべく定期的に打合せを進めています。伊藤忠関連の売上が停滞してますが、この協業の取り組みで巻き返しを図ります。

これらの戦術を実現することで中期的な成長の環境を作ります。

新たな事業開発と体制の強化、事業の成長と発展と収益拡大を作ることで、社員の皆さんの働きやすさと処遇の改善を実現させるのが経営としての目標です。

企業は成長と発展と適性な利益の創出が、関係者がハッピーになるための前提条件です。

今日で上期は終了で、明日から10月の下期が始まります。

まずは足元の今期の業績を改善することがスタートだから、3Qでのキャッチアップを頑張って行きましょう!

2024年9月25日 (水)

上期決算の見通し

あと4営業日で上期が終わり、来週から10月でリサーチ市場が本格化する下期が始まります。

今期の業績は適宜このブログや月曜の朝会で共有している通りです。

上期は今のところ▲13%の減収で、▲25Mの営業損失が見込まれています。

前期の営業損失は▲8Mでしたから、前期比で▲17Mの減益です。

当社の2022年度の経常利益は+92Mで、2023年度は+83Mの▲9Mの減益でした。

今期は昨年度と同じ+100Mの経常利益の計画にしてるから、上期で▲25Mだと3Qでキャッチアップしないと計画達成が難しくなります。

業績を回復させるにはトップラインの売上を増やすしかなく、如何にして3Q売上案件の受注を増やすかにかかっています。

半期でこれだけ売上が減少することは過去5年間なかったことで、この現実を注視して緊張感を持って改善に取組まなければなりません。

まずはコロナ禍を経て顧客面談数が大幅に減少しているので、そこは変えることが必要です。

受注拡大には顧客接点を増やすことがスタートだと思います。

そして、S1、S2のマネジャーが、上期不振の原因と3Qの改善対策を考えて、先週の取締役会と経営会議で報告し議論を行いました。

営業の皆さんはこの各チームの改善計画を着実に遂行して下さい。

当社は人件費等の固定費率が高いため、損益分岐点を下回るとこの上期の様な大きな赤字が出ますが、逆に損益分岐点を超える売上を作れば大きな利益が出せるので、3Qで上期の不足分の受注を作ればまだまだ計画達成は可能です。

前期は9月に+12M、12月+16M、2月+14M、3月+57Mの大きな経常利益を出せましたから、トップラインの売上を引上げれば1月でもかなりのキャッチアップは可能です。

そして、これからがリサーチ市場が本格化する時期ですから3Qキャッチアップに注力しましょう。

会社が成長発展することが当社の関係者がハッピーになる条件ですから、ここは妥協することは出来ません。

上期の売上不足分は3Qで取り返して、3月の本決算では計画を達成させる。

そのことに全員の意識合わせをお願いします。

2024年9月24日 (火)

モニターの善意の時間

生成AIの進歩で簡易的なサーベイでは事業が難しい環境になり、リサーチ会社には「総合的な分析・提言機能が求められる」ようになると思います。

そして、当社がターゲットとしている事業会社の仕事を増やすには、リサーチャーがお客様の課題が何で何がゴールなのかを理解して、お客様の意思決定に寄与できる調査設計や調査票作成、レポーティングと考察提案が出来ることが必要です。

それはそんなに難しいことではなく、お客様の課題や目的をしっかり理解して業務を始めることと、マーケティングやリサーチの基本的な理論を理解していること、そして、論理的な思考力があれば出来ることで、当社の社員なら必ずできます。

幸いにして当社にはお客様が作った調査票や、過去の実績で作成した調査票やレポートが沢山あり、その良い事例を見て学ぶことも出来ます。

そして、お客様の視点で業務を組み立てて遂行して、作成したアウトプットは複数の目で見てより良くすることも大切です。

そのための工数や時間も必要になると思うので、そこは石田さん、石橋さんに検討してもらい、必要に応じて作業工数と見積基準の見直しも進めます。

お客様に価値のあるサービスを提供すること、お客様の意思決定に寄与できるサービスを提供すること、そこを1番の基準にしてリサーチ事業を進めます。

もう1つリサーチャーの方にお願いしたいのは、皆さんには回答していただいた数百人、数千人のモニターの声(意見)をお客様に正しく伝える義務というか、ミッションがあるということです。

例えば3千人のモニターの方が10分の時間で考えて答えてくれたとしたら、30,000分(=500時間)もの人の大切な時間をいただいたことになります。

そんなモニターの善意の時間を無駄にしてはいけないんです。

私達には500時間の回答を正しく分析し、正しく企業や社会に伝える義務と責任があるのだと考えて仕事に取り組むことが重要なんだと思います。

ここは当社の基本的な価値観として大切にして行ければと思います。

2024年9月17日 (火)

5年後の業績目標

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こちらは正式に取締役会に諮った計画ではなく、私が今後の経営を考えるために5年後の2028年度までの中期業績を試算したものです。

この試算は以下を前提にしています。

1)リサーチの売上を年12%(案件10%、値上2%)で伸ばす。

2)TextVoiceは毎年6社の年間契約(年9M)を確保する。

3)MyELは生成AIサービスの投入で年10Mを確保する。

組織体制は過去の受注実績、生産実績からキャパシティを計算して、それぞれ受注能力と生産能力の90%以下で対応できることを前提に試算をしました。

この前提で試算をすると2028年度は売上930M、経常利益250M、組織人員は65名の会社になることが出来ます。

この位の組織になれば今よりもっと良い仕事ができる会社になるし、事業規模は決して大きくはありませんが利益率が高く利益額も大きいので、皆さんにもっと良い処遇の出せる会社に出来ます。

こちらは現実的な経費をすべて盛り込んでいるから机上の空論ではありません。

なぜこの位の売上でこれだけ多くの収益が良くなるかというと、まずはオフィス費や多額のシステムの減価償却費等が固定費なので、売上規模が上がると収益率は良くなります。

それから、TextVoice、MyEL、MyEL×AIは固定収益ビジネスで、この2つのサービスの売上が伸びると利益率がぐんと良くなるんです。

今期の2024年度を入れた5年後ですからそんなに先ではありません。

5年後にはこの位の事業と利益を作り、皆さんの処遇を大幅に改善させたいと強く望んでいます。

そのためにも今期で減収減益にする訳には参りません。

まずは足元の今期の経営計画(経常利益100M)を達成させる努力が必要です。

より良い職場とより良い将来を作るために、営業の皆さんは受注計画を達成させて、リサーチャーの皆さんも出来るだけ多くの案件を対応して、今期の経営計画を達成させるべく尽力して下さい。

上期は予想外の受注不振で大変厳しい決算が見込まれていますが、リサーチ市場はこれからだから、ここから巻き返せばまだ間に合います。

まずは緊張感を持って、今期の計画達成に向けた努力を続けて参りましょう!

2024年9月10日 (火)

安定収益の必要性

「MyEL×生成AI」は生成AIの力でこれらとは全く次元の違う結果が出せます。

良いサービスを完成させて、良いマーケティングを展開すれば、当社のこれからの5年、10年の安定した収益基盤になると期待をしています。

リサーチは受注生産だし、人が価値を生む労働集約的な業務であり、かつ下期に上期の2倍以上の業務が集中する極端な下期偏重なので安定経営が難しい業種です。

当社は人件費の固定比率が非常に高い収益構造になっていて、損益分岐を下回る売上だと非常に大きな赤字が出て、4Qの更に2月、3月になるまで利益が確定しない不安定な経営になっています。

あのインテージさんも30年前には債務超過の経営難に陥っていました。

それを改善させたのが安定収益を生む「パネル事業(SCI、SRI)」だったと、それを実行した田下元社長から聞いたことがあります。

パネル事業の安定収益をベースに彼らは大きく成長しました。

私はもっと生産人員を増やして4Qでも過剰な残業をしない体制にしたいし、社員の皆さんの給与や賞与をもっともっと引き上げたいと強く思っています。

しかし、それには安定した利益が作れないとやりたくても出来ません。

今期の様に受注が前期を大きく下回り、上期で▲20M以上の赤字を出す状態では、大幅な人員増も、大幅なベースアップができないのが当社の経営実態なんです。

でも「MyEL×生成AI」で大きな固定収益が作れれば、処遇を大幅に改善できる財源が安定的にできるので、処遇改善のためにも是非成功させたいと考えています。

体制強化と処遇改善の実現手段の1つが「MyEL×生成AI」です。

その前に減収減益の状態から一刻も早く抜け出す努力も必要で、ここは皆さんにお願いします。

現在のビジネスでも一定の業績は作り、その上で新しい固定収益を加えることで、より良い会社にするのが経営の目標です。

2024年9月 9日 (月)

成長と発展の必要性

アドホック調査だけだと経営が安定せず、確実な成長は難しいかもしれません。

当社の基本方針は「事業会社と大学にコンサル型リサーチの提供できる会社」になることです。

そして、それを実現するための手段として「独自に開発したマーケティング・ツールで安定した固定収益を作る」ことを進めており、「MyEL×生成AI」で良いサービスが作れればこの基本方針が促進出来ると考えています。

まずはリサーチ業界が定性重視のインサイト産業になるトレンドがあります。

生成AIもかなり画期的な機能があり、社会の関心と期待も大きなものがあります。

MyELは日本で1番大きな生活者インサイトデータですから、これをうまく生成AIで活用出来たら多くの企業に導入いただけると期待しています。

この業際的なデータの組み合わせで分析するサービスは、1997年の会社設立前から考えていたことですが、実現に向けて27年間で何もしなかった訳ではありません。

1つは2つの調査データを組合わせてオンライン上で集計ができる「オンライン集計システム」を開発してリリースしました。

こちらの集計データを良く見ると面白い示唆があったのですが、ユーザビリティに課題があって広がりませんでした。

もう1つは富士通さんと協業して、彼らのデータマイニングシステムにMyELデータを入れるシステムの事業化で、こちらはプロトタイプまで作り実験をしました。

しかし、これは全ての回答データの相関を見るようなシステムで、「豆乳が好きな人は牛乳が好きで、納豆も好き、、」みたいな当たり前の示唆しか出なくて事業化に至りませんでした。

でも「MyEL×生成AI」はこれまでと全く異なる次元のサービスになると思います。

企業は成長と発展を実現し、適切な利益を生み出さなければ関係者(社員、顧客、取引先、株主)がハッピーになれない存在です。

成長しなければ企業は駄目になるし、減収減益の状態からは一刻も早く抜け出さなければなりません。

そして、同じ仕事を同じようにしていても成長と発展は作れないから、新しい価値を生む商品やビジネスの創出にリスクを取ってでも挑戦する必要があります。

そんなことを考えて、IICに協力を求めながら「MyEL×生成AI」の構築に注力しています。

皆さんもこちらの完成を楽しみにしていてください。

2024年8月30日 (金)

4ー7月の課題と対応

4~7月の決算が非常に厳しくなったため、8月の取締役会で以下の様な説明をしました。

こちらの現状、課題、改善対策については、毎週の朝会やブログでも個別に説明している内容ばかりですが、確認のため再度皆さんにも共有します。

内容の確認をお願いします。

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(今期の現状)

今期は4ヵ月が経ちましたが、受注が前期より2割以上減少していて売上利益とも未達の状況です。

7月の売上は13.8Mで損益分岐点(約30M)の半分以下で、5年ぶりに単月で▲10Mを超える大きな赤字を出してしまいました。7月末の経常損失は▲23Mで昨年度より▲3.5Mの減少ですが、受注残が少なく上期決算は昨年度より▲11Mの減益、計画比で▲22Mの未達を見込んでおり大変厳しい状況です。

(受注減の要因と課題)

1.マーケティング調査の市場低迷 (2023年度のアドホック調査は前年比 99.9%)

2.営業体制の不備、コロナ禍等による顧客面談の大幅減少

3.大学学術調査の受注減少(主要先生の研究時期の後ろ倒し→予算は確認)

4.伊藤忠関連業務の減少(第8CoFMV案件の終了、FOODATAの減少)

5.TextVoiceの新規未達、契約解除の増加(昨対▲14%)

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(短期的な改善対策)

1.顧客接点の強化 (企業は新規面談数、提案数の行動計画、大学は過去お客様掘り起こし)

2.営業社員の採用強化、営業体制の整備

3.リサーチスタッフの技術強化、営業との連携による提案強化

4.TextVoiceの機能強化(4月ポジネガ、7月VOC関連リリース)での契約増

5.広告出稿の増額

(中長期的な対策)

1.営業とリサーチの体制強化、技術力向上対策

2.新サービスの開発(MyEL×生成AIサービスを12月リリース)

3.FOODATAリサーチの開発による食料Coとの連携強化(12月リリース予定)

4.伊藤忠DX関連での役割創出 (I&Bコンサルティングへの営業紹介)

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こちらの短期的な改善策と、長期的な改善策を組織的に推進することで今期の経営計画を達成させるとともに、中長期的な上昇気流を構築します。

ます営業の皆さんは「顧客接点の強化(企業は新規面談数、提案数の行動計画、大学は過去お客様掘り起こし)」をしっかり進めて下さい。

各自ともこの当社の現状と課題と改善対策をしっかり頭において、それぞれの立場で各自のミッションを遂行することが業績改善を実現することに繋がります。

私も中長期的な改善対策の具現化に努めます。

まずは9月末の上期決算の改善に向けて、気を引き締めて事業に取り組んで行きましょう!!

2024年8月29日 (木)

体制強化を進める

2021年度から2023年度の組織体制を比較すると、SGは阿部さんと後藤さんの2名が入社して中村さんが退社の1名増で、RGは高木さん、土田さん、山口さん、中川さん、岡野さんの5名が入社して、宮前さん1名が退社の4名増です。

SGとRGの合計では、入社が7名で、退社が2名の純増+5名となっています。

こうして見ると徐々にではありますが体制補強は進んでいます。

残念ながら今期に入り中村さん、宮前さんが退社になりましたが、この3年間は社員が1人も退社していないのを社長として非常に嬉しく思っていました。

そして、それが2020年度に+39Mだった経常利益が、21年度+62M、22年度+91M、23年度+83Mと改善した大きな要因でした。

体制の補強は進んでも4Qは業務がタイトになるから、受注と収益の状況を見ながら、体制は強化する方向で進めます。

特に受注減少を改善するには、営業の皆さんの顧客接点を増やすとともに、営業経験者を採用してより顧客接点が増やせる体制にすることだと考えています。

しかし、最近の採用環境はこれまでになく厳しくて、求人広告では良い方の応募がなく、前期からはダイレクトスカウトを中心に対応しています。

この方法で優秀で営業経験もある後藤さんが入社してくれたから、この方法を継続することで募集活動を進めます。

なかなか計画通りに体制補強が進んでおらず申し訳ありませんが、体制強化は会社の重要課題という認識で注力して参ります。

2024年8月28日 (水)

再度上昇気流を作る

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こちらが当社の2018年度から2023年度の業績推移です。

2018年度が25年間の当社の決算の中で1番最悪で▲46Mもの赤字になり、そこから2019年度から2022年度の4年間は平均17%の成長を作り、2022年度には+91Mの経常利益を出しました。

実はこの時期の前には約500Mの売上と約90Mの経常利益を出していたことがあり、やっと以前の水準まで戻せたというのが実情です。

2017年度、2018年度は本当に酷い状態が続いて、私も毎日眠れないくらいに悩み苦しんだ年でした。

企業にとって赤字はとても恐ろしいことで、もう2度とあんな苦しみは味わいたくない、というのが私の正直な気持ちです。

そして、2023年度も成長が続けば良かったのですが、残念ながら売上が横ばいになり▲8Mの減益でした。

本年度は現在のところ前期より受注が大幅に減少していて、減収・減益の状態にあります。

しかし、当社はここでまた下降線に辿すわけには行きません。

再度ここから上昇気流を作り会社を成長発展させることが、当社がより良い仕事が出来る会社になり、社員の皆さんがより遣り甲斐を持って働けて、もっともっと良い処遇にするためにどうしても必要なことなんです。

私も経営としての努力を続けるので、営業の皆さんも、リサーチの皆さんも、システムの皆さんも、業務管理室の皆さんも、全員が今期の経営計画を必ず達成させて、再び会社を上昇気流に戻す強い気持ちを持って業務に臨んで下さい。

それは当社の関係者がハッピーになるための条件だから、全員で改善に取組んで行きましょう!

まずは4-7月で大幅な計画未達、前期割れをしている受注を引上げることです。

今からしっかり巻き返して、3月の年度決算では100Mの利益計画を達成させましょう!

ここが頑張り何処だから、全員のベクトル合わせをお願いします。