2024年12月13日 (金)

在宅過労の注意点

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在宅勤務は出社する負担を軽くした半面、仕事と私生活の境目を曖昧にしたとの指摘もある。自宅にパソコンや資料を持ち帰れば、いつでも仕事をできるためだ。

連合の調査では「出勤するよりも長時間労働になることがあった」と回答した人が5割を超えた。深夜に業務した人の割合も32.4%に上った。

立教大の首藤若菜教授は「本人も気づかぬうちに働き過ぎる『在宅過労』が増えるのではないか」と危惧する。「いつでもどこでも働ける」という感覚は心身の緊張状態を持続させるとみる。

(日経新聞)

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こちらは日経新聞で紹介された在宅勤務の記事です。

うちも在宅勤務を先月から取り入れましたが、皆さん支障なく対応出来ているでしょうか。

NTTドコモの調査では2023年に在宅勤務を実施している企業は14.6%で、85.4%の企業は新型コロナの終息で出社勤務になっています。

当社はRGの皆さんの下期の業務負担を少しでも軽減する目的で取り入れました。

忙しくて残業が増える下期に2名の退社という事態に対して、週1日の通勤時間だけでもなくなれば、業務負担が少しでも軽減できるのではないかと考えました。

ただし、一方で仕事と私生活の境目を曖昧にしたことで「出勤するよりも長時間労働になることがあった」と回答した人が5割を超えて、深夜に業務した人の割合も32%という調査結果もあるから注意も必要です。

自宅で業務をするとオンとオフの切り替えがうまく行かないことや、相談や打合せのコミュニケーションが取り難いために、仕事がやり難くなる一面もあるようです。

週1日の在宅勤務は機会の提供で義務ではありませんから、各自が在宅勤務を試しながら、自分に合った勤務形態を選んで下さい。

会社としても業務全体で問題が生じてないかを確認して、課題があれば新たなルールやシステムも取り入れながら運用して行きたいと思います。

社員が働きやすく、会社の生産性や業績も良くなる方法を模索して行きます。

2024年12月12日 (木)

採用活動の取組み

採用環境はこれまでにないほど厳しいですが、当社は優秀な人材が価値を生み出す事業モデルだから体制強化は不可欠です。

下期偏重のアドホック調査に頼らない事業構造に変えて行くにしても、新事業を推進するのも優秀な人材がいないと出来ません。

そのため、1年前から新卒採用に力を入れてかなりの時間と労力を費やしました。

そして、優秀な3人の方に内定を出して全員から内定受託をいただき、彼らが配属できれば来期の体制は強化出来ると考えていましたが、9月になって全員が辞退になりました。

これまでこんなに内定辞退が出たことはなく、これも今年の極端な売手市場の影響なのでしょう。

キャリア採用も募集方法を変えながら対応して、適宜面接を進めています。

先日面接をした営業希望の方は、マーケティング関連の仕事を強く希望していました。

1次面接の印象は3人とも良く、適性検査も特に問題がないので2次面接に来てもらいました。

しかし、2次面接でよくよく話を聞いてみると、毎日100件の電話をかけてアポイントを取る仕事にもう耐えられなく、職場の人間関係が非常に悪いので早く転職したい、、という本音が聞けました。

30才で2回目の転職ですし、2社とも業種が全く違うし、簡単な質問をしてみたらマーケティングの基本的な知識もないことが分かりました。

業種が違ってもマーケティングに興味があり、マーケティングの分野で働きたいという強い気持ちさえあれば、当社でも活躍してくれると期待してでの2次面接でした。

しかし、実際にはマーケティングの書籍を読んだことなく、何をもって「マーケティングの仕事がしたい」と言うのか見えなくなりました。

あやふやな理由で異業種の当社に来ても良くないと思い、「本当にマーケティングの仕事がしたいのかもう1度よく考えてみて連絡して下さい」と言って予定していた内定を止めました。

仕事って長く自分の大切な時間を費やすことです。

本当にやりたい仕事なのか、本当に自分が興味を持って取り組める仕事なのかを熟考して、慎重に判断することが必要なんだと思います。

私も沢山の友人や後輩の職業人生の起承転結を見て来ました。

良い職業人生を歩んでいる人は「これをやりたい、この分野で頑張りたい」という考えがあり、そこの主軸だけはブレていない人だと感じています。

会社としては早く体制は強化したいけど、今後も「迷うなら採用しない」という方針で進めます。

2024年12月11日 (水)

リサーチ会社のTV採用

GMOリサーチ&AIさんは、主にリサーチ会社にパネルを提供する事業を行っています。

当社も自社で足りないパネルはGMOさんにお願いをしています。

その関係で「テキストマイニング(TextVoice)」をお取引先のリサーチ会社に紹介して欲しいとお願いしてました。

販売代理店契約を2年前に結ばせていただいて、10名くらいの営業の方にデモ紹介もしましたが、これまで引合いはありませんでした。

今回先方の専務さんからマーケティングセンターさんがテキストマイニングを探しているので、先方の社長に説明して欲しいとのご依頼があり、田井さん、尾内さんとデモ説明に伺ったところ、翌週に導入していただけるとの連絡を頂きました。

マーケティングセンターさんは1959年に設立した老舗のリサーチ会社で、会場調査やホームユーステスト、来店調査、訪問調査、デプスインタビュー等に強い会社です。

同社はアンケートの自由記述の分析にかなりの時間を割いていて、分かり易いツールがないかと探していたのだそうです。

日経リサーチさんは3年前からご利用いただいていて、インテージさんも10月から全社導入が決まり、マーケティングセンターさんも採用いただくことになり、伝統あるリサーチ会社で「テキストマイニング(TextVoice)」が使われるのは嬉しく思います。

「テキストマイニング(TextVoice)」は計画通りに契約数が伸びず前期割れの状態ですが、この様なリサーチのプロの人達が評価してくれる価値を持ったツールです。

固定収益を増やす戦略の1つとして、「テキストマイニング(TextVoice)」の契約も増やして行ければと思います。

2024年12月10日 (火)

個別面談について

先週の3日間でマネジャー以外の社員全員と面談をしました。

以前は年に1回の個別面談をしていましたが、社長があまり現場に口出しするのは良くない、そこはマネジャーに任せて社長はマネジャーとの会話を重視すべきという意見があり、それでかなり前に取りやめたと記憶しています。

私は毎週の朝礼やこのブログ、四半期ごとの決算説明会等で、会社の経営状況や課題の取組みは出来るだけ詳しく情報共有してきたつもりです。

しかし、先日の「エンゲージメント調査」の結果を見て、自分が現場の皆さんの考えや問題意識が把握できていないと感じて、久しぶりに再開させました。

1人1人と個別に話をさせてもらうと、色々な課題が見えるし、改善できそうなアイディアも聞くことが出来ました。

これからヒアリングした内容を整理して、改善できることは組織的な取り組みを始めます。

それから、ちゃんと説明していたつもりでも、誤解されていることも幾つかありました。

例えば会社の株主配当についてです。

当社は3ヵ月ほど前に前に400Mの現金をIICに預けました。

これは決算説明会でも説明しましたが、銀行に預けるより、グループ預金の方が金利が何倍も良いので色々な手続きをして預けたものです。

それを株主配当と勘違いしていたようです。

当社は25年間の決算で株主配当をしたのは10年以上前の1回だけで、それも1Mほどしか出していません。

しっかり利益を出した時も、伊藤忠グループに戻ってからも、株主配当はせず全ての利益は内部留保にして会社の財務強化しました。

株式会社で利益が出てもずっと無配は不自然なことなので、今後は投資額に見合った配当をすると思いますが、今回の資金移動は株主配当ではありません。

このあたりが会社の経営実態を、全員に正しく伝えることの難しさなのでしょうね。

それでも、私は会社の実態を情報共有することは重要だと思うから、これからも情報共有には注力します。

皆さんも会社の状況を正しく理解をして、それぞれの改善対策に協力して下さい。

2024年12月 9日 (月)

企業の成功パターン

リサーチの装置化と分業化での効率性重視で大きく成長したのがマクロミル社です。

彼らの推進した早さと安さがインターネット調査の標準になって、当社も含めて多くのリサーチ会社が「世界一安くて早い」という市場環境の中でサービスを提供せざるを得ませんでした。

その基準に合わせると十分な調査企画や、十分な調査票作成や考察提案に時間もコストもかけられず、沢山の実績があるリサーチ会社が撤退して行きました。

でもそんな風に大きな組織になった同社はYahoo!や、ベインキャピタル、CVCキャピタルという外資系投資ファンドへの売却になり、その度に沢山の社員の仕事や生活が変わり、多くの社員が退社していると聞いています。

そして、マクロミルの創業者や、Yahoo!、ベインキャピタルは膨大な利益を手にしました。

それが企業経営として成功かどうかは私には分かりませんが、株主から見たら成功なのだと思います。

株式会社の成功は企業価値と株価を引き上げることだけではないはずです。

当社は当社の価値観でお客様に喜ばれて評価される専門性と技術力の高いリサーチ会社、付加価値の高いサービスの提供できるリサーチ会社を目指します。

しかし、今期の様な減収減益で大きな赤字を出している状態では、何を言っても始まりません。

「大幅減益の赤字のくせに何を能書き言ってるんだ、、」と言われてしまいます。

企業としては適切な成長と利益を確保して、株主にも一定の利益を還元できることも求められます。

企業は株式会社としての義務を果たしながら成長することが必要なんです。

まずは今期の足元の業績をしっかり立て直して、年度末までには適正な黒字決算を作り、その上で当社が目指す「コンサル型リサーチ」の実現に向かって前進して行きましょう。

2024年12月 6日 (金)

大学クラブのOB会

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先日大学クラブの後輩2人と、毎年やっている秋合宿の下見で栃木県の塩谷町に行きました。

ここは元小学校の廃校を利用した50人ほどが泊まれる宿泊所です。

中に入ると教室が宿泊部屋になっていて、教職員室が会議室で、音楽室が食堂兼宴会場でした。

田舎の小学校でしたが校庭も宿舎も懐かしく感じました。

私は大学クラブ(野生動物研究会)のOB会の責任者を12年やってます。

自分が1年の時の4年生の先輩から「クラブが出来て30年が過ぎたからOB会をやりたいよな。お前やってくれないか、、」みたいなことを言われて、大学時代の力関係で無理やり任されました。

何もないところの名簿作りから始めて、最初の1年目は口コミで集まった20人ほどのOBで宴会をして、2年目からは毎年秋にOBが集まって一泊で自然観察をしています。

途中から現役の学生や大学院生も参加するようになり、会員は300人まで増えて、毎年40~50人が全国から集まって、山歩きをして、研究発表を聞いて、宴会をして、大学生から還暦を超えたOBが楽しい時間を共有しています。

OBには大学教授や、大企業の役員、色々な業種の会社員、自営業、高校や中学の教師や公務員等がいて、学生は色々な話が聞けて評判が良いみたいです。

同じ大学の同じクラブにいたという共通項だけで、毎年こんな合宿が出来るんのも面白いものです。

仕事をしているとうまく行かないことや、トラブルや忙しさでどうしてもストレスが溜まります。

自分も40年間働いてきて、凄いストレスを抱えたことが何度も何度もありました。

でもその度にそこから逃げていては長い職業人生を全うできませんから、自分なりのストレスコントロールをすることが必要なんだと思います。

仕事以外のコミュニティに参加するのもその1つの手段かもしれませんね。

私にとってはこの大学クラブのOB会が準備は面倒ですが、良い息抜きになってます。

2024年12月 5日 (木)

上期賞与について

支給対象の方には先週メールでもお伝えしましたが、明日、上期賞与を支給します。

この上期は大幅な受注・売上減で昨年度より▲22Mの減益で、賞与支給前で既に▲18Mの赤字になったため、思うような賞与が出せず非常に心苦しく感じています。

賞与はその期間に出た事業の果実(利益)を社員の皆さんに配分するものです。

それなので、前期よりも大幅に数字が悪くて大きな赤字の状態だと良い支給はできません。

今の物価高や下期のキャッチアップの期待も考慮しましたが、標準基準より0.1ヵ月減の支給が限度でした。

また、上期の実績によって上期評価が低い方も増えたので、その方にとっては不満を感じる支給額になったと思います。

しかし、賞与支給は会社の業績と、個人の実績と評価に連動するのが、企業として適正な「果実の配分」と言われてますのでご理解ください。

私も今の当社の賞与水準で良いとは全く思っていません。

もっと利益を増やして、まずは今の賞与の1.5倍は出せる会社に早くしたいと考えています。

そして、それは利益額を引き上げて、株主に投資額に見合った配当も出して、それ以上に残った利益を原資とすることで十分に実現できることです。

そのためには、まずは減収となっているリサーチの受注を引上げて、MyEL×生成AI等で新たな収益を作れば来期にでも実現は可能だと思います。

会社の利益を増やすことは、従業員の皆さんの処遇改善に直結することです。

会社が成長して利益が安定して増えれば、それに見合った賞与を出すことは約束します。

何とかそんな良い状態を早く作るべく頑張って参りましょう。

2024年12月 4日 (水)

営業機会を作る行動

JMRAカンファレンスの懇親会に行くと、だいたい10~20人と名刺交換をします。

そのうちの半数は久しぶりにお会いした業界関係者と、今はこんな部署でこんな仕事をやってるんですという会話で名刺交換をして、情報交換の出来る機会になります。

そして、もう半分は「お名刺よろしいでしょうか。」と言って若い方が話しかけてくるパターンで、こちらは大体が営業目的で、新しいお客を作るために懇親会に参加している人達です。

今回も7枚ほどそんな営業の名刺をいただきました。

AIの開発会社だったり、アンケートシステムの会社、海外パネルの会社など色々です。

実は私もマイボイスコムを創業してから10年位は、当社の存在を知ってもらうことと、新しいお客様を探す目的で参加して、やたら「お名刺よろしいでしょうか。。」と言って30人位の名刺をもらって、お仕事になりそうな人には翌日にお礼のメールを送って、アポイントを取っていました。

それなので、この様な営業の方にもあまり冷たくせずに話だけは伺うようにしています。

こんな中でいつもこの会社の営業は凄いな、と思うのはアスマークです。

今年も2人のアスマークの営業社員から「お名刺よろしいでしょうか、、」と声を掛けられました。

コロナ禍の前には10人位の営業が参加していて、最初から最後まで「お名刺よろしいでしょうか、、」と会場を廻っているのを見て、凄い組織的な営業をしているなと感心しました。

アスマークの町田社長は昔から親しくしてるので「御社の営業は積極的で良いですね。」と言うと、「いえいえ弊社は強いところがないので、営業で頑張るしかないんですよ。」と謙遜してました。

そんな営業活動が実ってか、彼らの事業は順調に成長しています。

新規開拓の営業機会を作るのは、これだけ労力を要することなんです。

彼らの積極的な営業活動の姿勢は、当社も見習うべきところがあるんじやないでしょうか。

営業の皆さんがお客様と会話する機会を増やさないと、今期の業績不振から抜け出せません。

12月は年末挨拶でお客様を訪問しやすい時期ですから、営業の皆さんは積極的にお客様を訪ねて話を伺って提案の機会を作り、受注の不足を挽回して行きましょう!

営業の皆さん、よろしくお願いします。

2024年12月 3日 (火)

JMRAカンファレンス

Jmra 朝会とこのブログでも何度かお知らせして、勉強のためにできるだけ参加すると良いとお勧めした「JMRAアニュアル・カンファレンス2024」が11/28に開催されました。

このカンファレンスはリサーチ業界の毎年の集まりで、業界の新しい動きや、新しい技術やサービスを知るのに役立つもので、私も毎年必ず参加していたので、おそらく17、8回は出て来たと思います。

この様な行事に参加することは、最近の業界や市場の動きを理解するだけでなく、懇親会などに出ることで業界関係者のネットワークを作るのにも役立ちます。

そのため私はいつも懇親会まで残り、出来るだけ多くの業界関係者と話をするようにしてきました。

こちらの写真は今年の懇親会会場の様子です。

当社からは私と石田さん、吉田さんが参加しましたが、おそらく250人位が参加をしていたようで、過去最大の出席者だということでした。

これもコロナ禍で中止になっていたのが、5年ぶりにリアルに開催されたのを関係者が待ち望んでいたからだと思います。

今年のテーマは「Beyond “Marketing Research”~新産業の協働と創造へ~」でした。

私は最後の2時間の座談会しか聴講できませんでしたが、その中で頻繁にリサーチ市場が転換期に来ているという話が出ていましたし、各公演は生成AIによってリサーチがどう変わる、というテーマが多かったようです。

リサーチ市場は新たな技術の出現で大きく変わる時です。

当社もMyEL×生成AI等で、この変化に吹き飛ばされないように努めていますが、これからも市場や技術の動向を注視しながら事業を変革して行きます。

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「JMRAアニュアル・カンファレンス」は、マーケティング・リサーチに関わる関係者への情報発信と交流を活性化し、業界全体のプレゼンス向上に貢献してまいりました。コロナ・パンデミックを経て、5年ぶりのリアル開催となります。

今年のテーマは「Beyond “Marketing Research”~新産業の協働と創造へ~」です。

新型コロナウイルスによる混乱や生成AIの登場がもたらしたパラダイムシフトに伴い、マーケティング・リサーチ業界にも新たな変革が求められています。そのためには、新しい領域の業界やプレイヤーとの協働が欠かせません。本カンファレンスでは、生成AIに関するコンテンツやJMRA役員らが業界の未来像を語る座談会のほか、情報交流をする機会も設けております。

本カンファレンスが、ご参加いただく皆様にとって、産業の未来について対話をし、新たな価値を共に創造していくきっかけとなることを願っております。

2024年12月 2日 (月)

今期も残り4ヵ月

今週から12月に入り、今年度の事業も残り4ヶ月になりました。

4月に新年度が始まったと思ったら、もう8ヵ月も経ったのですね。

1年はあっという間に過ぎるものです。

企業がゴーイングコンサーンで事業を続けて、社員の皆さんが遣り甲斐と安心感を持って働き続けるには、適切な利益と成長を実現することです。

自分達がやりたいことがやれても、そこに利益が伴わないと企業は継続できません。

今期の様な大幅な減収減益で、下期に入った10月時点で売上が▲16%の減収で、昨対で▲22M減益の▲25Mの赤字は健全な状態でなく、早くこの状態から抜け出さなかればなりません。

当社の財務は現預金が約700Mあって全く問題ありませんが、毎年の収益を確保しないと会社はあっという間に悪くなることを当社は7~8年前に経験しています。

この時も過去の利益を全額内部留保にして300M以上の現預金がありました。

しかし、3億円は個人では大きな金額ですが、事業ではあっという間に減少する資金でした。

新たな収益源を作るためTextVoiceの開発に取組むと1億円の資金が流出し、リサーチ事業も競争が厳しくなって減収になると、3年間で現預金は半減して苦しい経営に陥りました。

企業の赤字はとても怖いもので、小さなうちに火を消さないと駄目だと学びました。

当社が悪い業績から抜け出すには、受注を増やして売上を引上げるしかありません。

▲16%もの減収ではまともな決算はできず、当社の関係者はハッピーになれません。

そのため、SGの皆さんは決して待ちの姿勢になることなく、顧客接点を増やすために外向きな営業を進めて下さい。

伊藤忠商事の岡藤会長のインタビューで「営業成績の悪い部下にどんな指導をしましたか?」という質問に、「私が言ったのは、数字が悪い営業はとにかくお客様のところに足を運び、お客様から話を伺って自分達で提案できることを考えろ、ということしか言いませんでした。」と答えていました。

受注計画が大幅未達の営業の方は意識してお客様から話を伺う機会を増やすこと、ここだけはしっかり責任を持って取り組んで欲しいと思います。

そして、RGの皆さんも生産体制に不備が生じて申し訳ないですが、出来るだけ売上が増える様な案件対応で業績の改善に協力して下さい。

年度決算までには一定の黒字決算が出せるように、残りの4カ月ベストを尽くして頑張って参りましょう!

2024年11月29日 (金)

投資ファンドの買収

マクロミルは2度上場し、2度上場廃止になることが決まりました。

CVCキャピタルという外資系の投資ファンドに買収された後で、企業価値を高めて(リストラなのか新しい収益開発なのか)再上場か、別な会社により高く売却されることになります。

買収した企業をより高い価格で売却するのが投資ファンドのビジネスであり、そこに社員の生活や働き甲斐等は入り込む余地はありません。

前回のベインキャピタルによる買収の際も、色々な混乱があったと聞いてます。

そして、最近ではセブンアンドアイホールディングスも外資系企業のTOBを受けて、創業家を中心としたMBOで非上場化を目指すことが注目されています。

以前の私の感覚では企業は成長し、大きな利益も出せる会社になり、社会的存在の上場企業になるのが企業の最終形であり、ステークホルダーはそれを望んでいた様に思います。

でもこれだけ企業買収が増えて、外資系投資ファンド等が企業買収を仕掛ける時代になると、上場している大企業だから安心して働ける保証はなくなりました。

企業で働いて遣り甲斐を持って、安心して働き続ける条件は、大企業で勤務することでも、上場会社で働くことでもなくなりました。

それは、その会社がお客様や社会に必要で喜ばれる価値ある商品やサービスを作り、それを組織的な営業を続けることで必要な受注と売上を作り、適切な利益と成長を実現し続けることです。

自分達がやりたいことがやれても、そこに利益が伴わないと処遇改善も出来ないし、企業の事業を継続することもできなくなります。

当社は過去5年間は平均で114%の増収で、増益基調で成長出来ていました。

しかし、今期はリサーチ受注が不振で10月時点で売上が前期比84%(▲16%)もの減収で、▲25Mの赤字を出している状態です。

赤字は企業にとっては悪であり、とても怖いことです。

この赤字から一刻も早く抜け出して、年度決算までには改善が進むように、各自、各部署ともベクトル合わせをして下さい。

皆さん、どうぞよろしくお願いします。

2024年11月28日 (木)

コンサル型リサーチ会社

New Researchで新たな固定収益を作ることに力を入れること、それは今後のリサーチ市場の悪化を見越せば正しい戦略だと思います。

これらの固定収益事業で利益の5割が確保できる収益構造が作れれば、RG、SG、STの体制補強も積極的に進められます。

そして、株主に投資額に見合った配当も行い、それでも多くの利益が残る企業になれば、堂々と皆さんの処遇を大幅に引き上げることも出来ます。

そんな余裕のある会社に早くしたいと強く念じています。

しかし、New Researchで安定した収益構造が出来ても、当社が目指すのは「コンサル型リサーチで1番良いサービスが提供できるリサーチ会社」です。

クロスマーケティングは売上の75%を販促サービスで占める会社に転換しましたし、楽天インサイトもデジタルマーケティングにシフトしていますが、当社は飽くまで専門性の高いリサーチ会社を目指します。

「テキストマイニング(TextVoice)」や「MyEL×生成AI」のNew Researchは、当社が「コンサル型リサーチ会社」を推進するための手段です。

そんな基本方針で今後も事業を展開して、その方向性や目標に共感してくれる社員で事業を推進したいと思います。

そのためにも新しい収益源が必要なので、「MyEL×生成AI」を成功させて固定収益の大幅な底上げを目指します。

2024年11月27日 (水)

収益構造の変革

ファミペイリサーチの販売代理店として「プロモーションリサーチ」を販売するにも、「MyEL×生成AI」の事業を成功させるためにも、営業体制も強化をしなければなりません。

企業にとって営業力はとっても重要で、良い商品やサービスがあっても売る力がないと、その企業は発展できません。

もちろん今はインターネットの時代ですから、以前の様なプッシュ型の営業だけでなく、WEBマーケティングを活用したプル型の販売力を構築することも必要です。

しかし、攻めの営業活動が企業の発展には不可欠だから、SGの体制を強化して「MyEL×生成AI」、「TextVoice」、「プロモーションリサーチ」等のRGの業務負荷なしでで収益を作る事業を増やすことで事業構造を変革させたいと思います。

昨年度ではMyELとTextvoiceの売上比率は11%でしかありません。

営業利益で見ると、リサーチ事業が81M、TextVoiceが7M、MyELは▲4Mですから、当社は利益の97%をリサーチ事業で稼いでいます。

そのため、下期偏重のリサーチ市場の影響で、4QにRGに過度な業務負荷がかかっています。

4QのRGの残業削減を図るためにも、リサーチ事業以外での収益を伸ばすことが必要です。

まだ「MyEL×生成AI」や「プロモーションリサーチ」の可能性は分かりません。

しかし、両方とも魅力的で独自性のあるサービスだし、特に「MyEL×生成AI」は時流にのったサービスになると思います。

これらのリサーチ以外で利益の5割が確保できれば、会社の経営は安定するし、RGの残業負荷も解消できるし、皆さんの処遇も引上げることが出来ます。

そんな良い姿をイメージしながら収益構造の変革を進めます。

2024年11月26日 (火)

一般社員の個別面談

こちらも昨日の朝会で伝えましたが、不在の社員もいたので再度お伝えします。

7月に実施してもらった「エンゲージメント調査」の結果を9月に報告してもらいました。

こちらの調査で色々な課題や要望を伺うことが出来て、以下の2つは既に実施しました。

 1.半休の回数制限 → 10月から廃止

 2.在宅勤務の要望 → 11月から実施

以前は私の個人面談を実施していましたが、最近は各マネジャーに任せていました。

そして、マネジャーの皆さんとは毎週のマネジャー会議と毎月の経営会議等で頻繁に話をしてますが、一般社員の方とはあまり直接す機会もないので、年内を目途に個人面談をさせて下さい。

1人20~30分で、私と小野さんの2人で面談させてもらいます。

これからスケジュール調整をするので意見や要望等があれば聞かせて下さい。

出来るだけ社員の皆さんが働きやすい職場にしたいと思いますので、よろしくお願いします。

2024年11月25日 (月)

JMRAアニュアル・カンファレンス2024

先々週でSG、RGの皆さんにはメールでご案内し、今朝の朝会でも紹介しましたが、「JMRAアニュアル・カンファレンス」が5年ぶりにリアル開催になります。

こちらリサーチ市場や業界、新しい技術を学ぶのに良い機会です。

SG、RGの皆さんはマネジャーの承諾を取って出来るだけ参加して下さい。

自分達の専門性を引上げるには最新情報のインプットも大切ですから、出来るだけ時間を調整して参加することをお勧めします。

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さて、5年ぶりのリアル開催となる「JMRAアニュアル・カンファレンス2024」が来週に迫ってまいりました。

本カンファレンスは情報交流会を含めて参加無料となりますが、申込が定員に達した次第、受付を終了いたします。
参加をご希望の場合は、お手数ですが、お早めにお申込いただきますよう、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げま
す。

カンファレンスの詳細につきましては、特設サイトをご覧くださいませ。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

【JMRAアニュアル・カンファレンス2024 特設サイトURL】
https://www.jmra-net.or.jp/Portals/0/conference/2024lp/2024lp.html

【JMRAアニュアル・カンファレンス2024 概要】
■日時
2024年11月28日(木)
開場:10:30

■会場
ベルサール渋谷ファースト
(東京都渋谷区東1丁目2-20 住友不動産渋谷ファーストタワー2F)

■テーマ
Beyond “Marketing Research” ~新産業の協働と創造へ~

■スケジュール
・10:30 開場
<メインコンテンツ(会場:Hall B)>
・11:00	激動の自動車マーケットにおける日産マーケティングの
	挑戦について
・12:30	AIとマーケティングの未来
・14:30	デザインするためのリサーチ実践事例 ~より良いUXを
	実現するプロダクトを目指して~
・15:30	マーケティング・リサーチ業界のこれまでとこれからを
	見据えた座談会
<サブコンテンツ(会場:Hall A-2)>
・11:00~17:00 スポンサー企業によるミニセッション
・18:00 情報交流会

■対象
正会員、賛助法人会員、賛助個人会員、一般

(※当社は「賛助法人会員」です)

2024年11月22日 (金)

生成AIのSWOT

今後の技術の進歩によって、生成AIで調査票の叩き台や、集計データ、調査レポートのドラフトまで自動で作れる時代が直ぐそこまで来ているように思います。

そして、生成AIの出現での当社のSWOTは以下の様に整理しました。

当社の強み(Strength)は、生成AIに学習させられる日本で最大のインサイトデータの蓄積があることです。

弱み(Weakness)はITの技術力がなく、IT製品を販売する営業組織もないことですが、ここはIICや伊藤忠グループの協力で補えるでしょう。

機会(Opportunity)は多くの企業のマーケティング関係者が生成AIを活用したサービスを求めていて、ここで先行したAIサービスが提供できれば事業を広げる機会があるということです。

そして、脅威(Threat)はまだ明確には想像できません。クライアントが簡易的なリサーチは自社で内在化することでリサーチ市場が縮小することです。でも1番の脅威はこんな大きな技術環境の変化に対して何もしないことだと思います。

この様な整理をもとに1年以上前から「MyEL×生成AI」の構想を進めて来ました。

まずはこの新しいAIサービスを早急に市場に出すことです。

そして、企業は生成AIから出てきたリコメンドで重要な意思決定をすることはなく、生成AIの活用の後に適切な調査設計で出た結果で判断するはずです。

そこを当社は技術力のある「コンサル型リサーチ」を提供することで、本業であるリサーチ事業を拡げて行ければと考えています。

「MyEL×生成AI」→「コンサル型リサーチ」の流れを作る戦略です。

こうして整理して考えると、当社の現在の立ち位置はとても優位性があり、脅威より機会の方がずっと大きいように思います。

すべてはこれからの取組み次第ですが、当社は生成AIの登場をチャンスとして捉えて、前向きに取り組んで行きます。

2024年11月21日 (木)

生成AIのインパクト

当社と兄弟会社のジーアイクラウド社は、Google Cloudの認定パートナーで、お客様のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する目的で2021年に設立された会社です。

〇ジーアイクラウド

https://www.gicloud.co.jp/

先日、ここの会社の社長がグーグル日本法人のビジネス開発の担当部長と来社されました。

一般的な情報交換が目的でしたから当社のビジネスを紹介したり、彼らの取組みを聞かせてもらったりという打合せを、私と石田さんで参加しました。

この担当部長からはグーグルがいま取り組んでいる生成AIの話が中心でしたが、生成AIでこんなことが出来る、あんなことも出来るようになる、という話を伺ってやなり凄い変化が起きているのを強く感じました。

マーケティングリサーチの世界でも、調査票案や調査レポートのドラフトは生成AIに頼むような時代が直ぐそこに来ているのかもしれません。

それはリサーチワークの効率性や省力化に役立つと思うので、RGの皆さんの下期の負荷軽減に大いに役立つのかもしれません。

しかし、一方ではリサーチ会社は生成AIには出来ない価値を生み出すことが求められる、ということでもあります。

これはリサーチ業界だけでなく、多くの産業に突き付けられていることで、税理士や公認会計士、弁護士等の士業のすべてはかなり生成AIに置き換わるでしょうし、システム開発のプログラミング等もどんどんシフトするかもしれません。

でも生成AIに出来ないことは必ずあります。

過度に恐れることなく、何が出来て何が出来ないのか、何は活用して何は活用すべきでないのか、を見極めて対応して行きます。

2024年11月20日 (水)

リサーチ生産性の推移

1

 

2019年

2020年

2021年

2022年

2023年

リサーチ売上/RG生産人員

21.3

27.8

30.2

32.5

28.5

こちらが生産人員の1人あたりのリサーチ売上の金額です。

2019年には21.3M/人でしたが、2020年以降は28~32M/人で推移しています。

この過去3年間の平均で何人の生産人員が必要かを割り出して、経営計画に反映させています。

2020年から1人当たり売上が増えているのには幾つかの要因があります。

1つは2019年に増資した資金を投入して「新アンケートシステム」を構築できたことです。

それまでは当社のアンケートシステムは機能が劣っていて、他社にできることが出来なくて失注になったり、複雑な設定にかなりの時間がかかるなどの課題がありましたが、ここは1億円弱のシステム投資を行い改善しました。

もう1つはこの5年間で営業の競争状況も見ながら12%ほどの値上をしています。

そして、RGの皆さんの経験値向上による効率化もあったと思います。

過去3年間の1人あたりのリサーチ売上の平均は約30M/人年です。

現在の生産人員は15.4人ですから、この生産体制で対応できる範囲で下期の決算改善に取組んで行ければと思います。

また、今後は30M/人年の基準を引下げることでRG人員を増やして、下期の残業削減も進めて、その人件費の増加分は「MyEL×生成AI」の収益で賄えればと考えています。

収益構造を変革することで、より働きやすく、より安定した会社になるように努めます。

引き続き頑張って参りましょう!

2024年11月19日 (火)

RG生産人員の推移

1_2

2QからRGで2名の退社がありましたので、現状の生産体制について共有します。

会社では生産人員とはRGの「社員数+(派遣社員+アルバイト)×0.3」で算出して、この生産人員でリサーチの生産能力を把握しています。

こちらが過去4年間の生産人員の推移で、売上拡大に伴って少しづつ生産体制を強化して来ました。

 2020年 12.2人

 2021年 12.9人

 2022年 13.2人

 2023年 15.4人

 2024年 16.5人(※1Q時点)→15.4人(11月)

そして、今期の1Qで16.5人まで生産体制を増強して、2Qでアルバイトの補強もしましたが、残念ながら社員2名の退社が出たため、現時点での生産人員は15.4人になりました。

15.4人の生産人員は、昨年平均の15.4人と同じです。

ただし、経験を積んだ2人の社員の退社があり、その後1人の休職者も出ているため、下期の生産体制にはまだ不安があります。

そのため、まだRGの生産体制の補強は必要だと認識しています。

今週からリサーチ経験が豊富な竹井さんが派遣社員として入社してくれました。

そして、15日(金)にはリサーチャー希望の2名の方と最終面接をして、2人とも優秀で適性も高いことから内定を出しました。

RGの体制強化は重要な経営課題と捉えており、今後とも採用に注力します。

2024年11月18日 (月)

10月決算状況

10月の月次決算が出て今週木曜日の取締役会、経営会議で確認しますが、社員の皆さんには少し早めに共有します。

10月の営業利益は採算トントンの+0.1Mでした。

10月でもまだ▲25.4Mの累積赤字があり、昨年より▲21.9Mの減収という厳しい決算が続いています。

1番の原因は主事業であるリサーチの受注が不振で、リサーチ売上が昨対比で81%(▲19%)の大幅な減収になっていることです。

主事業の売上が2割近く減少ではまともな決算は出来ません。

当社は過去5年間は平均114%の高い成長率を実現して来ましたが、今期は81%ですから急ブレーキがかかっている状態です。

その原因と対策は上期決算説明会で説明した通りです。

S1、S2とも改善計画を作って対策を進めていますから、まずはそれを着実に実行することです。

S1の企業リサーチは決算説明会でも説明の通り、市場の停滞に加えて営業の顧客接点がこの数年で大幅に減少していたことも影響したと思います。

そのためS1では営業活動のKPIを決めて顧客接点の強化する計画を進めています。

この営業活動で伊藤園さんやサントリーさんの開拓という結果も出てきているので、この営業活動を今後も続けて下さい。

S2の学術調査はリサーチ市場の影響はあまり受けないから、過去のお取引先の掘り起こしで下期の受注が増えることを期待しています。

私は食料カンパニーとの協業や、ファミペイリサーチ等のグループ市場の開拓と、MyEL×生成AIの実現に注力します。

10月時点でまだかなり厳しい赤字決算が続いていますが、まだ下期は5ヵ月あります。

そして、リサーチ市場は停滞しているとはいえ1,400億円もの市場がありますから、積極的な攻めの営業を進めれば、新たな顧客と案件が開拓できると思います。

当社も企業ですから、3月の年度決算までには一定の黒字決算まで改善しないといけません。

この点は社員の皆さんにも理解いただき、全員で下期での決算改善に努めましょう!

皆さん、よろしくお願いします!

2024年11月15日 (金)

マクロミル 外資系ファンド売却

投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズは14日、マクロミル株式を公開買い付け(TOB)すると発表した。1株1150円で取得し、完全子会社化する。マクロミルは上場廃止となる。買い付け期間は15日から12月26日まで。 マクロミルはTOBに賛同し、株主に対し買い付けへの応募を推奨すると発表した。(Yahoo!ニュース 11/14)

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昨日、こんな記事が配信されました。

マクロミルが外資系の投資ファンドに売却されて、上場廃止になるそうです。

マクロミルは以前も外資系投資ファンドの「ベインキャピタル」に売却されて、その際に多くの社員が退社したのですが、再度、外資系投資ファンドに売却されることに会社が賛同したのだそうです。

リサーチの事業環境は厳しくなっていますが、何度も会社が売られたり買われたりして、その度に組織が大きく変わるのは従業員から見てどうなのでしょう?

上場会社というのはこういうリスクもあるんですね。

ちょっと驚くニュースでした。

五色沼散策

Photo

先日の連休は裏磐梯に2泊して、五色沼周辺を山歩きしました。

元々は先日の朝会で大谷内さんが紹介した黒部立山アルペンルートに行く予定でしたが、どうしてもホテルが取れず裏磐梯に変更しました。

裏磐梯に行ったのは恐らく30年ぶりで、今回は1人旅でしたので車はやめて電車とバスでのんびり行くことにしました。

新幹線で郡山まで行きそこから磐越西線に乗って猪苗代駅に、新幹線は早いけど磐梯西駅の乗り換えは1時間待ちで、猪苗代駅でバスに乗り換えようと思ったら2時間半待ちでした。

駅の近くには喫茶店もお店もなくて、仕方ないので2時間以上も畑の中をただ歩きながら色々なことを考えていました。

首都圏に住んでいると交通も飲食も買物も直ぐできる便利さに慣れていますが、それとはまったく違う生活環境と時間の流れがあることを実感した時間でした。

翌日は朝から熊鈴を付けて五色沼の自然を楽しみながら散策しました。

そこで色々な説明書きを良み、地元の博物館にも足を運んだら、この30近くある湖沼群が明治21年の磐梯山の大噴火でできことを始めて知りました。

こんなに大きな自然物がたった130年前に出来たことが不思議でした。

そして、その大噴火で500人もの住民が犠牲になり、約450人もの方々が発見されずにまだこの湖沼群の下に埋もれていることを知り、その方々の生活と人生を想像し、自然の大きな力の前では人間の存在は無力なものだと感じました。

いつもと違う環境と時間の中に身を置いて、その地域の自然や歴史に触れながら今の自分の在り方を考えることが出来た貴重な2泊3日の旅でした。

仕事をしていると色々な苦労や試練でストレスが溜まるから、たまには1人旅で気持ちをリセットするのも良いかもしれませんね。

今期は受注不振で上期の売上が▲15%減少し、営業利益も昨年より▲18M悪化しています。

その上、2021~2023年の3年間は社員が1人も退社せず組織も安定していましたが、今期に入り3人の退社も出てしまいました。

経営者としては悩ましい状態にストレスも感じています。

でも会社経営は良い状態ばかりではありません。

25年の経営では何度となく困難な状況に陥りましたが、関係者で知恵を出し合って乗り越えて来た実績があるので、改善に向けて1つ1つ課題を解決することだと考えています。

今回の1人旅はとても良いリフレッシュになりました。

これから忙しくなる時期ですが、しっかり強い気持ちで経営に取り組んで参ります。

2024年11月14日 (木)

モニターお詫びメール

イプソスが当社モニターに対して不適切なメッセージ画像を表示した件、GMOリサーチ&AIに調査を依頼したところ、このメッセージに触れたのは4,646人おられたことが分かりました。

そのため該当するモニターの方々には以下のお詫びのメールを配信して、お詫びの印として「30ポイント」の付与も行い、その経費は全額GMOリサーチ&AIに請求することで落とし前を付けました。

モニターの信頼はとてもとても大切です。

モニターが当社を信頼してくれて、「マイボイスコムからの依頼なら真面目に答えてやろう」と思っていただけることが、当社がお客様に良いデータをお届けできるための条件です。

そこを傷付けることは絶対に認めることはできません。

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【MyVoice】不適切な表記のお詫びとポイント付与のご連絡

モニターの皆様へ

いつも調査にご協力いただきありがとうございます。
この度、貴方様にお願いした調査で不適切な表記があったことが分かりました。

モニターの方から「御社の調査依頼で他社がモニター募集をするのはおかしい」「他社の調査会社が個人情報を取得するってどういうことですか?」というご連絡をいただき、調査をしたところ下記の表記の画像が確認されました。

===============
「あなたの声を聞かせてください! 市場調査会社のイプソスのアンケートに参加しませんか?
アンケートでは、あなたの意見および個人情報の一部を取得します。・・・」
===============

当社ではモニターの皆様の回答の機会を増やすため、数社のリサーチ会社に(提携会社実施)と明記してアンケートを依頼することを認めていました。そのうちの1社が数回に亘ってこちらの文章が記載された画像を表示していました。

厳密にはモニター募集ではなく、個人情報の取得もありませんでしたが、その様な誤解を与える表記を出すのは問題だと判断しました。そのため、この調査会社には仲介会社を通じて厳重に抗議をするとともに、今後は提携会社の調査は一切行わないことにしました。

ご協力いただいた多数の方に不快な想いをさせたことお詫びします。大変申し訳ありませんでした。また、お詫びの印として「30ポイント」を付与させていただきました。

当社はモニターの皆様の信頼を重視した対応に努めて参る所存です。
これからも調査にご協力頂けますようお願いいたします。

マイボイスコム株式会社

2024年11月13日 (水)

パネル貸し出し停止

自分の知り合いで、当社のモニターになっている方から、御社のアンケートに答えようと思ったら、他社のモニター募集みたいな画像が出ていました。また、個人情報の取得もあるということです。

それも今週と先週の2回あったけど、これって問題なんじゃないの?

という連絡がありそのモニターに頼んでその画像を取り寄せたら以下の様なメッセージでした。

======

「あなたの声を聞かせてください! 調査会社のイプソスのアンケートに参加しませんか? アンケートではあなたの意見および個人情報の一部を取得します。・・・」

======

これはGMOリサーチ&AI社を通じて、数社に当社パネルの利用を認めており、その提携会社からのアンケート依頼のURLをクリックしたらこの画像が全員に出る内容でした。

厳密に読めば「イプソスのアンケートモニターに参加しませんか、」ではありませんが「調査会社のイプソスのアンケートに参加しませんか?」はモニター参加を想起させるし、「あなたの意見および個人情報の一部を取得します。」は個人情報の登録もさせるのか、、と思われる内容です。

川島さんに調べてもらったら、当社パネルから2回で6千人以上の方が回答していて、おそらくそれよりも多いモニターの皆さんが「マイボイスのアンケートなのに何なの?、イプソスって何?、個人情報を取得するってどういうこと??」と思われたのに違いありません。

私から言わせると「イプソス、うちの大切な財産であるモニターさんに何をしてくれてんねん。」という内容です。

そのためGMOリサーチ&AI社には事実関係の調査を依頼しました。

もともとモニターの皆さんに回答できる機会を増やして、パネルの活性化を図るのが目的でしたから、この様なリスクがある以上「モニターを大切にする」という当社の理念から認めることは出来ません。

GMOリサーチ&AI社には強く抗議をするとともに、今後は他社のリサーチ会社への利用は一切停止して欲しいと申し入れました。

各社ともパネルの構築には多額の投資を行い、その回収率の低下に苦慮している状態です。

イプソスの行為は非常識で許されるものではありません。

2024年11月12日 (火)

New Researchの開発

「テキストマイニング(TextVoice)」もまだ伸びしろはあると思うし、今回投資をして新たに構築した2つの機能も活かして、年に5、6社は伸ばしたい事業です。

6月にインテージの昔からの友人である役員に担当マネジャーを紹介してもらい、田井さん、丸山さんと「テキストマイニング(TextVoice)」のデモに伺いました。

先方は4人のご担当者が出てきてくれて、色々と質問を受けてから1か月ほど関係者でお試し利用をしてもらいました

そして、関係者が「テキストマイニング(TextVoice)」と「見える化エンジン」の比較検討をした結果、これまで利用していた「見える化エンジン」の契約を止めて「テキストマイニング(TextVoice)」に切り替えるという判断をしていただきました。

この事からも「テキストマイニング(TextVoice)」にはまだ伸びしろがあると改めて実感しました。

しかし、テキストマイニングのお客様はかなりニッチな存在です。

そのため年に5、6社を増やすことは出来ると思うのですが、今の3倍、5倍の売上を作るのは困難だとも思います。

それに比べると「MyEL×生成AI」はアンケートをやっている企業、BtoCのビジネスをやっている企業であればどこでも役立つ汎用性があります。

そして、「テキストマイニング(TextVoice)」も「MyEL×生成AI」の機能と組み合わせることで、相乗効果を生み出す可能性もあると感じています。

「テキストマイニング(TextVoice)」と「MyEL×生成AI」、この2つの独自の魅力あるツールを前面に出したマーケティングで、当社の次の事業フェーズを作って行きます。

サーベイ型のリサーチだけではもう成長はなく、魅力的なリサーチ会社は作れないでしょう。

でも当社にはこんなに有望な商品が揃いつつあります。

新しい独自のマーケティングツールを前面に打ち出して、次なる成長と発展を実現させますよ。

2024年11月11日 (月)

TextVoiceの機能強化

対策3:TextVoiceの機能強化

こちらは12Mの開発投資をしてポジネガ分析とパースペクティブの機能改善を行いました。また、石田さん、伊丹さんが辞書の整備を進めています。まだ十分な事業成果が出てませんが、これらの機能改善によって徐々に契約数が増えると思います。

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何とか労働集約になるアドホック調査に頼らない安定した収益を作りたい。

他社にない差別化できるサービスを作りたい。

そんな想いで「テキストマイニング(TextVoice)」の開発に着手したのは2015年でしたから、もう8年も前のことです。

残念ながら若くして亡くなった分析と数学に詳しかった森君と、営業マネジャーだった栗田君の2人を専任にして取組みを始めましたが、社内にツール開発のノウハウなんてなく、右往左往しながらの挑戦でした。

当初は1年で開発は終わり、3千万円ほど投資をすれば完成する予定でしたが、結果的には開発に3年以上の月日と1億円近い経費がかかり、経営的に厳しい環境に陥りました。

しかし、伊藤忠商事から増資してもらった資金でシステムを改良することで、少しづつご契約がいただけるようになり、まだ35~40Mの売上ですが一定の固定収益が作れる様になりました。

今後も毎年10Mくらいは売上が伸びると期待していましたが、昨年度は前期比87%と減少で、今期の上期も更に減少しています。

それを巻き返すために昨年度から12Mの追加投資を行い、販売のボトルネックになっていた2つの機能を4月と7月にリリースしました。

これらの機能改善で再度上昇気流になることを期待しています。

先週の金曜日にインテージさんが「見える化エンジン」から「テキストマイニング(TextVoice)」に切り替えてくれたことお伝えしました。

リサーチやデータ分析に詳しい人も多い彼らが評価してくれたのも、機能改善した効果かもしれません。

当社の経営の安定のためにも、若くして亡くなってしまった森君の優れた才能を活かすためにも、想いを込めてこの事業を成長させたいと強く思っています。

新規事業を成功させることは思った以上に大変で苦しいことですが、でも新しい事業に挑戦しなければ会社は衰退して継続できなくなります。

それなので、当社の将来のため、働く社員の皆さんのためにもリスクを取って新しい事業やサービスにも挑戦し続けたいと思います。

そのための資金とネットワークはあるから事業投資は続けます。

2024年11月 8日 (金)

インテージさんの説明会

インテージさんがテキストマイニング・ツールを、「見える化エンジン」から「テキストマイニング(TextVoice)」に切り替えてくれました。

その操作説明会をやるというので、ご挨拶だけしようと思って参加をしたら、オンライン説明会に131名も来てビックリでした。

丸山さんが冷静にしっかり詳細に説明してくれたので良かったです。

リサーチのプロが多いインテージのリサーチャーの皆さんが、「テキストマイニング(TextVoice)」を評価いただけて嬉しく思います。

彼らの利用が増えて、「テキストマイニング(TextVoice)」の売上も増えると良いですね。

丸山さん、とても分かり易い良いプレゼンでした。

ご苦労様でした。

プロモーションリサーチ

 

サービス内容

生産実績

(百万円)

デジタルマーケティング事業

販促支援、プロモーション、システム受託開発

9,037

データマーケティング事業

オンライン、オフラインでのデータ収集と提供

9,754

インサイト事業

(リサーチ事業)

消費者インサイトの発掘、レポート作成等でのマーケティング戦略の意思決定支援

6,303

こちらはどこの会社の売上構成か分かりますか。

実はクロスマーケティングが公開しているセグメント別の売上の内訳です。

クロスマーケティングは当社と同じリサーチ会社だと思っているでしょうが、実はリサーチ事業の売上構成はもう25%でしかありません。

残りの75%は販促・プロモーション事業や、データマーケティング事業になっています。

リサーチの市場環境はどんどん厳しくなり、インターネット調査の成長も止まり、今後は生成AIの影響でリサーチ会社の経営環境は益々厳しくなるかもしれません。

それを見越してクロスマーケティングは既に「販促・プロモーション会社」に大きく舵を切っているのだと思います。

彼らはもうリサーチ会社ではなく、販促が中心のマーケティング会社なんです。

当社は専門性で選ばれる「コンサル型リサーチ」を実現するという目標は変えません。

しかし、それを実現するためにも「テキストマイニング(TextVoice)」や「MyEL×生成AI」でのマーケティングツール事業を伸ばす必要があります。

また、昨日紹介したファミペイの「プロモーションリサーチ」も、厳密にはリサーチ事業ではありませんが積極的に取り込んで行きたいと思います。

これは15~20万人に新商品の認知を促す簡易アンケートが出来て、4~5万人に喫食もしてもらえるので、飲料や食品メーカーの販促部にとっては魅力的なサービスになるでしょう。

強い生物が生き残るのではなく、環境の変化に順応できる生物が生き残る。

これが自然界の鉄則ですが、企業という「法人」も同じです。

「当社はインターネット調査の会社です」という固定概念には縛られずに、マーケティング分野でお客様に役立つサービスを創出し、適切な成長と利益を無理なく生み出せるリサーチ会社にします。

そして、当社のゴーイングコンサーンと、皆さんの雇用は必ず守ります。

2024年11月 7日 (木)

ファミペイリサーチ

対策4:ファミペイリサーチ販売

ファミリーマートさんの「ファミペイ」の会員を活用した「ファミペイリサーチ」があり、その販売代理店契約を当社とIICが結びました。購買データと意識データを組み合わせたサービスや、プロモーション系のサービスが作れるので、このシステムを使った新たな事業を創出します。

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リサーチの企画提案力を強化し、意思決定に寄与できる高付加価値なリサーチが提供できるようになる。

これが当社として実現すべきビジネスの中心です。

でもアドホック調査だけだと、極端な季節変動もあって安定しないし、4Qの繁忙期にはかなり無理をした残業をしないと対応できない、という構造的な問題を抱えてしまいます。

それを緩和して安定した収益と、無理のない勤務の両立を図るために、「アンケートデータベース(MyEL)」と「テキストマイニング(TextVoice)」という固定収益を生む固定収益ビジネスを作ってきました。

そして、更に「MyEL×生成AI」という独自のサービスを構築することで、固定収益を増やすための投資を行っています。

これとは別に「ファミペイリサーチ」の販売で、特に「プロモーションリサーチ」は多くのコンビニユーザーに、アンケート回答を通じて商品の内容理解を進めて、更にクーポン利用で沢山の方に新商品の飲料や食品をトライアル喚起できるサービスです。

数万人に知ってもらって、食べてもらえる、というのはメーカーにとって価値のあるサービスになると思います。

こちらはリサーチャーのサービス対応なしで、かなり大きな売上と利益が作れます。

SGの営業体制を強化することで、RGの労力に頼らない収益源を、グループ資源を活用したサービスで作って行きます。

ファミペイリサーチやMyEL×生成AIの販売で、下期のRGの負荷がない形で、ちゃんと安定した利益が作れるような事業構造にして行きます。

2024年11月 6日 (水)

グループ市場の開拓

5.伊藤忠関連業務の減少 (FMV案件の終了、FOODATAの減少)

 → 食料Coとの協業、ファミペイリサーチ、FMV調査、DX関連の開拓を推進

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こちらも私が28日に説明した内容です。

この上期は過去に大きな売上があったFMVやFOODATA等の伊藤忠関連が、大幅に減少したのも響きました。

しかし、リサーチ市場が伸びない現状や、生成AIの出現でより厳しくなることが予測される市場環境の中で、どうやって適正な成長を作るかを考えないといけません。

その1番の対策が「MyEL×生成AI」→「コンサル型リサーチ」の流れを作ることです。

そして、もう1つは伊藤忠グループの立ち位置を活かした開拓を進めることだと考えています。

そのための対応は1年前からIICにも協力してもらい提案を続けていて、現時点で以下の4事業が動いてきました。

 1)食料Coとのリサーチ協業、

 2)ファミペイリサーチの活用、

 3)FMV調査の再提案、

 4)DX関連リサーチの開拓

特に、1)と2)は具体化が進んでいます。

このあたりのグループ企業の対策を粘り強く進めることで、一般のリサーチ会社では作れない市場を開拓します。

そのために必要な準備や体制整備もありますが、新しい市場を開拓することは企業として不可欠なことだから、こちらは私が先頭に立って進めます。

2024年11月 5日 (火)

営業活動KPIの成果

リサーチの市場環境は厳しくなり、当社の上期業績も厳しい状態になりました。

事業会社のリサーチ売上も昨対比91%の減収でした。

サイト問合せからの受注が昨年度の14.9Mから、1.9Mに▲13Mも減少したのが響きました。

この原因は明確ではありませんが、SEOも順調だし、リスティング広告も増額しているので、リサーチ市場の変化から来ているように推察しています。

そんな中ですが、改善対応で良い動きも出てきています。

こちらは上期説明会でS1事業会社のリサーチ対応で説明した内容です。

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3.過去からの企業への営業活動量の不足、技術力向上施策の不備

    → 2QからS1の営業活動のKPIを決めて実行中

取引先数、案件数を増やすため活動KPIを設定。 各営業が月12件の新規面談/月6本のPUSH提案/既存客80人をKPIとして活動

2.新規面談確保、PUSH提案継続実施 

  上期PUSH提案からの受注 10本 682万円

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S1受注減の原因は、リサーチ市場の変化もありますが、コロナ禍の時期から企業に対する営業活動量の減少が恒常的に続いたこともあったと思います。

そのためS1では田井さんが先導して、2Qから活動のKPIを決めて動いています。

その結果、上期でPUSH提案から10本 682万円の新規受注が出来ました。

これって金額は大きくありませんが、これだけ新規の開拓が出来たのは大きな成果です。

その後も3月から積極的に客先訪問をしてきた阿部さんが、伊藤園さん、サントリーさんというメジャーなお客様を新規に開拓して、大きな案件を受注したという嬉しい報告も受けています。

伸びが止まったとはいえインターネット調査市場は700億円もあるから、当社が攻めることが出来るフィールドは必ずあります。

営業活動のKPIを続けることで、事業会社からのリサーチ案件も増やして行きましょう。

上期の▲25Mの借金は3Q中には返したいから、引き続きの活動をお願いします。

2024年11月 2日 (土)

RG採用状況

先週リサーチ経験が20年以上の派遣の方を紹介いただき、18日から出社頂くことはお伝えしました。

この方は定量調査も定性調査も沢山経験していて、ご自身でグルインのモデレータもされています。

彼女に調査票作成やレポート作成の作業時間がかかる業務を持ってもらえれば、RGの皆さんの下期の負荷をある程度は削減できると思います。

この他に木曜と金曜で3人のリサーチャー希望者と面接しました。

1人の男性の方は何がしたいのか分からずNGでしたが、お2人の女性はとても優秀でしっかりした方で、適性も高いと思うので急ぎ適性検査を受検してもらいます。

また、DODAダイレクトとビズリーチの登録者に、リサーチ会社で4~5年ほどの勤務経験のある方が7人おられたので、その方達にスカウトメールも送りました。

RGの下期の負荷を減らすために、引き続き採用活動に注力します。

2024年11月 1日 (金)

リストラの経験

自分もCRC総研で好きで自信もあったリサーチ事業がリストラされて、辛く苦しい経験をしているから、事業撤退した社員の苦しみは痛いほど良く分かります。

大会社では事業変更やリストラは良くあることだし、寝耳に水みたいに突然起きることです。

私の場合は入社して13年ほどシンクタンク部門で仕事をしていた時でした。

突然シンクタンク部門は今期で終了が決まったから、もうリサーチの仕事は受注せず、お取引先にはもう仕事が受けられないと伝えてこいと指示されて動揺しました。

自分は毎年計画を上回る仕事をしていたし、売上と利益で会社に貢献していて高い評価も受けていたから、自分の仕事が無くなるなんて思ってもいないことでした。

そして、勤務状況や評価が悪かった社員は解雇され、残る社員も全く異なる部署に異動になりました。

事業撤退の原因はリサーチ事業の知見がない経営者が来て、何の差別化戦略もないまま無理な人員拡大を進めたことでした。

リサーチの知見のない年配者がどんどん入社して、40人ほどだった社員が7~80人まで急増して大きな赤字を出す様になり、その大赤字が3年も続いたたことで、ITに特化するという会社の方針でリサーチ事業は撤退になりました。

現場の社員は優秀でしたし一生懸命に働いていました。

また、一般社員には事業部の決算がどうなっているのか、どんな方針で事業を拡大するのかも全く知らされていませんでした。

大赤字の原因は経営判断なのに、そのしわ寄せが現場の社員に来ることに組織の矛盾を感じました。

私は当社の社員の皆さんには決してあんな辛い想いはさせたくありません。

それだけに、当社は事業構造を市場変化に合わせて変革しながら、しっかりと適切な利益も作り続けて、成長し続けることで皆さんの雇用を必ず守る。

もっと良い職場にしてもっと良い仕事と報酬を提供できる会社にする。

そのことを強く意識しながら経営をして行くつもりです。

企業にとって1番大切なのは、やっぱり事業のゴーイングコンサーンなんですよね。

事業が赤字になり事業撤退になることが、そこで働く従業員や、お客様、お取引先、株主のステークホルダーにとって1番不幸なことです。

当社では決してそんな事が起きない経営をして行くので、皆さんも企業の現実を理解し、適切な成長と利益を生み出すことを意識した活動をお願いします。

2024年10月31日 (木)

リサーチ事業撤退の歴史

月曜の説明会でも話したように、リサーチ市場はもう低成長から微減の状態になり、これから生成AIの普及で更に厳しい環境になると予想しています。

もうアドホック調査のサーベイだけで事業を成り立たせるのが難しくなるかもしれません。

そして、インターネット調査が生まれてから3~5年で起きた大きな地殻変動が、今度は生成AIによって再現されるようにも感じています。

それはAIに対応出来ないリサーチ会社や、小規模なリサーチ事業者は、リサーチ市場から撤退を余儀なくされるということです。

皆さんは電通リサーチ、東京サーベイリサーチ(博報堂G)、リサーチアンドデベロップメント(R&D)、スミスというリサーチ会社をご存じないと思います。

いずれも100~200人の従業員がいた社歴も長く、技術力もあったリサーチ会社で、15年前まではリサーチ業界で立派なポジションを占めていました。

しかし、現在はこの4社とも実質的になくなりました。

電通リサーチと東京サーベイリサーチはマクロミルの傘下になり、そこで働いていた社員はこれまでと全く違う価値観や業務内容に順応できず、殆どの社員が退社したと聞いています。

R&Dはクロスマーケティングの子会社になった後で吸収されて無くなりました。

そして、西武セゾングループだったスミスもNTTデータに買収された後で解散しています。

この他にも多くの中堅、中小のリサーチ会社が事業撤退しました。

それなりの事業規模があり、大きな企業グループに属していた会社でも、市場環境の変化に対応できずに赤字が続くと事業から撤退することになる、それが企業の厳しい現実です。

先日の説明会でも当社には約7億円の現預金があって財務は全く問題ないと伝えましたが、上期の2桁(▲15%)の売上減は注意が必要な事象です。

企業はどんな状況でも適正な成長と利益を作るための工夫と対応は必要です。

それは従業員の皆さんを始めとした当社のステークホルダーにとって必要なことだからです。

下期はRG体制に不安も生じてしまいましたが、現在の生産体制で出来る範囲でベストを尽くして参りましょう!

市場環境の変化に対応したビジネス構造の変革は、会社が責任を持って進めます。

2024年10月30日 (水)

派遣社員の入社

下期対応でRGの体制補強を急いで進めています。

昨日は派遣社員の方の面接をして入社が決まりました。

20年以上のリサーチキャリアのある方で、定量調査と定性調査の両方の経験があり、ご自身でグルインのモデレーターも数多く経験されています。

調査票や調査レポートの作成も十分にできるキャリアがあります。

この方に調査票や調査レポートの1部業務をお願いすることで、RGの皆さんの負担軽減になればと思います。

11月18日(月)からの出社で3月末まで勤務いただきます。

また、明日と明後日でリサーチャー希望で有望な3名の方と面接を行います。

こちらも積極的に進めて、派遣社員の採用も含めて引き続き生産体制の強化に努めます。

こちら取り急ぎ状況を共有します。

MyEL×生成AIの位置づけ

「MyEL×生成AI」は当社が1998年7月から1ヵ月も休まずに、315ヶ月間で聴取した約3,600件の1万人調査データ(インサイトデータ)があるから出来るサービスです。

それなので、当社以外のどんな会社でも作ることは出来ません。

特に過去にさかのぼった調査データは、今からでは絶対に作れないから、当社だけの経営資源であり、当社だけの独自サービスになります。

MyELには飲料、食品、日用品、流通、金融、情報、通信、ライフスタイル、季節の催事等の多ジャンルの調査テーマがあり、28項目の個人属性があるのと、各テーマがモニターIDで紐づけることが出来るという特徴があります。

イメージ的には1人の方が30テーマに答えていたら、その1人のモニターの28項目の属性と、約300問の設問の回答データが繋がるニューロの様なデータ形式になります。

それなので複数の調査テーマ(1~3テーマ)を、クロスセクションで繋げることができます。

また、継続テーマであれば、15年前、10年前、5年前、今年等で時系列のデータがあるから、それらを使って将来の市場構造を推測したり、需要予測をすることも出来るかもしれません。

「MyEL×生成AI」のアウトプットを見て、MyELユーザーから話も聞いて、色々とイメージが広がってきました。

しかし、「MyEL×生成AI」のリコメンドだけで企業はマーケティングの意思決定は出来ません。

ここで出たアイディアや仮説を元に、しっかり設計したリサーチを行う流れになるはずです。

「MyEL×生成AI」→「コンサル型リサーチ」を目標にこれからの新しい事業を創って行きましょう。

これは当社独自の事業展開であり、リサーチ市場が低迷するなかでも有効な手段になると思います。

市場環境は益々厳しくなりますが、良い事業展開も見えて来たから頑張って参りましょう!

2024年10月29日 (火)

MyEL×生成AIの開発

昨日の上期決算説明会でもお伝えしましたが、現在当社では「MyEL×生成AI」を次の戦略商品として開発を進めています。

7社のユーザーヒアリングでは良い評価もいただけていて、事業の可能性と広がりも感じており、こちらの事業化に注力します。

「MyEL×生成AI」から「コンサル型リサーチ」に展開するのが当社の重要な戦略です。

このAIシステムを開発してくれているのは、まだ2年前に創業した正社員が7人のスタートアップ企業です。

IICがこの会社との接点があって、IIC経由で開発を委託しています。

AIサービスは色々な企業が参入しており、スピード感を持ってサービスインすることが必要で、彼らは土日も休まずに開発に取り組んでくれているそうです。

そのお陰でたった1カ月半でPOCシステムが完成し、ユーザーヒアリングも行い、そこで得た意見や要望も取り入れて第2フェーズのシステム開発に入りました。

非常に優秀なAI技術者の強力も得ることが出来たので、日本で最大のインサイト情報を活用した「MyEL×生成AI」は素晴らしいサービスになると期待を膨らませています。

この開発に取組んでいる創業者の代表取締役社長と取締役の2名が、先日、次の開発の方向性を決めるためにIICの鈴木さんと一緒に来社して、私と石田さん、日置さんの6名で2時間半の打合せをしました。

2人とも非常に優秀で、AIの技術にもシステム開発にも詳しいことが良く分かり、この人達なら安心して任せられると思いました。

それでこの社長の略歴を調べたら東大大学院で物理工学を専攻して、ドバイで起業した人でした。

東大卒の優秀な人は中央官庁のキャリア官僚や大企業に入るのが昔の流れでしたが、今は1番優秀な人達は新しい技術で起業するという記事を読んだことありましたが、まさにこの方はそんな生き方を選んだのだと思います。

彼らの優秀な才能と技術も使わせてもらい、お客様に役立ち喜ばれるAIサービスを実現して、当社の次の成長と発展の基盤を作ります。

MyEL×生成AIの展開に期待して下さい。

2024年10月28日 (月)

採用環境

この2年程は採用環境がこれまでにないほど厳しくなっています。

これまではリクナビNEXTやdodaといった求人サイトへの掲載で、1回に200人位の応募があり、その中から4~5人を書類審査で選定して採用面接をしてました。

それが今は応募者数自体が40~50人まで激減しています。

広告代理店から求人サイトから、ダイレクト系のサービスに転職者が動いているとの情報を聞いて、1年前からdodaダイレクト、リクルートダイレクト、エン・ジャパンダイレクトと契約してこちらから登録情報で選んだ方に案内メールを送っています。

しかし、それでも思う様な採用が出来ないため、採用時に成果報酬も払うビズリーチとも契約して、こちらも活用した採用も始めました。

ビズリーチは凄くテレビCMも目にしますが、これは転職希望者からも登録料を取り、求人企業からは掲載料に加えて、採用時に成果報酬も払う形態でした。

採用コストは大幅に増えますが、多くの企業はこの様な高コストのサービスも利用しないと人手不足に対応出来ないのが実態のようです。

当社も一刻も早くRGの人員を補強しなくてはいけないし、SGも新しいサービスを提案するための営業体制の強化が必要です。

とはいえ、当社のサービスは論理的に考える能力が必要ですし、人柄的にも誠実な良い人材で構成させたいので採用に妥協はできません。

でもここに来て流れが変わったか急にとても魅力的な応募者が増えてきて、先週だけで5名の方が書類審査を通り面接に来てもらいます。

その中の2名はリサーチの業務経験もある方です。

また派遣会社からもリサーチ業務で長年の経験がある方の紹介がありました。

まずはこの5名の方の採用選考と派遣の方の面談を急いで進めて、出来るだけ早くRGの体制補強が進むように尽力します。

RGの皆さんが無理のない働き方で下期業務が遂行できるように、採用活動に全力で取り組みます。

2024年10月25日 (金)

市場変化のチャンス

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リサーチ会社の事業環境はこの2、3年でかなり厳しくなっています。

アドホックの市場規模は低成長か横這いで、そこに生成AIという全く新しい革新的な技術も現れて、それが簡易的なリサーチ市場を削り取るかもしれません。

こちらのグラフはインテージさんが公開している営業利益の推移です。

同社は6月決算だから当社基準だと2021年度をピークに利益は減少しています。

インテージはリサーチ業界のリーディングであり、組織力も技術力もある、日本では数少ないまともなリサーチ会社だと思っています。

そのインテージ社でも収益が下がっていて、そこに追い打ちをかけるように生成AIの大波が来ようとしている訳ですから、今まで通りのビジネスモデルでは今後の3年、5年を乗り越えることが出来ない会社も出て来ると思います。

体力のないリサーチ会社や、小規模なリサーチ事業をやっている企業は、リサーチ市場から撤退を余儀なくされるでしょう。

インターネット調査が生まれてから数年で急に起きたことが、今度は生成AIの出現によって再現されるような予感がしています。

優秀な人材と、システム投資ができる資金力、そして、システム対応できるITネットワーク、

この3つの要素がこれからリサーチ事業が成立する条件になると思います。

幸いにして当社には現在7億円の資金があるし、IICや伊藤忠グループとの連携で生成AI等のIT技術を活用したサービスを創ることも出来ます。

それなので、今回のリサーチ市場の変化をチャンスと捉えて、「MyEL×生成AI」の開発を起点としたAI活用の事業創出に取り組みます。

変化はチャンスであり、当社は良い発射台にいるから、積極的に事業構造を変革しながら成長、発展を必ず実現させます!

2024年10月24日 (木)

在宅勤務制度の導入

9月に実施してもらった「エンゲージメント調査」で、従業員の皆さんから希望が多かった以下の2制度について実施することにしました。

 1)半休の上限設定の廃止

 2)在宅勤務制度の導入

半休の上限制度の廃止は10月から実施しており、在宅勤務についても1年以上勤務している正社員と週5日勤務の契約社員を対象に11月から導入します。

制度の詳細については業務管理室から通達を出しますので、そちらで確認して下さい。

下期は上期の2.5倍ものリサーチ業務を遂行するため、RGの方の残業増が大きな課題です。

その問題は「エンゲージメント調査」でも明らかでした。

下期の減員の問題もあり、少しでもRGスタッフの負荷を減らすため、当初は来期からの導入で準備を進めていましたが、急遽11月から始めることにしました。

これによって通勤時間が1時間の方は月に8時間、1時間半の方は12時間の拘束時間の削減が図れますから、少しでも下期の負担軽減になればと思います。

RGの体制補強も急いで進めますが、まずはこちらの制度変更から対応します。

必要な機材やリモートワークの勤務時間を把握する在宅システムの導入も並行して進めます。

業務管理室から運用ルールを通達するので、その内容で準備を進めて下さい。

以上、よろしくお願いします。